こんにちは。横山社会保険労務士事務所の横山 勝です。

 

みなさんの職場で、社員のデスクに置かれたスマホ、ついチラッと目に入ったことはありませんか?


実は、このスマホの置き方や使い方から、仕事の進め方や習慣の「傾向」が見えてくることがあります。

 

もちろん、あくまで傾向ですので、「この置き方だからこうだ」と決めつけるわけではありません。


ただ、ちょっと意識して観察してみると、チームの雰囲気や仕事の流れを理解するヒントになることもあるんです。

 

 

1️⃣ デスクの中心にスマホが置かれている人

 

 

スマホを常に手元に置くことで、連絡や情報チェックがすぐにできる傾向があります。

  • メリット:緊急連絡や情報収集に素早く対応できる

  • 注意点:気になってつい触ってしまうことがあり、集中が途切れる場合も

業務内容や役割によっては、手元に置く方が効率的な場合もあります。


例えば営業職や顧客対応が多い職種では、この置き方が理にかなっているケースも多いです。

 

 

 

2️⃣ デスクの端に置かれている人

 

 

スマホを端に置く人は、業務に集中しながらも必要なときにはチェックするというバランス型の傾向があります。

  • メリット:業務優先の意識があるため、作業効率が高い

  • 注意点:緊急連絡の対応は少し遅れる場合もある

チームで仕事を進める上では、こうしたバランス感覚はとても大切です。


このタイプの人は、自分の時間管理や優先順位を意識して業務に取り組んでいることが多いです。

 

 

 

3️⃣ 見えない位置に置く人

 

 

引き出しやノートの下など、視界から外してスマホを置く人もいます。

  • メリット:業務に集中しやすく、作業効率が高い

  • 注意点:連絡や情報への反応が遅くなることがある

こうした置き方は、自己管理意識が高い傾向にあるとも言えます。


「集中して作業したい人」と「情報にすぐ対応したい人」の違いが、この置き方に表れることがあります。

 

 

 

4️⃣ 触る回数や操作の仕方からも見えること

 

 

スマホの置き方だけでなく、触る頻度や操作の仕方からも業務の進め方の傾向が見えてきます。

  • 電話やメールをこまめにチェック → 連絡優先型

  • SNSやニュースアプリを開くことが多い → 作業の合間に情報収集するタイプ

  • ロック画面や通知のみ確認 → 必要なときだけ反応するタイプ

こうしたちょっとした習慣も、チーム運営や仕事の効率を考えるヒントになります。

 

 

 

  🔹 まとめ

 

スマホの置き方や使い方は、あくまで「傾向」として観察するのがポイントです。


社員を評価するための指標ではなく、仕事の進め方やチーム運営の参考にする程度で十分。

 

例えば、

  • 集中を妨げやすい環境になっていないか

  • 緊急連絡への対応はスムーズか

  • チーム全体で情報共有のルールは整っているか

こうしたことを考えるきっかけになります。

 

ちょっと視点を変えて、社員のスマホの置き方を観察してみると、職場の人間関係や仕事の流れを見直すヒントが隠れているかもしれません。


「なるほど、こういうタイプが多いな」と思うだけでも、日々の業務の工夫につながります。

 

身近なところに、意外な「働き方のクセ」が隠れているかもしれませんね。

 

ちなみに僕は、デスクの端派です。
…手の届くギリギリのところに置いて、結局すぐ見ちゃうんですけどね😅