私のような人間には理解できないことがある。

父が亡くなったときは泣きに泣き
葬儀が終わった時には4キロも痩せ
親って有難いものだったと反省ばかりでした。


やがて自分も迎えるであろうが理解したくない気持ちです。

モーツアルトはパパが亡くなった日に
友人のために作曲しています。
失意のどん底で作曲できる精神力にビックリするばかりです。

モーツァルトの手紙です。

「 君の『アミント』と賛美歌を同封する。
ソナタは妹さんに。
僕から宜しくと言って渡してくれたまえ。
少し難しいから、すぐに取りかかるようにとね。
さようなら。
PS・お知らせするが今日帰宅した時
最愛の父が死んだという悲しい知らせを受け取った。
僕の情況を察してくれるだろう。」

アルゲリッチが息子に欲しいと言ったキーシンで貼り付けます。

残念に終わりましたが。

モーツァルトの四手のためのピアノ・ソナタK521(31歳の作品)
マルタ・アルゲリッチ&エフゲニー・キーシン