三途の川の渡り方7 地図の読み方 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

4番大日寺に到着すると、ここにも団体。
ほぼ全ての団体は全員で、大きな声でお経を読む。
自分の間が狂うのが嫌なので、団体のお参りが済むまで待つ。
これはいつもの行動なんで、特に思うところは無い。
待っている間、団体の方の話が耳に入る。
さっきすれ違った団体の先達は雨男のようだ。w
あの人にいつも雨雲がついて行くらしい。
この団体についている先達は晴れ男らしく、この人のバスにあたる運ちゃんは皆喜ぶらしい。w
で、実際はどうか?
黒雲はどっかに行きました。w

お参りの後にここで座って昼食とした。
いつもは歩きながらやが、たまにはええでしょ。

13時23分、5番地蔵寺へ向けて出発。
地蔵寺へは2キロ程度と近い。
30分かからないくらいかと。
こいつも地図基準で歩く。
ここも以前は車道を行った。
なので、未知の道。
が、やはり問題発生。
神社へ入ってしまった。
そう、五百羅漢だ。
ま、行ける道は限られているので進む。
すると、地蔵寺の本堂。
13時51分。
どうやら裏から入ってしまったようだ。w
いくら遍路道とはいえ、裏から入るような道を地図で案内したらアカンでしょ。
これで、結果的には地元民が言う車の道を行けというのが正しいのが証明された。
ただ、この先それをやると逆に横から入るような寺もあったような記憶があるが。

樹齢800年超えと言われる大銀杏の木が素晴らしい。
特に樹木に関心があるわけでは無い。
それでも何か、決してパワーではないが、何かを感じ取れる気がするのは不思議。
以前、この種の樹木に白アリをばら撒いて、駆除を申し出たインチキ業者がおったな。
全てに優先するのが目先の金。
こんな、どこぞの國の人たちのようにはなりたくないな。

この木のところにベンチがある。
そこにリュックがポツリ。
この辺になると他の歩きの人たちも見るようになってきた。

14時12分、6番安楽時へ向けて出発。
安楽時へは5キロちょっとなので1時間ちょっと。
もう少しのんびりペースでもええかな。
山歩きが趣味とはいえ年齢が年齢の先達。
てっきり超スローペースと思っていたが、結構速い。
超快足の俺にとってはいいペースメーカーで、速度を抑えられているんやが。


(よこ・ω・づな)