エッセイふんわり (10) 99Jun:脱毛第2回/神戸元町 | 容子のふんわり行きましょ

容子のふんわり行きましょ

もとトークばらの山下容子です。2000年から2015年まで『ふんわり行きましょ』というホームページを持っていました。

ふんわり行きましょ第10回(ひまわり39号、1999年6月)

4月8日に半年ぶりに神戸のビューティーセンターナナ に行ってきました(***)。第2回と第8回で紹介したエステティックサロンです。1時間半ほどかけて、新しく出てきたヒゲとスネ毛を処理して、ビキニラインも整えてもらいました。

ヒゲは本当はもう処理する必要がないくらいで、1~2日剃らなくてもメークには全然さしつかえありません。でも、太い毛がなくなってしまうと今度はそれまで気にならなかった細い毛が気になってきて、ちょっとしつこいかなとも思うんですけど、まだ通っています。

スネ毛もビキニラインも同じで、ほんとうのところ、うちの奥さんよりきれいです。ここまで来るともうレジャーですよね。鍼治療と同じ効果もあるのかして、施術してもらったあとはしばらく体が軽く感じます。

20年も通っているのは私ひとりで、中西先生も浪江さんも私のプライバシーをよくご存じです。容子で神戸に遊びに行く時には、たまにクッキーやケーキを持ってお店や中西先生のオフィス(脱毛スクールの事務所です)をたずね、おしゃべりをして時間を過ごすこともあるんですよ(*1)。一度美顔をしてみませんか、というお誘いもいただいているので、そのうちにトライしてまたレポートを書きますね(*2)

今回再びこんなお話をしたのにはワケがあります。きちんとした真面目な方で、脱毛の実際を理解していただけるのであれば、ビューティーセンターナナは歓迎します、というメッセージなのです(***)。このお店は中西先生が1975年に始められて、もう24年になります。私を除けば女性のお客さまばかりのお店ですから、私自身も雰囲気をこわさないように、お店にご迷惑をかけないように、気を遣っているつもりです。

脱毛の実際は私の体験を詳しくお話しするのが一番いいと思います。私の体毛の数は男性としてふつうかやや少ない程度でした。施術時間は、はじめの2年間くらいは月に2回、3時間(合わせて150時間)、そのあとは半年から1年に1回、1~2時間のペース、料金は20年前は1時間6,000円、今は9,000円~12,000円です(部位によって異なります)(***)。男性のヒゲとスネ毛は、女性のワキ毛やビキニラインに比べると本数がすごく多いので、目や鼻の美容整形より費用はかかります。

脱毛にトライされる方で一番多い誤解は、今見えている毛が全てだと思われることです。でも、皮膚の下には今見えている5~6倍の毛が隠れていて、また、少ないけれど30代や40代になって活動しはじめる毛もあります。氷山は水の上に10%、水の中に90%の氷があると言いますけど、そんなふうにたとえればいいでしょうか。

ですから、私の場合、毛が少なくなってきたと感じたのは1年を過ぎてからで、2年近くたってやっと一応満足のいく、スネ毛を剃らなくていい、またメーク前にヒゲを抜かなくてもいいレベルになりました。気の短い方がもし半年くらいでギブアップされると、お金のムダ使いになってしまうので、ご注意くださいね。

ナナの施術法はエレクトロリシス・ブレンドといいます。針を毛穴に差し込んで高周波電流を流し、毛根を破壊するオーソドックスな方法です。痛みは人によって全く違うらしく、時には我慢できない人もいらっしゃるとお聞きしています。私はどちらかというと痛みに強くって、あとの腫れもすぐにおさまってしまうという、うれしい体質でした。

読者のご要望があれば中西先生がご自身で解説してくださると思います(***)。本誌でも「脱毛は絶対に効果がない」と断言する方を時々見かけますけど、脱毛のしくみをきちんと理解して根気強く続ければ、必ず満足していただけると思います。私は脱毛のおかげでふつうのメークができるし、カミソリをあてないので肌も荒れません。脱毛して本当によかったと思っています。

ナナはJRと阪神の元町駅から1分の便利なところにあり、電話番号は078-***-****です。私の記事を読んだとおっしゃってください。カウンセリングは無料です。中西正興先生と脱毛の詳しい紹介はこちら(日本脱毛技術研究学会)です(***)

 

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4月27日に東京で3度目の女装をしました。28日は東京出張だったので、1日お休みを取って早く東京に行き、リステル新宿に2時にチェックインし、メークを終わって3時にスタートしました。リステル新宿はカードキーなので、キーをフロントに預けるわずらわしさがありません。1月中旬の2度目の東京女装の時にお店にうかがったたかみのママのおススメです。

このあいだうかがったお店は、新宿の珈琲サロン青い鳥(たえ子ママのお店で、今は喫茶茶論になりました)、梨沙、びびあん、の3軒です(*3)。ママやお客さんたちとゆっくりおしゃべりしていると、お昼過ぎから出かけても3軒くらいが限界かな。詳しく書くスペースがなくなっちゃいましたけど、すごーく楽しかったです。東京で女装する機会は1年に2~3度しかないけれど、これからもぜひうかがいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

今回の写真は、東京の友だち(女装の子です)に作ってもらった名刺にしました。写真も彼女に撮ってもらったものです(感謝!)。でも、注文が殺到しちゃうとまずいので、彼女の名前は伏せておきますね。

おわび:名刺が売り切れちゃって、オリジナルがありません。第4回みたいに、ひまわりのモノクロ写真を取り込んでみたんですけど、オリジナルがjpgなので画質がすごく荒れちゃって、とても見られたものではありません(モデルの問題は棚上げ)。第11回からあとはオリジナルが手元にあるので、今回だけ写真をご容赦くださいね(*4)
 

(1999年5月14日)

 

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(***)ごめんなさい、20年の間に時代に合わなくなってしまって、ナナの関係の情報は役に立ちません(歴史文書と思ってくださいな)。中西先生は亡くなり、ナナはお店を閉めました。

(*1)記事にしました(気まぐれカット51↓=おしゃべりランチ)

(*2)エッセイふんわり第22回に書きました(第22回をアップした時にリンクを貼ります)

(*3)喫茶茶論とびびあんはお店を閉めました。梨沙の消息はわかりません。最近びびあんのことを少し詳しく書きました(11月12日↓)

(*4)写真がないと記事が『カバーなし』になってしまうので、2003年12月にびびあんで撮っていただいた写真をアップしました↓

 

 

***** エッセイふんわり(第2回&第8回) *****

 

 

 

***** 気まぐれカット51(おしゃべりランチ) *****

 

 

***** びびあんのこと(2021年11月12日) *****

 

 

***** エッセイふんわり&お酒&中旅&神戸小旅(インデックス) *****

 

 

 

 

 

***** 明日(2020年へ) *****

 

奈良高畑の不空院と新薬師寺を訪ねました。

 

 

***** 昨日(気まぐれカット) *****

 

 

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