子宮筋腫と向き合う③
『子宮筋腫と向き合う』『子宮筋腫と向き合う②』の記事のつづきです。
ご報告をさせていただきます。
皆さまのおかげで、無事に子宮筋腫の手術を終えることができました。
医師の指示のもと、自宅療養中であり、これまでの術後の経過は順調です。
主治医の先生をはじめ、婦人科・麻酔科・歯科・セカンドオピニオン・かかりつけの先生方、看護師・助産師の方々、薬剤師の方々、検査・手術でお世話になった方々、ヘルパーさん、配膳ご担当の方々、事務員の方々ほか、私の治療・入院・手術にあたり、お世話になりました皆さまに、御礼を申しあげます。ありがとうございました!
さらに、区民の皆さまをはじめ、お支え・お見守りをいただいている皆さまのご理解、ご協力、誠にありがとうございます。
引き続き、傷が完治するまでの間、お見守りいただけますと幸いです。
今回は、入院・手術について、お伝えしていきたいと思っています。
(順番にお読みいただけましたら幸いです。)
詳しくは、以下をご覧ください♪
私は、ロボット支援下手術をしました。
私の子宮筋腫の場合、ちょっと大きかったのと、複数あったので、薬で小さくならなかった場合、開腹の可能性もありました。
開腹となると、入院が長くなり、手術のリスクやカラダへの影響も、より大きくなります。
半年間、こんなに苦しい副作用を耐えても、人によって筋腫が小さくならないこともあるようです。
私の場合は、入院前の超音波検査で、「ロボットでいけるだろう」と先生が言われた時に、とても嬉しく、胸をなで下ろしたことを覚えています。
「治療を頑張ってきて良かった!」と思いました。
また、診察の時に、先生にロボット手術と腹腔鏡手術との違いをお聞きした時に、「手が疲れません!」とおっしゃっていて、なるほど、と思いました。(笑)
(他にも、いろいろと違いがあることもお聞きしました。)
入院前の1ヶ月は、検査や手術説明のため、3回ほど通院しました。
【入院前1回目】
通常の治療(注射と服薬指導)、検査(血液検査、尿検査、レントゲン、子宮体がん・頸がん検査)と超音波と内診がありました。直近の子宮頸がん検診の結果(2023年冬)をコピーして、先生にお見せしました。
【2回目】
1回目の翌週、検査の結果を聞き、婦人科・麻酔科・薬剤師さん・看護師さんから手術前後の説明を受けました。
歯科の健診と、入院前日のPCR検査の説明があり、入院のための準備書類を受け取りました。
【3回目】
入院前日にPCR検査を受けました。
【入院当日/手術前日】
食事や活動の制限はなく、看護師さんがへその処置をしてくださり、夜に下剤と睡眠薬の内服をしました。
シャワーの後、点滴の針を刺していただきました。
【入院2日目/手術当日】
深夜0時から食事制限があり、0時以降は水・お茶のみOKでした。朝方に水・お茶なども含めて、絶飲食になりました。
看護師さんと手術室に移動しましたが、手術室にはロボットを操作する機械があるのが分かりました。
手術の麻酔が切れた後、袋に入った筋腫を見たり、持たせていただき、とても感動しました。
私の子宮筋腫は、半年間の治療で小さくしても、約400gあり、ずっしりと重かったです。
通常、子宮は50gくらいなので、お腹のなかが筋腫でいっぱいだった、ということになります。
術後は、ベッドで安静にしていました。
寝返りOKということで、横を向くとお腹の傷が痛み、上を向くと腰(手術の影響?)が痛くなりました。
【入院3日目~】
朝まではベットで安静にしていましたが、看護師さんと一緒に、フロア内を歩行しました。
朝に、水・お茶が飲めるようになり、三分がゆ→五分がゆと、戻していきました。
【入院4日目~】
通常通りの食事となり、お腹の調子を整えるために、漢方薬(大建中湯)を飲みました。
頭を洗ってOKとのことで、シャンプー台をお借りしました。
【退院前日】
退院前の診察(傷の確認、内診、超音波)があり、シャワーと退院の許可が出ました。
看護師さんから、傷の洗い方として、泡で優しく洗うように教えていただきました。
洗顔用の泡立てネットを持って行けば良かったと思いました。
診察の際、先生と一緒に、動画で手術の様子を見ました。疑問点なども質問でき、とても感動しました。
無事に退院することができ、今は、自宅療養をさせていただいています。
傷の回復は人それぞれなので、他人と比較しないようにしてください、とのお話が看護師さんからありましたが、私のペースで少しずつ、ゆっくり、確実に、回復していけたらと思っています。
まだ不自由な状態が続いてしまうのですが、今しばらく、お見守りをいただけますと幸いです。