『フルマラソン完走物語 1』
三浦半島ー神奈川県三浦市は、横須賀より南にある。
ぼくは、朝2時すこし前に家をでた。
暗闇からのスタートだったが、三浦半島の先端にある城ヶ島をおりかえし。
ダイコン畑や海岸沿いを走りながら、フルマラソンを完走した。
じつは、小学校のときは、1500メートルが嫌いで。
「ずーっと、いやいや走ってました。」
しかも、二十歳頃になっても、マラソンって聞いただけでも。
「えっええ、かったるいよ」
とか、
「めんどくさいなあ」
と思ってました。
くわえて、ぼくは、神輿の担ぎすぎで、膝が壊れていまして。
30分走っただけでも、熱をもって歩けなくなるんです。
ですから、
「マラソンにチャレンジするのは、めちゃくちゃ無謀なのである!」
でも、12年前に。
みんなで100個の夢を書いたとき。
「自分を変えたい!」
と考えたんです。
つづく。