最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が残るのでもない。
唯一生き残るのは変化する者である。
/ チャールズ・ダーウィン
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毎日新聞社内で何が起きているのか(上)
http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2008/08/05/entry_27012752/
例の毎日アホ記事事件がもたらした、スポンサーと毎日新聞社(と新聞業界全体)の状況。
僕らはネット上の現象しか捉えられないから、こういう非ネット地帯の記事はとても面白く感じられる。
ネットの蔓延が大勢の電凸を引き起こし、
スポンサーが動き、メディアが破壊される様子は、
植物の生態系がごっそり入れ替わるのに似ている。
そういう意味では「ネットイナゴ」というのは面白い言葉だと思った。
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スラド:トラブルにおける、あるべき顧客対策は
http://slashdot.jp/it/08/08/05/0813252.shtml
勝手に送ったメールを第三者に公開不可に出来るか?というスラドのスレ。
もちろんそんな事は出来ないわけですが、堂々とやってくる会社が居るよという事ですな。
リスク回避の為に慎重に対応しようとした結果、人としての誠実さを失って最大の危機を迎えると。
言葉を喋るのも、メールを送るのも、不特定多数に知られても恥ずかしくないような内容にすればいいだけだと思うんだけど。
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Google ストリートビューが圧倒的話題に。
それだけのインパクトのあるサービスだという事ですな。
こういうのは fon みたいに「カーナビに無償で記録カメラ付けるよ。ただし記録映像は Google に使わせてね」的なモデルになると予想していたんだけれど、それよりも手っ取り早く Google が一人でやっちゃったわけで。
道路から見える景色にプライバシーなんか無いと思うけれど、圧倒的な物量の現実世界の情報は今までに無かった妙な気分にさせられる。まあこれも「不特定多数に見られて困るような事を道路から見える位置でやらない」という事が徹底されていくだけなのかもしれないけれど。
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スラド:SCEEは海賊版を黙認?
http://slashdot.jp/article.pl?sid=08/08/04/0748207
途中に出てくる「子供にR4を与える親」と「勝手代理クレーマー」が面白かった。
世の中、いろんな人が居ますな。
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【雑談】冗談が通じない世界について
http://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2008/07/post-59ec.html
「ネットの犯罪予告ジョークも、空港での爆弾所持ジョークも、全部本気にされる」という世界について。
面白い。
小学生の頃に
「いつかこの世界は、人間は全部病院で寝ていて一生外に出られない世界になるかもしれない」
という事をよく言っていました。今で言うとマトリックス。
そうすると、大人は「そんなバカな」という訳ですが、
「だって、今でも道路で寝ちゃダメだし、他人の土地で許可無く寝ちゃダメだし、この広い世界で寝るのが許されている場所なんてほんの少ししかないんだよ?高速道路に至っては歩く事すら禁止されているんだ。そんなの原始人は想像していなかったよね?それと同じで未来の世界に僕らが想像出来ない世界が来るかもしれないじゃん」
と言い返していました。ヤなガキだ。
でも、インターネットと情報化とテロによって、意外と早くに変革期が来ているのかもしれない。
というか、もう変化の途中段階なのかもしれない。
気づいたら僕らは病院のベッドの上から出られないような世界になっているのかもしれない。
せめて、そのベッドの寝心地が良ければいいんだけれど。