お子さんが側彎症と診断され、親御さんがネットで検索していたら病院だけでなく整体という選択肢もあることを知って、うちに来てくださった方の整体施術の結果です。
![子どもの側彎症のカルテ画像](https://stat.ameba.jp/user_images/20190319/22/yokoyama-seitaiin/6b/61/j/o1262170914375279223.jpg?caw=800)
彼女の背中の歪みの角度ですが、病院の検査では一回目が12~13度、経過観察と言われ3か月後の再検査で17度、その3か月後の再々検査で22~23度だったそうです。
病院に行くたびに曲がりの角度は大きくなっていくのに「経過観察」では、親御さんもさすがに不安になりネットで検索したら当院のブログを見つけお電話をくださいました。
来院した時の彼女の体は、背中の歪みは確かにそれなりにあり、あちこちの筋肉がかなり硬くなっていて本人がつらさや痛みを感じているという状態でした。
側彎症の方を施術するときに整体師として大切なのは、「曲がりの大きい背中部分だけをみていないで、全体のバランスに着目する」という事!
側彎症の方は体のあちこちの筋肉が硬くなって今の姿勢になっているのですから、背中周りだけを施術しても改善されません。
彼女の場合ですが、骨盤の高さが左右で1cm違っています。
その「骨盤のずれ」をそのままにして、背中だけ施術しても側彎症はよくならないのです。
大切なのは、全身を丁寧にしっかりほぐしてあげてから全身の骨格の矯正を行うことです。
個人差はあるのですが、彼女の場合は週に一回のペースで6回来ていただき、全体のバランスをほぼ整えることができました。(私の触診では、ほぼ問題なし)
その後2週間に一回を2回、1ヵ月に一回を2回おこなったところで予約していた病院へ行きましたが、検査(レントゲン)でも特に問題はありませんでした。
※親御さんは病院の先生にはちょっと言いづらいみたいで、娘さんが整体にかかっていることをいまだに言っていないそうです
彼女は体を動かすことも好きで運動もやっていたのですが、体のケア・メンテナンスをおこなっていたので運動制限も無しで競技を続けることができました。
それから、病院に定期的に通いながらうちでも徐々に間隔をあけていって、現在は約3か月に一回程度でメンテナンスをおこなっています。
ということで、お子さん・またはご自身の側彎症が気になる方はぜひ当院にご相談ください。
産後骨盤矯正・肩こり・腰痛
群馬県高崎市高関町208-3
よこやま整体院 090-9854-2890