*** 竹仙 ***
お昼は清凉寺の境内にある竹仙(ちくせん)でいただきました。竹林の小径と野宮神社は陽が射さないので涼しかったけど、JR嵯峨野線の野々宮踏切を渡って竹林が切れたトコからはお日さまの光じりじり(^^)。清凉寺境内に入って竹仙を見つけた時は正直ホッとしたのよね♪
竹仙(@清凉寺境内)
清凉寺(嵯峨釈迦堂)仁王門
清凉寺(本堂と境内)
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ランチ(INDEX)
*** 美味しかった♪ ***
竹仙はとっても感じのいいお店💛 お座敷はお昼前というのにたくさんのお客さまで、みなさん名物の湯豆腐を食べておられました。このお店が清凉寺とどんな関係にあるのかはよくわかりません。
暑さの中到着した私、湯豆腐は遠慮して『おまかせ御膳』をいただきます。これ、公式サイトには載ってないけど、『ゆどうふおまかせ』のうち湯豆腐を省いたメニューと言っていいのでしょうね。お料理もデザートも美味しくて、生き返った気分💛
竹仙(お店の中)
竹仙(お料理)
竹仙(公式)
*** 清凉寺(本堂 & 御朱印) ***
嵯峨野を歩いた後の帰りは嵯峨釈迦堂前のバス停(市バス & 京都バス)が便利です。清凉寺(嵯峨釈迦堂)の境内は近道になるのでよく通らせてもらってるけど、本堂と大方丈(おおほうじょう)に上がるのは今回が初めてなのね。
清凉寺は浄土宗で、御本尊は釈迦如来。源融さん(みなもとのとおる/822-95)の別荘『棲霞観(せいかかん)』が彼の死後一周忌にお寺になったものです。彼はイケメン、お金持ち、血筋(天皇の皇子)、地位名声を兼ね備えた人で、光源氏のモデルと言われてるのよ。
紫式部が宮中にいた時は(990-1010年頃)彼が亡くなって100年経っていたのだけれど、人々の記憶に深く刻まれていたのでしょうね。ちなみに、百人一首の河原左大臣(かわらのさだいじん)は彼のことです。
本堂は厳かだけど親しみやすい雰囲気💛 撮影✕だから詳しくはリンク先の記事を見てくださいな。御朱印はもちろん釈迦如来です。1825年の御朱印の記事を見つけてきたので一緒にリンクを貼っておきました。
清凉寺(境内図)
源徹と源氏物語
本尊釈迦如来立像
清凉寺の御朱印(現在 & 1825年)
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大方丈へは本堂の裏手から伸びる渡り廊下を進みます。回廊の両側はきれいなお庭になっていて、紅葉の時期にはひときわ美しいそうな。私、今年だけでも(それほど有名でなく混まない)紅葉スポットを5つ6つ知ったけど、今回またひとつ増えたみたいよ。
大鐘@渡り廊下
本堂から大方丈へ(渡り廊下とお庭)
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方丈というと物々しく聞こえるけど、意味は住職さんの居間のこと。庫裏(くり)とも言います。清凉寺の大方丈は広くて、写経や講義に使われているみたいね。お庭もとってもきれいです。今日はオフシーズンのためか、私が独り占め。気持ちがいいわよ~💛
大方丈(畳廊下)
畳廊下に置かれた写経机
講義室
玄関から門へと続く石畳
大方丈のお庭
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清凉寺は浄土宗を開いた法然上人が24歳の時に釈迦如来像の前で7日間籠られたお寺でもあります。私の父方は真宗大谷派(東本願寺)だけど、母方は浄土宗。だから、親鸞さんだけでなく、法然さんにもどことなく親近感があるのよね。
いい気分で清凉寺を後にしました、と言いたいところだけど、お天気がますますよくなって32℃を超えちゃった感じなので、半分メゲてるの(^^)。明日は嵯峨釈迦堂バス停前の甘春堂さんでお茶して大阪に戻り、Kさんとお会いした後居酒屋さかづきで晩ごはんします。
境内の法然上人像
仁王門(境内から)
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