2020年 (55-2) 中宮定子鳥戸野御陵/剣神社22Nov5 | 容子のふんわり行きましょ

容子のふんわり行きましょ

もとトークばらの山下容子です。2000年から2015年まで『ふんわり行きましょ』というホームページを持っていました。

*** 鳥居橋 ***

 

『往きと帰りはできれば違うルート』の私、参道を戻ることなく(泉涌寺北側の)谷筋を下ることにしました。今熊野観音寺(*1)の手前、朱塗りが美しい『鳥居橋』の手前から谷に降りて橋をくぐります。このあたりは素敵な紅葉スポットなのだけど、今年は色付きが遅く、まだ青もみじでした。ちょっと残念だったわね(^^)

 

(*1)西国三十三所第十五番札所。泉涌寺の塔頭のひとつです。

 

 小旅のルート 

 

*** 中宮定子鳥戸野御陵 ***

 

この道筋からは塔頭のひとつ新善光寺の裏手が見えました。次回リピートではこの『花の寺』もぜひ訪ねたいです。

 

道筋右手の石標『鳥戸野陵参道』に誘われて石段を登ってみました。宮内庁の説明書きは『一条天皇皇后定子鳥戸野陵』とそっけないのよ。でも、これを見て《あっ》と気がついて、泉涌寺境内の清少納言の歌碑と結びつきます。

 

予習していないので驚きだったけど、ここは清少納言(966?-1025?が仕えた中宮定子さんのお墓です(ちゅうぐう・ていし/977-1001)。第ニ子を出産した時に若くして亡くなり、ここに葬られたのね。ここで定子さんにお会いできるとは思いもよりませんでした。容子も歩けば棒に当たります

 

鳥戸野(=鳥辺野/とりべの)は平安時代の墓地の代名詞。《ふ~ん、ここが鳥辺野だったのね(@@)(*2)。一千年の昔が急に身近に感じられて自分でも驚きでした。参道からは京都タワーと(嵐山・松尾あたりの)山々がよく見えます。

 

(*2)鳥辺野の『範囲』は時代によって少しずつ違うみたいです。

 

 

*** 山道を下ります ***

 

道を下っていくと《予算をめちゃめちゃオーバーしそう(@@)》な料理屋さんを見かけたり、ツワブキやバラの花に心がなごんだりと、退屈しているヒマがありません。

 

 

*** 剣神社 ***

 

予習が好きくない性格はおトクなところもあるのよ。スマホのマップや目の前に現れる面白そうなスポットに心がはずむ時がそうね。剣神社(つるぎじんじゃ)はこれまで名前も全然知らなかったけど、掛けてある絵馬の数がハンパでない大きめのお社です。

 

ご祭神の白山姫命と(=菊理媛神/シラヤマヒメノミコト/ククリヒメノカミ)瓊々杵命に(ニニギノミコト)ご挨拶した後、境内でしっかりセルフさせていただきました。ここの狛犬さんたちは噛みつきそうな顔をしてて、ちょっと怖そう(^^)

 

*** 今熊野商店街 ***

 

バス通りに出ると東福寺駅はもうすぐそこ。南北に走る東大路通(東山通)と東西の九条通はこのあたりで自然なカーブで連続していて、1978年までは市電通りでした。この通りの両側に400mほどの長さで延びているのが今熊野(いまくまの)商店街です。

 

アーケードにはなってるけど、派手な雰囲気はありません。でも、なにやら懐かしい感じでお店が続く商店街なのよね。私、ここは初めてではなく、東山七条の智積院(ちしゃくいん)から東福寺駅まで歩いた時に来たことがあります。京都らしさはあまり感じないけど、のんびり楽しめるかも。

 

明日は今回の小旅のラストで、伏見で『十七蔵のきき酒』ランチします。自分で言うのもなんだけど、このレポートはお酒を嗜まない人にも絶対面白楽しんでいただけるはず。お楽しみに

 

 今熊野商店街 

 商店街から少し離れたお店たちと草花いっぱいのお家 

 

*** リンク ***

 

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