*** 相楽園 ***
県庁周辺で以前から狙ってたのが相楽園と兵庫県公館です。今回初めて相楽園に来ることができました(公館はまだです)。ここは明治時代に実業家として成功した小寺泰次郎さんのお屋敷跡(こでら・たいじろう/1836-1905)。譲渡された神戸市が1941年に一般公開しました。
菊花展が一部始まっていて、小菊盆栽の展示がありました。盆栽にして何年も育てると菊は草でなく『樹』になります。見るたびにいつも思うのよね。《これ、お世話が大変よ~(^^)》
小旅のルート
正門
入場券発売所(右奥)
菊花展 & 小菊の盆栽
相楽園 & 公式
*** ソテツ園 & おトイレ ***
正門を入ってすぐ右手にソテツ園があります。ここには100株を超えるソテツが植えられていて、大きい樹は人の背丈の倍以上! 見ていてただただ圧倒されてしまいます。ここまで見事なソテツ園は他では見られないかも。
おトイレも和風の造りです。蹲(つくばい)が置かれているとなんだか奥ゆかしく豊かな気分になれていいのよね💛
ソテツ園(花の名所訪問記)
*** 旧小寺家厩舎 & 旧ハッサム住宅 ***
坂を登って一番奥にたどり着くと旧小寺家厩舎(1910年竣工)と旧ハッサム住宅(1902年)が並んで建っています(どちらも重要文化財)。この厩舎は小寺さんのお屋敷のうち1945年6月の神戸大空襲でただ一つ生き残った建物みたいね。旧ハッサム住宅がここに移築されたのは1963年です。どちらもセルフのバックとしては最高よ💛
*** お庭の樹々 ***
お庭には樹がたくさんあり過ぎなので、強く印象に残った3本に絞ってご紹介。相楽園はお花ではツツジが一番有名らしいのね。たしかに大きな樹がたくさんあって、5月は存分に楽しめると思います。春も秋もいいのはドウダンツツジ💛 これから1~週間で素敵に赤くなってくれるのでしょうね。
お次は白松(ハクショウ)。《外国から来たんでしょ?》とひと目で思ってしまう樹皮の色と背の高さ(16m)です。出身は中国西部(陝西省、甘粛省など)との説明書きがありました。
クスノキはもっと背が高くて27m(@@)。ラストの私の写真はクスノキをバックに撮ったのよ。でも、そのままアップすると私が豆粒になっちゃうので、トリミングしたらクスノキが消えたというオソマツ(笑)
*** 日本庭園 ***
神戸の都心にこんなゆったりした素敵なお庭があるとは思いもよりませんでした。ここで朝から夕方までぼーっとしていられそうよ。読みかけの本とお茶、あとお菓子とスマホ対応のヘッドホンがあれば言うことなしね♪
園内にあった相楽園会館(神戸市迎賓館/1963年竣工)が2018年に改装され、結婚式場になりました。私が出会った新婚のご夫婦は、挙式の後に日本庭園で写真撮影していたみたいです(^o^)
《池の向こうのあの建物は何かしら?》。先ほどやっとわかりました。船屋形(ふなやかた)=姫路藩主の川御座船(かわござぶね)の建物部分を移築したものです。これで川遊びとは、なんとも贅沢なこと。
日本庭園
*** 紅葉の季節 ***
相楽園を訪ねたのは10月22日だけど、お庭のあちこちで紅葉が始まっていました。明日はランチの後、パールロードを歩いて(お久しぶりの)グレゴリーコレで美味しいケーキをいただきます💛
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