陸前高田同様、1年間の時を止めたままの街が多い
興味深いのは、津波に被害にあったところとそうでないところの差
湾の向き・形状により、被害の差が大きい
津波の威力も、住宅の基礎が残る場合と、そうでない場合
場所まちまちで、その状況は様々
2日目は、宮古市田老地区

田老地区と言えば、巨大な堤防の街

前回の被害により、このような大きな堤防を備えたが
結局防ぐことは出来なかった。

第一堤防から第二、第三堤防
強固な堤防を築いたが、第三堤防は脆くも崩壊


堤防の間のコンクリートの補強板がポツポツと取り残され、残る




この大きな堤防を乗り越え、津波は高波となって堤防の中に侵入
街はほぼ壊滅し、基礎すら残っていないところがほとんど。

街の高台より、堤防を見る。
山に近い集落は、ほとんど被害がない
この田老地区は、幾度となく、津波の被害にあった地域
山がちに住んでいる人は、以前の津波で被害にあって高台に住まいを移した人が多いという
この高台には、過去に経験した津波の被害者を弔う碑が幾つもある
今回は、今までの事例同様、教訓として学べるでしょうか?