若い頃トークばらのお客さまDさんによく北新地のクラブに連れていっていただきました。ママはM子さん。とある有名なクラブに長く勤められた後ご自分の小ぢんまりとした、でもとっても素敵なお店でいつも私たちをにこやかに迎えてくださいました。
Dさんがある時「M子さんが君を手元で育ててみたいと言ってるよ」。気持ちがずいぶん揺れてKさんに相談したら「容子の心は弱いとこがあるからなぁ。まぁ自分でゆっくり考えなさい」。詳しくはエッセイに書きました(エッセイふんわり19回)
1週間考えてお断りすることにしました。M子さんのお店に行ってたら1~2年のうちに(女性でないことに耐えられなくなって)SRSしていたはず。このうぐいす色のソフトスーツはお断りした後で彼女にいただいて、ずっと大事にしてきました。
写真はどちらもトークばらのお店です(1枚目@04年2月/2枚目@07年3月)。ネックレスはこのスーツにいつも合わせていた同色の台湾キャッツアイ(台北で買いました)。でも今見ると、写真を撮る時にはパール(イミテだけど)のほうがよかった気もしています。
/M子さん=女装さんではなくネイティブの女性です。バブルがはじけ終わったあとで機会があり、Dさんと一緒に伺ったらお店はなんと満員!《すごい方だわ(@@)》とあらためてと思ってしまいました。SRS=性別適合手術(私は若い頃ずっとSRSしようと考えてました)
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