ネットで調べものをしていると
赤ちゃんが生まれて、義理の母が初めて会いに来て
(義理の母は海外生活)
「おばあちゃんにしてくれてありがとう」と
お嫁さんにハグをして伝えた、という記事を読んだあと
次は、「私たち離婚しました。子どもは宝物なのでこれからも2人で愛情を注ぎます」という報告の記事を読んだ。
離婚も、いちがいに悪いこと、と区別はできないので
出産の記事も、離婚の記事も、どちらもスタートなのでしょう。
だけど、離婚というのは、まだまだ世間から見たらネガティヴな出来事。夫婦で分かり合えなかった、ということですから。
「シングルマザーの大変さを覚悟して妊娠しました」と公表すると「あら、大変ね」「なんでシングルマザーになってまで妊娠するのか」と言われるけれど、でもおめでたいという言葉も、少なからず飛び交う。
そう、妊娠は新しい命だから。
だけど、離婚しました、という報告にはおめでたい、という言葉は飛び交わない。
(暴力などが原因で離婚した場合は、おめでたい!って言われるのかもしれませんが)
ムスメが「わたしは出来ればバツイチにはなりたくない」と、いつだか話していたことがあるけれど、それが世間一般的な意見なんだろう。
離婚を経験したことがある人からすれば、そこまでハードルが高くないことなのかもしれないけれど「あえて、その経験はしたくはないわ」というのが、率直な意見なんだと思う。
結婚すると、そのパートナーと死ぬまで添いとげることが前提としてある。(日本だけ?)
柔軟に考える人たちも増えてきて、出産にも離婚にも、子育てにも正解なんてないんだとわたしは感じる。
考え方は十人十色。
だけど、前提としてある考え方はまだまだ「失敗したくない」というもの。
失敗って、いったい何なのだろうね。