男は独り道を行く -100ページ目

男は独り道を行く

誰も旅の途中

歩き始めて2キロ程度のところの自動販売機で水を買う。
飲んでいると、すごい勢いで歩いてくる小集団。
立江寺にいたA氏とO夫婦である。
少し一緒に歩きながら話をする。
O夫婦とは同じ宿のようだ。
今回、ゆっくり歩くことに決めていた。
そして雲を見て、どうやっても雨を避けられないと判断。
なので、徐々にペースを落としてゆっくり行くことにした。
途中止まる。
リュックと菅笠にカバー装着。
自分自身はポンチョを蒸着!
ポンチョをスッポリかぶると、リュックも濡れないのがいい。
リュックにカバーをしていても、肩紐は濡れるから。
こんなことをしているうちに3名は見えなくなった。

早目の準備が良かったのか、いきなり雨。
それも、それなりの量の雨。
時間自体は短かったが。

6キロほど行った場所にローソン。
そこでO夫婦と再会。
途中で雨にやられて雨宿りをしたそうだ。
また降られた時用にスパッツやレインウェアを装着している模様。
A氏(先ほどは書かなかったが先達)のことを聞くと、
雨が降る前に絶対に宿まで行くと言って猛スピードで行ってしまったらしい。
とりあえず荷物を置いて店内へ。
翌日は山なんで、食糧を調達。
そして、パピコを購入。
出発しようかと準備をしていたら現地の方に声を掛けられた。
「大阪?」
(何でわかるんやろ・・・)
「8チャンネルみたいなマークがついてるから、そうやろ。」
(これ、スポーツブランドのマークなんやけどな・・・)
そう思いながらも、
マフラータオルを見せたり、
金剛杖に付けているラバー製のBsキーホルダーを見せる。
でも、オリックスを知らんようだ・・・。
その上、多くの人たちの認識ってのは
大阪=阪神
オリックス=どこ?
らしい・・・。
実際は
大阪=オリックス
兵庫=阪神
なんやけど。
結構話し込んでいるうちに、O夫婦はいなくなっていた。

ここからはまた、

男は独り道をゆく
おとこはひとり行くものさ
燃える願いに命を懸けた
山の彼方に何がある
愛か 誠か 苦しみか
戦いの道 火の地獄
何があるのか知らないが
男はひとりでゆくものさ

といっても、あと3キロ程度なんですがね。
風は強いし、雨が降ったことや、ポンチョの着用で蒸し暑い。
パピコを食べながらというのが救いか。

15時前、
本日の目的地である
「道の駅 ひなの里かつうら」
に到着。
O夫婦もおられる。
ここで本日の宿に電話をして迎えに来てもらえることになっている。
O夫婦が電話し、待つように言われたそうだ。
それでも電話しておいた方が良いかと思ったが、
車に乗れない場合でいいんじゃないかということになった。
なので、電話せずに待つことにした。
ここでかぼすのジュースを買う。
味は、ふぅ~んって感じの、普通にかぼすのジュースでした。
しばらくしてお迎え。
電話しなかったけど予約してた者ということを告げる。
すると宿の方に電話で俺も追加で送迎することを連絡している。
そして一緒に乗せてもらい宿まで。
宿はここから10キロくらい。


(よこ・ω・づな)
アスファルトの道を歩き続ける。
途中、道が分かれる。
車道の方が距離は短いんかも知れんが、歩きへんろ道と書かれている方へ行く。
鮒の里の方の道である。
へんろみち保存協力会の地図では案内していない方の道となる。
なので、当然前回は通っていない。
そのため、どこで19番立江寺の方へ行くのかがわからん。
俺のスマホ(ZTE Blade Vec 4G)のGPSはかなりお馬鹿なんであてにならない。
へんろ道マークを見逃さないよう、慎重に歩く。

12時00分、

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19番立江寺に到着。
到着するとベンチには18番恩山寺の山を登る時にすれ違った方(A氏とする)、
夫婦で歩かれてる方(O夫婦とする)、
その他数名。
結構歩きがおるもんですな。
ベンチが埋まっている。
脇の方へ荷物をおいてお参り。
空腹なので買っておいたパンを食べる。
ベンチでは美味そうに赤飯か何かを食べている。
そう、門前の方に店があるのだ。
知っている人は昼前には来て、こいつを買う。
でも、遍路中の俺の昼飯の王道は菓子パン。
歩きながら食べられるから。
後は店さえあればジャイアントコーンとかのアイスクリーム。
雨が降るのは覚悟してるし、
ここまで雨が降る前に来られた。
これだけで満足。
後は今日の宿までなんでね。
それでも大雨にでも降られたら靴の中まで濡れる。
ゴアテックスなんで、濡れなきゃ問題は無い。
濡れた時が問題で、メッシュ靴のようには乾かない。
やはり急ぎたい。
そんなわけで、12時25分に立江寺を後にした。
その直前にも一人歩きの方が来られたようだ。(多分これが後に登場するB氏)


(よこ・ω・づな)
18番恩山寺へ向けて歩き続ける。
まだ雨は大丈夫そう。
しかし、自転車で抜いて行った人以外、人に会わない。
出掛ける時間が中途半端やったこともある。

近くまで来ると、今度は小さい山を登ることになる。
そこで降りてくる方がいたので挨拶。
車道を歩いても良いが、遍路道の案内があるのでそちらへ。
その道、特にどうということは無い。
それでもアスファルトを歩くより気分がいい。

10時35分、

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18番恩山寺に到着。
ちなみにここは、

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空海の母である玉依御前ゆかりの寺。

到着してみると、7人くらい歩き遍路がいる。
今年は閏年の申年ということで逆打ちが流行。
そのため、ゴールデンウィークの割には少ない印象。
この場所には人が多いので、本堂まで荷物を持って上がってお参り。
本堂は写真の階段をあがり、更に上にある階段を上がった所。
大師堂は写真の階段を上がってすぐ右手。
納経所は右手になる。
納経所に行く頃には置いてあるリュックは3つほどになっていた。
出てくるとリュックは無し。

11時00分、
19番立江寺へ向けて出発。
車道の方から降りる。
そちら側から降りると駐車場があり、トイレはそこにある。
ここでトイレへ。(当然男女別になっている)
すると、トイレの前に女性2人組。
どうも会話を聞いていると日本語ではない。
気にせず用を済ませて出発。
4キロほどなので12時までに着くな。

山をおりると

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牛舎。
この脇の道を行く。
ここ、記憶があるわ。

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牛の写真を撮っていると、先ほどの女性2名もやってきた。
写真を撮っている。
気にせず先に行くことにした。
すると、追ってくる。w
どうした?

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脇の道はこんな道。
道に筍がポコポコ生えている。
気を付けて歩かないと筍でこけてしまうので怖い。
風も強く、少し進んだ所で横を見ると、

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この状態。
筍といい、竹のトラップか?
風で竹が落ちてきたら怖い。
早くここを抜け出したいわ。
そう思いながら歩いていると、いつの間にか女性2人の姿を確認できなくなった。
ここを抜けた後も少しグニャグニャした道があり、
その後はアスファルト。
そろそろ空模様が怪しくなってきた・・・。

(よこ・ω・づな)