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沈黙の森(C.J.ボックス)

著者C.J.ボックスがアンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞、ガムシュー賞という史上初の4大タイトルに輝いた話題のデビュー作「沈黙の森」をやっと読みました。


ワイオミングという山の中で猟区管理官になったばかりのジョー・ピケットが主役。純粋、不器用、無口だがいったん火の粉が自分の家族に降りかかろうとすると、一躍大活躍のヒーローに変身。言ってしまえば、典型的なアメリカン・ヒーロー物。


だが、ワイオミングの情景や登場人物の生き生きとした描き方など素晴らしいところは多い。ジョー・ピケットのシリーズは、本国アメリカでは2001年の本書から毎年1冊のペースですでに9作出版されている。次作も楽しみだ。


【ジョー・ピケットのシリーズ】
Open Season (2001)→沈黙の森ぬうむ-沈黙の森
Savage Run (2002)
Winterkill (2003)→凍れる森
Trophy Hunt (2004)→神の獲物
Out of Range (2005)
In Plain Sight (2006)
Free Fire (2007)
Blood Trail (2008)
Below Zero (2009)


【翻訳本(日本での発行年月)】
2004年 8月 沈黙の森(講談社文庫)
2005年10月 凍れる森(講談社文庫)
2008年 3月 神の獲物(講談社文庫)
2008年 8月 ブルー・ヘヴン(ハヤカワ・ミステリ文庫)
※「ブルー・ヘヴン」は、ジョー・ピケット物ではなく、アイダホ州北部の小さな町を舞台としたサスペンス。

Jリーグ第1節(初日)

始まったJリーグ。


テレビでは鹿島vs浦和を放送しましたが、なかなか見応えのある試合でしたね。ただ、どちらのチームともにガチャガチャした感じで危険なプレーも多く、その意味ではこれから調子を上げていくのかな、とも。


今シーズンは、遅延行為に対して厳しくするとのことですが、それにしてもイエロー・カード多過ぎ。


ジェフは対戦相手が悪かったと言ってしまっては元もこもないでしょうが、完敗。


【J1第1節(初日)】
F東京  1 - 4  新潟
横浜FM 2 - 4  広島
名古屋  3 - 2  大分
千葉   0 - 3  G大阪
鹿島   2 - 0  浦和
川崎F  1 - 1  
磐田   2 - 6  山形


しっかし、この「6点」っていうのはなんですか?>山形


【J2第1節(初日)】
福岡   0 - 0  富山
徳島   0 - 0  東京Ⅴ

大胆!J1順位予想

ついにこの土曜日にJリーグが開幕しますね。楽しみです。ウキウキ。


いつもは、単純にひいきのジェフ千葉を応援しているだけなのですが、今年は大胆にも順位予想なるものをやってみました。


基本的に、去年成績のよかったチームで大きな不安材料がないチームを第1のグループにしました。次いで、去年はまぁまぁ、または明るい材料があるチームを第2グループに・・・。こんな感じで3つのグループに分けた上で若干の出入りや好みを入れた結果がこれです。


優 勝 鹿島
 2位 G大阪
 3位 川崎
 4位 名古屋
 5位 浦和
 6位 大分      (以上第1グループ)
 7位 FC東京
 8位 柏
 9位 清水
10位 京都
11位 横浜F      (以上第2グループ)
12位 広島
13位 千葉
14位 神戸
15位 磐田
16位 新潟
17位 大宮
18位 山形


そんなに好きなチームではないんですけど、鹿島は磐石という感じがします。持ち前の力を発揮できればG大阪にも可能性はあると思いますが。
浦和は、どうなんでしょうか?戦術の大きな変更があってうまく機能すればもう少し上に行く可能性はあると思うけれど、やっぱり個の力に負うサッカーが出てきてしまうんではないかと。


ジェフには守備の中心となる選手を獲得してほしかったが、ちょっとねぇ。でも、降格を心配しないようにお願いしたいところ。


J2から上がってきた2チームのうち広島は経験もありいい選手も多いので、まず昇格1年目は中位につけると思うが、若い選手も多いので調子に乗ると5位以内というセンも。一方の山形については、ほとんど何も知らない状態だけれど、J1のレベルを激しく感じる1年になるような気がする。


まぁ、勝手なこと言いましたが、テレビでどんどん放送して、見ていて楽しい試合が多くなるといいなと思っています。

キング・サニー・アデ

今回はアフリカにいきます。当然アフリカにもポピュラー音楽はありますが、ほとんど全くと言ぬうむ-KSA001 っていいほど知られていませんね。フェラ・クティと昔のミリアム・マケバ(パタパタがヒットしました)くらいかな。


さて、キング・サニー・アデは1946年メソジスト派の牧師の子としてナイジェリアで生れた。ナイジェリアの民俗音楽の影響が強く残るポピュラー音楽にはヨルバ族のジュジュ、フジ、アパラ、サカラそしてアフロ・ビート(フェラ・クティが代表的)があるが、アデは10代から音楽の道を歩み、20才のときにバンド「グリーンスポット(のちにアフリカンビーツという名に変える)」を結成、自分のやりたかったジュジュ・ミュージックを始める。その10年後の1976年には自らのレコード会社を設立するなどナイジェリア国内で大人気バンドとなり、数回イギリスで小規模な活動もする。


ときは1981年ワールド・ミージックの大御所ボブ・マーリーが死亡したことによって第2のスターを探していたレコード業会が目をつけたのがアデだった。


1982年にアルバム「ジュジュ・ミュージック」で世界デビュー。これがあたり最初に公演したイギリスでも次に上陸したアメリカでも絶賛の嵐。

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彼の音楽の特徴としては、民族音楽の影響を強く感じるが、演奏にエレキ・ギターやシンセサイザーなどを広く取り入れていることや、トーキング・ドラムなどアフリカのオリジナルな楽器も使い、決して画一されたポピュラー音楽になびかないシンプルでノリのいいダンス音楽といったところだろうか。


翌1983年「シンクロ・システム」(1枚目の写真は日本国内盤ジャケット)がまた前作をしのぐできのよさで、わずか2作で世界中のファンを虜(とりこ)にしてしまった。1985年には来日(3枚目の写真はその時のライヴ映像が納められたLD)。まさに、80年代後半はアデの時代だった。


しかし、90年代に入ったあるときから彼は、ナイジェリアから出てこなくなってしまった。世界に出るという意欲よりも国内での活動を重んじたとのウワサがありますが、真偽のほどは???しかし、もう50才半ばになるアデはまだ音楽活動は続けているようです。


【主なアルバム】どちらにしても国内盤は入手困難。輸入盤CDを探すしかない。ぬうむ-KSA003
1982年○Juju Music
1983年○Synchro System
1984年○Aura(2枚目の写真)

1988年 Live Live Ju Ju
1988年 The Return of the Juju King
1995年 E Dide (Get Up)
1997年 Ogun
1998年 Odu
2003年 Best of the Classic Years
2003年 Synchro Series
    ※○印は特選。他にも数多く出されているが、日本ではほぼ入手困難なため省略しています。

雪ーっ。

季節の変わり目は天気がよくないことは気象学あたりで説明できるんでしょうが、このところ天気がよくないです。先週も雪が降りましたが、今夜も雪です。
さいわいなことに積もらないという予報ですが、寒いよ~。


ぬうむ-snow

真っ暗な写真ですが、夜の車にうっすら積もった雪でも・・・。