平成29年5月7日(日)
4時半頃に目が覚めた。
朝食は6時30分にお願いしてある。
いつものように準備を行う。
O野さんは脚の調子がやはり良くないとのこと。
少々ワープすることにしたようだ。
この辺がさすが。
無理矢理歩くようなことはしない。
無理して壊れたら意味が無い。
民宿の方に、俺と宿毛さんは昨日の最終ポイント仏木寺まで車で送っていただいた。
7時8分、スタート。
俺は専用機のGPS受信待ち。
その間に宿毛さんは先へ。
軽く500mほど開いた。
この方も初めてとはいえ、ここまで歩いてきた。
半分きてるので歩ける脚になっているため速い。
歩いていると2人組が前方に見えた。
追い着くと、大畑旅館で同じだったご夫婦でした。
昨日は民宿とうべやに泊まったらしい。
話を聞くと、かなり良かったとのこと。
何やら雇われている人がかなり気の利く人のようで、
以前から聞いていた悪い部分が完全に解消されている模様。
食事も美味しく、量もかなり多かったらしい。
設備もキレイになっているようだ。
少し進むと
こんな感じになる。
歯長峠である。
が、
通行止めになっていた。
噂には聞いていたが、まだ、いや、
修繕されないように見える。
仕方なくというか、これしか道が無いので脇の道路に降りる。
ほんの少し先で
7時54分、分岐。
宿毛さんにここで追いついた。
ただこの方は最短距離を行きたいようで、迷わずトンネルへ。
俺は出来れば峠を通りたいタイプなんで地図やグーグル先生で道を調べる。
左からでも行けそうだが、やはりアカンみたい。
あきらめてトンネルへ。
8時1分、
トンネルを抜けてすぐの休憩所。
まだ休まない。
ここは脇の道へ降りる。
8時23分、歯長地蔵。
「遍路の墓」とある。
この橋を渡って、川沿いに進む。
導引大師に8時36分。
なんか荒れてる様子。
腹が金色の鯉のぼり。
いや、別の魚なんやろか?
この付近、下宇和には「どんぶり館」というのがある。
それが見える。
が、この付近で宿毛さんに追いついた。
なんとなくどんぶり館へ寄りそびれてしまった。
残念。
いよいよ43番明石寺へ近づく。
でも、なんか前に見た景色と違う気がする。
別ルートを通ったかも知れん。
9時40分、
43番明石寺に到着。
地図読みで10.6kmなんで少し遅かったかも。
門を抜けた先のベンチに荷物を置いて参拝。
本堂。
大師堂。
納経所は門を抜けた先の右手にある。
ここからもルートが分かれるが、俺はここで終了。
卯之町駅へ向かう。
宿毛さんは登るルートは避けたいとのことで、俺と同じルートへ。
そのルートは卯之町の良い街並を見られる。
それでもその前に、少し登らなあかん。
来た道を戻るのではなく、脇から。
土の道である。
なかなか良い言葉である。
これに関しては初めての人にはわからない。
俺も最初はわからなかった。
早いは正義と思っていた。
だから今回はわりとゆっくり歩いている。
降りていくと、
よくある、なんちゃらの小京都。
この辺でお別れ。
ときわ旅館に泊まる予定とのことでした。
あと20kmくらい。
この時点で10時38分なんで、まあ良いペースでしょうな。
卯之町駅には10時47分に到着。
電車が出たばかりやった
(つд⊂)エーン
とりあえず切符を買う。
で、駅員さんにコンビニの場所を聞くと、最寄でも2キロほどあるという。
食事をできる場所も無い模様。
困った。
時間もあるので、他に電車を待っている女性と30分くらい会話。
東京の人のようだ。
俺も大泉学園にいたことがあるのでその辺の話とか、
東京など都会基準がおかしいという話まで。
田舎の洗礼というが、実はこれが普通なんよな。
都会が忙しすぎるだけで。
電車の時間まで腐るほど時間がる。
荷物を放置し、食事をできる場所を探しに行く。
なんとか見つけて食事。
この後、松山まで特急。
松山でまた特急に乗り換え。
途中で隣におねぇさん♡
全然修行が足らんやん!
で、犬をかごに入れている。
トイプードルである。
ヨークシャーテリアを飼っていたことがあるので犬には慣れている。
俺に吠えたり、おびえるような犬はほとんどいない。
が、このトイプードルは震えてたw
武士の家系なんで、犬なんか捕って食わんから安心しろ。
と、目で犬に訴えた俺であった。
(よこ・ω・づな)