死んでる/ギャラクティカ | ヨコオタロウの日記
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それは、是非やれといわれれば、
初めの半年や一年は、ずいぶん暴れてごらんにいれます。
しかし二年、三年となっては、全く確信は持てません。

/ 山本五十六



「mixi を更新してないから死んでるかと思った」とか言われた。
そうとも言える。



深夜に途中から見たギャラクティカが面白すぎる。
リメイク作の内容を知らなかったんですが、これは名作っぽいですな。


ギャラクティカ
http://www.ntv.co.jp/galactica/index.html

(途中から見たのでいきなり)
機械生命体サイロンの攻撃に対し、反撃する人類軍。だが敵戦闘機に接近すると全ての戦闘機のコンピューターがブラックアウト。人類側の戦闘機部隊はバックドアを仕掛けられており、壊滅状態に陥ってしまう。

コンピューターシステムのダウンをさけることが出来たのは旧型戦艦「ギャラクティカ」。だが、ギャラクティカも艦側部に核弾頭による攻撃を受け、甚大なる被害を受ける。火災に見舞われる区画に残された80名以上のクルー。ダメージコントロールを任された副艦長は、苦渋の思いで区画を閉鎖し、クルー達を生きたまま真空中に放出。無音の宇宙に散らばる人影。

 副艦長 「訓練通りであれば、気密スーツを着ているはずだ」
 伍長  「しかし、あそこは新兵ばかりの区画で……」
 副艦長 「今は実戦だ……新兵など居ないっ!」

一方、惑星カプリカ(人類の居住惑星)には何発もの核爆弾が着弾していた。立ち上がる死の煙。

そこに一機の戦闘機が地球に不時着する。核攻撃から逃げようとする人々が「俺たちを連れて行ってくれ」と戦闘機に押し寄せる。子供達をまず乗せたパイロットは、残された空き席を巡り一般人にくじを引かせる。

そして軌道上の民間機航空機では、地上が攻撃にあって怯える乗客を、教育長官の女性が統制していた。
機内に入る電報。それは40人以上の閣僚が死亡し、末端の女性が大統領に昇格する通告だった……


圧倒的戦力の敵の前に、ひたすら敗走し続ける人類軍。混沌とし続ける状況の中で、展開する人間ドラマ。
SF好きで撤退戦好きなら見逃せない一品だと思いました。

最近のドラマは面白いなあ。
これから最後までこのテンションで続けられるとは思わないけれど、24的なハイテンポなドラマをSFで見たいと言う欲求には十分応えるかと思います。