昨日も家電のことを書いたばかりですが……
すみません、今日も書きます(笑)。
昨日の記事はこちら↓
40代からの「買ってよかった!」家電ランキング【2025年春】
家電ってひとつ語り出すと、なんか止まらなくなってしまうんですよね。
というわけで、今回は『音の世界』にぐっと寄せて、ラジカセとカセットテープの話、お付き合いください。
スマホやウォークマンがあれば、音楽(サブスク)なんてすぐに聴ける。
便利だし、音もきれい。
それなのに――僕はいまだに、カセットテープで音楽を聴いています。
使ってるのは、USBも使えるちょっと今どき?のCDラジカセ。
でも、気がつけばテープを入れて「カチャッ」と再生ボタンを押してるんですよね。
なんだろう、なんか落ち着くんです。
この感じが、ちょうどいい。
「どこから再生されるんだろう?」のワクワク
カセットって、巻き戻したところから始まるので、
「お、ここからか!」ってなること、ありませんか?
それがまた楽しくて。
自分が意図しない好きな曲のサビから始まったりして、「お~、ラッキー」みたいな(笑)。
ランダム再生じゃなくて、偶然の再生。
あの感じが、なんかいいんですよね~。
昔作った“自作のオリジナルテープ”を見つけた~
この前、久しぶりに押し入れの中を整理してたら、
昔つくったオリジナルテープが出てきました。
手書きで曲名が書いてありました。
いつ頃の曲たちなんだろう?
LA・LA・LA LOVE SONGがあるので、96年かな?
再生してみたら、ま~懐かしい(笑)。
その頃の自分のテンションや気分が、
音でじわっとよみがえってきて、不思議な懐かしさに包まれました。
なにげに「視線」がいい曲だった。
誰の曲か分かりますか?
これは、森口博子さんの楽曲です。
唄、うまっ!
ぜひ聴いてみてください。サブスクにあります。
「ちょっと聴かせて」と貸し借りしてたあの頃
カセットって、昔友達と貸し借りしてましたよね。
「これ、ちょっと聴いてみ~」ってテープ渡して、
次の日、「あれすげ~よかった!」なんて盛り上がったりして。
今ならURLを送るだけだけど、
テープを渡す“重み”とか“手ざわり”が、なんか好きでしたね。
たしかにUSBは便利。でも、カセットの方が落ち着く理由
USBも便利でいいんです。
シャッフル再生も、プレイリストも、録音もできる。
僕のCDラジカセも、もちろんできますよ。
でも、カセットをケースから出して、
A面かB面かを確認して、セットして巻き戻して――
そういうひと手間ひと手間に「聴くぞ」って気持ちがこもる気がするんです。
日々が慌ただしく流れていくなかで、
カセットを再生するそのひとときは、なんだか時間がふっとゆるむ感じがして。
音楽と向き合うというより、自分のペースを取り戻すような、そんな感覚になるんです。(詩的…)
カセットには、思い出も空気もそのまま残ってる
音楽をただ流すだけじゃなくて、
思い出も、雰囲気も、手ざわりも一緒に再生できるのが、カセットの良さ。
ちょっと手間がかかるけど、
それがあるからこそ、聴いたときの“味わい”がぜんぜん違うんですよね。
多分これからも僕は、
USBも使いながら、サブスクも聴きながら、でもなんだかんだでカセットを聴き続けるんだろうな~と思ってます。
やっぱり、なんかカセットが落ち着くんだよな~。
……とまぁ、ここまでカセット愛を語っておきながら、
実はうち、レコードプレーヤーもあるんです(笑)。
もう音楽の再生手段がどこに向かってるのか、自分でもちょっとよくわかりません…
