今日は、2科目、4科目受験・勉強についてです。
新小4の春に子供の入塾相談に行った時、2科目から始めさせて様子をみようかなと思っていたのですが、塾の先生からは、4科目受験がまだまだ主流ですよ、あとから理社を挽回するのは大変ですよ、といった一般的な話に加えて、「2科目の場合、算数・国語のいずれかが苦手になってしまうと2科目合計点が安定しにくい、一方で、4科目だとわりと総合成績は安定しやすいですよ」と言われました。当時はあまりその言葉自体に関心はなかったのですが、最近この言葉が腑に落ちるようになってきました。
わが子は、算数は波があり(ケアレスミスが中心…)、国語はそれほどの波はないが良すぎることもない、理科は安定して高得点、社会は歴史が苦手で地理・公民は安定という構図です。ここ数回のYTテストを見ても、例えば、算数でケアレスミスを連発して芳しくなくても、他の科目で極端に崩れないので、トータルで見ると偏差値60以上はキープ(四谷大塚YTテスト、Cコース)、という状態が続いています。まさに、これが入塾相談時に先生が言っていたことなんだなと納得しました。誰しも1つや2つは苦手科目がある、逆に言うと1つでも得意科目があったり、突出してできる教科はなくとも、まんべんなくできる子は、総合で見るとそれだけで上位に入れる可能性を持っているということなんですね。
そういう意味で、受験予定校の算数・国語、理科・社会の配点って非常に重要ですよね。もちろんそれで受験校を決めるわけではありませんが、志望校が4科目とも同じ配点、もしくは、算国・理社で極端な傾斜配点がない場合は、うちの子にとっては試験自体は向いているんだろうなと思いました。受験校を絞る時期にきたら、各教科の配点を気にしながら対策をしていかないとですね。