愛しい

守りたい、愛したいという感情と共にわたしを支配する強烈な破壊願望




嗚呼




この手で守ってきた大切な者をわたしの手でぐちゃぐちゃに壊してしまいたい




わたしの目の前で壊れて苦痛と悲しみにくれる顔を見てきっとわたしは楽しそうに嬉しそうに笑う




追い詰めて追い詰めて、壊して




再生させるもしないもわたし次第




苦痛と悲しみに塗れたその顔をわたしに見せて、ねぇ

優しく出来ない

わたしが要求するレベルが上がっているのか


仕事上での扱いが当たり前になっているのか


気持ちが冷めたのか


何をしたいのかが判らない


わたしがあの日あの時言った言葉は嘘偽りはなかったはずなのに滑稽だ


わたしの方が耐えられないということなのだろうか


否


仕事上のストレスの八つ当たりなのだろうか


わたしを取り巻く環境


１８０度


望んではいけないのに

ね？

先週は週に４回ホテルに行った

内、1日は違う男と時間差で２回

勿論ホテルに行った男は全員違う

他ホテルには行っていないけれども

食事をしてお金を貰った

食事をして、お金を貰ったのが２回

何やってんだろホントに

毎日毎日違う男と会って、違う名前で呼ばれて

違う名前で呼んで

来るメールも顔と名前が一致しなくて

それでも足を開いて、媚を売る

甘ったれた口調、媚を売るしぐさ

無作為を装って内太ももに手をおいて

楽しそうに笑う

わたしはお客様のお金には溺れているけれども

お客様には溺れていない

わたしはお客様のお金は大好きだけれども

お金を持っていないお客様には用は無い

わたしに嵌ってね