雨の横須賀線
今朝の雨はすごかった。
雨音を聞きながら真っ先に思ったことは
「横須賀線止まらないか?」
ということ。
雨に弱い横須賀線は大船より手前(横須賀寄り)では、かなり降ると制限値を超えたとかですぐ止まってしまう。
いつもよりも気持ち(15分ほど)早めに家を出たが、道路は川に近い状態で10分後に下半身ずぶぬれになった私が駅にいた。
しかし、
横須賀線は定時運行していた。
JRえらいなー。
最近ちょっとの大雨では止まらなくなった気がしていたが、今朝で確信になった。
横須賀線は雨に強くなった。
きっと何らかの補強対策が施され、大雨の基準値が上がったものと思考する。
どなたかご存知の方はぜひ教えて下さい。
ただ、保土ヶ谷駅付近の雨量計では基準値を超えたということで徐行運転にはなっていましたけれどね。
夏休みクラシックコンサート
今日は蒸し暑かった。
夕方、長男の中学校の音楽の課題でコンサートに行って感想を書く、というのがあったので、逗子文化プラザで夏休み子供フェスティバルの一環として開催された夏休みクラシックコンサートに行ってきた。
コンサートは2部構成で前半はチェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバというチェロとギターの中間のような弦楽器による演奏、後半はピアノであった。
子供に飽きさせないように一つ一つは短く、有名な曲で構成されていた。正直、私には子供用で十分でした。静かに音楽に耳を傾ける時間というのは悪くない。(ホール内は寒いくらいに冷房が効いていたしね)
それにしても一人500円の入場料にもかかわらず会場は2~3割の入りで、まあ収益事業ではないのでしょうが、いいことをやっているのだからもう少し人が来る工夫が必要なのではないかな?
暑かった横須賀 中央酒場
今日は暑かった。
10時半に家を出て中央図書館で涼みがてら立原正秋全集を12時まで読む。
外に出るとくらっとする暑さ。中央図書館前の公園は盆踊りの準備が整っていた。
昼飯前の前菜代わりに中央酒場に入ってホッピーとアジのたたきで900円。
12時半の中央酒場は相変わらず活気がある。
中高年の人々でカウンターは一杯。
それから昨日クーポンが入っていたのでマックに行くつもりでいたが、ホッピーとアジが胃の中でハンバーガーを拒絶していたので三笠商店街の松屋にする。
豚丼270円?安いなー、と生卵をつけて注文する。270円は小盛りだった。それでも量は小盛りで十分だった。
さらにPC DEPOTに行って広告に出ていた2GB の USB フラッシュメモリを697円で買った。
ちょっと海釣り公園に寄ってみました。
さらにこれはうみかぜ公園から見た猿島の図です。
暑かった感じが伝わりますでしょうか?
高校生が感動した「論語」 佐久協 祥伝社新書
また論語です。
本書の著者は最近まで慶応高校で古典を教えていた先生である。
この手の本にしては引用文章が多く解説が比較的うすい。
また、その解釈も独自色を出していて高校生が話す(と著者が思っている)ような話し言葉になっている。ちょっとくだけ過ぎた感じがした。
しかし引用文が多く、しかもかなりの長文もあり、孔子の人間性が一般の名言集のようなものよりもかなりよく感じることができた。
「韓国が死んでも日本に追いつけない18の理由」 百瀬格 金重明訳 文藝春秋
非常に過激な書名になっているが内容はそうでもない。むしろ韓国に対する深い愛情とエールに満ちたものである。
著者は総合商社トーメン(今はもうない会社ですね)の駐在員として30年近くを韓国で過ごした人であり、特に浦項製鉄所の開設には一方ならぬ思い入れを持っている。
その著者が韓国の良い点は認めつつも日本のこういう点は取り入れたらどうですか、という建設的な提案を行っている。
そもそも本書は著者が韓国語で口述したものをまとめたもので、最初から韓国人の読者を想定してなされ、韓国でベストセラーになり、韓国人の訳者を得て翻訳されたものである。
したがって日本人からみるとあまりぴんと来ないところもあるし、先日の「戦時期日本の精神史」同様翻訳物にある微妙にずれた日本の解釈に対する違和感が残る。(つまり日本人のこういう点を見習え、といっている日本人の美点に対して、「果たして日本人はそうか?」と思えてしまうことが多々あるのである。)
また本書がなされた1998年からの時代背景の違いも見逃せない。
そんなこんなあるが、未だに歴史観等の問題で非常にしっくりきていない両国間の関係を考えた時、こういう交流をしてきた人がいるということを知ることは価値のあることと考える。
個人的にはこれだけ思い入れのあるプロジェクトに参画できて、異国の民と心を通わせることができた著者を心からうらやましく思う。
(全く関係のないことであるが、韓流スターに血迷っている日本の中高年の相互理解とは全く別の次元の話である。)
「戦時期日本の精神史」 鶴見俊輔 岩波書店 同時代ライブラリー
1979年にカナダの大学で行われた講義録に手を加えたもの。
転向ということが一つ大きなテーマとして全体に貫かれている。
その他、鎖国性とか原爆に対する解釈など正統派の論説である。
私が一つ注目したのはカナダの大学で英語で講義された内容であるということで、明らかに非日本人、というよりも欧米人向けに日本人の精神を紹介しようとした意図が強いことである。
そのために「生きて虜囚の辱を受けず」という戦陣訓、特攻精神の解説や、欧米に対する劣等感、ソビエト・ロシアへの嫌悪感が前面に出ているように感じられる。
英文で書かれた日本の紹介文として有名な新渡戸稲造の「武士道」、内村鑑三の「余は如何にして基督教徒となりし乎」「代表的日本人」にある共通した臭みを感じてしまった。
特に本書には欧米人に合わせたおもねりに近い印象を受けたのは過剰反応だろうか?
銀次
今日は暑かった。
出先から直帰になったが、時間があまりにも早かったので一駅乗り越して横須賀で降りる。
夕日照りつける中、芸術劇場の前を通ると奇抜な衣装をした20歳前後と思しき女性たちが大勢いる。おそらくコンサートがあるんだろうな。
中央まで歩き銀次に入る。
テーブルは空いているがカウンターはかろうじて一つだけ空席があり、狭い中割り込ませてもらう。
今日は酒を飲まない日にしているので一杯だけ。ホッピーとしめ鯖をオーダー。
氷なしのホッピーはややぬるいがやっぱりおいしい。
もう一杯といいたい所をこらえて900円のお勘定を済ませる。
またのんびりとJRの駅まで歩く。
行きは通らなかったが、ヴェルニー公園のボードウォークを通るとコンクリートの所よりも明らかに涼しいのが感じられる。ボードウォークというのはそんな効用もあったのか。
海を見るとくらげが大発生していた。