*** 哲学の道 ***
岡崎神社から東に100m行くと丸太町通と白川通の交差点『東天王町』です。1976年まではここを市電が走ってました。東天王は平安京の東の守護だった岡崎神社の別名なのよ。
大豊神社の手前で琵琶湖疏水の分水を渡ります(@大豊橋)。哲学の道はここから南へ疏水沿いに200m歩いた熊野若王子神社の参道が終点(@若王子橋)。雪を被るナンテンがとても鮮やかでした💛(*1)
(*1)東天王=ひがしてんのう。大豊神社=おおとよじんじゃ。熊野若王子神社=くまのにゃくおうじじんじゃ
*** 参道 ***
大豊神社の狛犬さんは4ペア。一の鳥居のトコ、参道の途中に2(写真は1ペアだけ)そして本殿の前です。彼/彼女たちはみんな雪帽子。岡崎神社とは直線で300mしか離れてないのに(山際だからか)積もり方がこんなにも違うのね(@@)
/1番目の狛犬さん/
/2番目の狛犬さん/
/ネズミの大絵馬(左)/スタッフさんの雪かき/
*** 本殿へ ***
本殿に向かうにつれて雪が深くなり、手水の屋根の積雪は10cmほど。陽が射してきて風がないので寒くはありません。私の前を行くのは欧州系の3人。英語です。京都は大学が多いということもあり、神社にお参りする外国人グループはふつうの風景なのよ。
大豊神社は887年に藤原淑子さんが宇多天皇の病気平癒のために医薬の神さま少彦名命をお祀りしたのが始まりで、応神天皇と菅原道真も合わせてご祭神として祀られています(*2)
(*2)藤原淑子=ふじわらのしゅくし/よしこ(838-906)。宇多天皇=うだてんのう(867-931)。少彦名命=スクナビコナノミコト
/手水/舞殿/
/本殿前の狛犬さん/
*** 境内 ***
本殿から向かって右手が社務所です。女性のスタッフさんに御朱印をお願いしたら「申しわけありません、禰宜の手で朱印帳に書かせていただいています」、「ごめんなさい、御朱印帳を持ち歩くと荷物になるので持ってきませんでした」、「たしかにそうですよね。3月の枝垂梅がきれいなので、またその時にでもお越しいただけると嬉しいです」。有名ではないけど紅葉の時期もいいみたいよ。とても感じのいい素敵なお社だし、また来よ♪
/舞殿の額(上)/ネズミの人形/
*** 狛鼠/鳶/猿/蛇/狐 ***
柏ネズミたちは本殿ではなく、大国社で私を迎えてくれました。左の子は雪のどてらを着て太っちょがますます太っちょになっています。でも、右の細い子が雪を着てないのはどうしてなの? 誰かが雪を払ってあげたのかも♪
狛ネズミだけではなくて、狛トビも(愛宕社)狛サルも(日吉社)狛ヘビも(本殿)狛キツネもいて(稲荷社)《あはは、動物園じゃん(^o^)》。ホント楽しかったです。彼らみんなに感謝ね💛
組写真の作り方を覚えたので少しはスマートなブログになったかしら?『INDEX』も手直ししているところです(どれも自分のためなのだけど^^)
次回は哲学の道を歩いて法然院を訪ねます。
小さいけど立派な檜皮葺
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