2020年 (64-1) 年末詣の御堂筋22Dec26 | 容子のふんわり行きましょ

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もとトークばらの山下容子です。2000年から2015年まで『ふんわり行きましょ』というホームページを持っていました。

*** 御堂筋 ***

 

私は若い頃から年末の神社やお寺が大好き💛 新年の模様替えを見ているのがなんだか楽しいのよね。今日は(病状が落ち着いてきた父の回復のお願いも兼ねて)御堂筋沿いの年末詣を思い立ちました。

 

御堂筋はご存じ(梅田と難波を結ぶ、幅40mに少し足りない)大阪のトップストリート。みんなが工夫を重ねるので今もますます魅力増進中なのよ 年末まで葉を落とさずに粘っているイチョウたちが健気です。

 

 小旅のルート 

 
*** 難波神社 ***

 

難波神社(なんばじんじゃ)は仁徳天皇をお祀りするお宮さん。(彼が亡くなったと考えられる)400年代前半に創建されたらしいので歴史はめちゃめちゃ古いのね(この地には1583年に移ってきました)。心斎橋より北なのに難波を名乗るのは、ここが昔、上難波と呼ばれていたからです(下難波は今の難波駅あたり)

 

絵馬たちはウサギさんに替わってました。拝殿が頑丈そうなのは空襲で焼け落ち(@1945)鉄筋コンクリートで復興したから。境内は御堂筋沿いの一等地としては広いなぁと思います。

 

 

*** 南御堂 ***

 

南御堂は1595年に教如さんが創建しました(きょうにょ/1558-1614)。真宗大谷派の難波別院で(なんばべついん)『みなみみどう』と読みます(*1)。御堂筋の名前は2つの『御堂さん』から付いたのね。

 

松尾芭蕉さんが亡くなったのは門前のとあるお宅です(まつお・ばしょう/1644-94)。『旅に病んで夢は枯野をかけ廻る』。句碑を見つけ、後でお勉強して、《知らなかった(^^)。辞世の句はこのご近所で詠んだのね》。ここには大灯籠や阿弥陀さまの石仏などもあり、ちょっと大きなお庭になってるのよ。

 

(*1)南御堂は真宗大谷派=お東さん(東本願寺)。この後お参りする北御堂は浄土真宗=お西さん(西本願寺)です。大阪の人たちはどちらも気安く御堂さんと呼ぶのよね。ちなみにウチの宗派はお東さんです。

 

 

*** 北御堂 ***

 

北御堂(西本願寺津村別院)は本町の北にあり、1592年に天満橋南詰近くにできた集会所が97年にこの地に移ったものです。京都の本願寺は1602年に東西に分かれたのでほぼ同じ頃。京都の東西本願寺、大阪の南北御堂さんはどちらも当時仲が悪かったようだけど、今はそんなことはありません。

 

山門の(本堂に向かって)左手に蓮如さん、右手に親鸞さんがおられるので(れんにょ/1415-99/しんらん/1173-1263)お二人にごあいさつ💛💛 親鸞聖人は笠のせいでお顔が見えにくいのがちょっと残念ね。

 

 

*** 街角のお花とアート ***

 

クルマで走っているとわからないけれど、御堂筋を歩けば花壇や彫刻があちこちにあって楽しめます 設置 & 維持管理のためのさまざまな援助やたくさんのボランティアの人たちのおかげなのでとっても感謝💛 彫刻には親切な説明書きも付いていて、ネットでも簡単にアクセスできるのよ。

 

 

*** 眺めが素敵なカフェ ***

 

初めは梅田の三番街でお茶するつもりだったけど、淀屋橋(よどやばし)の交差点でカフェ・ベローチェを見つけた時にピンときたのね 《ここの2階は絶対眺めがいいはずだわ💛》。当ったり~ 目の前の土佐堀(とさぼり)川が広々とした景色だし、コーヒーは250円のおトク値、オマケに全席コンセント付きなのよ~(^o^)

 

川沿いの席はパソコンしたり本読んだりの(若き)女性専用車両状態。こうなると男の人たちは遠慮しちゃうのかも。川の南の土佐堀通にはいい感じのカフェが多いけど、窓ガラスの大きさから言えばカフェ・ベローチェがベストでしょうね。う~ん、淀屋橋のあたりでお茶したい時は迷います(^^)

 

スタイルチェックと朝昼のごはん、夙川公園のお散歩、珈琲館潤となんもり壱番は明日書きます。

 

 

*** リンク ***

 

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