*** 今宮神社 ***
地名の雰囲気が素敵な紫野(むらさきの)は平安貴族の狩猟場。今宮神社は(清少納言が枕草子を書いた)1001年に疫病災厄忌避を願ってこの地に創建されました。創業1021年は立派に古いのだけど、京都のお宮さんとしてはなぜだか新しい感じがするのよね。
ご祭神は大己貴命(オオナムチノミコト/=大国主命/オオクニヌシノミコト)。息子の事代主命と(コトシロヌシノミコト)母上の奇稲田姫命も(クシナダヒメノミコト/スサノオノミコトの奥さん)合わせてお祀りしています。
その後朝廷からも武士からも、そして何よりふつうの人々から支持され続け、今も人気のお社です。幼稚園もやってる多角経営なのよ(^o^)。《シニア婚かしら?》のご夫婦が微笑ましい💛
小旅のルート
今宮幼稚園
楼門と狛犬さん
シニア婚?
*** 拝殿と狛犬さん ***
今宮神社の拝殿はとても大きく立派で、お神楽や能の舞台に使うと演じる人たちはさぞかし気分がいいだろうなと思います。左手の狛犬さんの後ろのモミジがいい感じの色合いだったので、私と一緒に楽しく遊んでもらいました💛💛
*** 玉の輿 ***
お参りした後、御朱印をいただいた時に『桂昌院お玉ゆかりの玉の輿守り』があって《・・・ん?》。桂昌院は(けいしょういん/1627-1705)徳川5代将軍綱吉さんの(1680-1709)母上で、貧しい暮らしの家から日本史上一番のシンデレラしちゃった人。そーか、ここの出身だったのね。彼女は今宮神社を大きく立派にした人でもあります。
彼女の名前はお玉さん。『玉の輿(たまのこし)という言葉は彼女に因む』という説明がよくあるけれど(夢のある楽しいお話と思うのよ)これはおもしろ俗説というのが本当のようね。
*** 織姫社 ***
このあたりは織物の街西陣の北の端。織姫社には織物の女神さま栲幡千千姫命がお祀りされています(タクハタチヂヒメノミコト)。彼女にお願いすると(織物にかぎらず)技芸上達のご利益があるそうよ♪
*** あぶり餅 ***
楼門まで戻り、神橋を渡って東に行くと2軒の『あぶり餅』のお店があります。私、夕方に天神橋でいくつかお買い物したかったので(←今回の小旅のお話からは省きました)ゆっくりできなくて、あぶり餅をいただけなかったのが心残り(^^)。でも、ま、いいわ。(完璧オキニになっちゃった)『鷹峯-紙屋川』からも近いことだし、また今度来よ💛
明日はお部屋で撮った小旅のスタイル(コーデ)、大阪与力町(よりきまち)のモーニングサービス、当たりぃ!だったビストロ『ポンパドゥール』のランチ、道草した西向寺(さいこうじ)の紅葉、居酒屋さかづきの晩ごはんのことを書いて、今回の小旅をおしまいにします。
楼門(境内から)
神橋
一和
かざりや
*** リンク ***
***