ずっと行きたいと思いつつも、いつでも行けるからと先延ばしにする観光名所ってありますよね。私にとって江原道(カンウォンド)の襄陽(ヤンヤン)にある洛山寺(ナクサンサ)がそうでした。そしてやっと行くことができました。
美しい海を見下ろすところに建つ寺は、大変開放的で明るい雰囲気。
五峰山(オボンサン=洛山)山麓に、新羅時代の高僧・義湘(ウィサン)という僧侶が観音菩薩の啓示を受けて建立したと言われています。結構急な坂を連続して歩くので、歩きやすい靴で行かれるのがよいでしょう。
寺は洛山八景と呼ばれる美しい景色の一つを見られるところとしても知られています。
1.洛山寺の夕暮れの鐘の音(洛迦暮鐘)
2.雪岳山から望む夕焼け(雪岳返照)
3.広石(クァンソク)での真夜中の砧の音(広石夜瞻)
4.基洞で立ち上がる夕ご飯を炊く煙り(基洞暮煙)
5.望月台の目の前にある海・東海(トンへ)の砂浜に舞い降りる雁の群れ(平沙落雁)
6.遠く望月台の手前にある港へ戻る帆掛け舟(遠浦帰帆)
7.長く伸びる南大川(ナムデチョン)の水の流れ(九万長川)
8.望月台から望む秋の月の趣(望亭秋月)
以上、韓国観光公社からの引用です。
こちらは義湘台(ウィサンデ)という亭子(東屋)です。崖の上にあるので海を見下ろすように眺めることができます。
お土産や寺グッズなどを売るお店にはカフェが併設されています。「茶来軒(タレホン)」というお店です。生姜茶、棗茶、蓮の葉茶といったお茶の他に、もちろんコーヒー類も楽しむことができます。
見てください、この写真だけみるとお寺とは思えないですよね。海を眺めながら伝統茶を楽しめるなんてぜいたくです!
洛山寺編part2に続きます😆