SRC造築20年、利回り9%弱が・・・ | サラリーマンなんてやめてしまえ

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こんにちは、不動産でセミリタイヤ よこしんです。


昨日公開された、ほやほやの物件を

シュミレーションしてみました。


昨日公開になった物件は

SRC造で築20年

利回りは、9%弱


RC、SRCの利回りが6%、7%がザラな中

9%弱なので

かなりいい方です。


しかも

関西圏の比較的人気のエリアです。


資料を取り寄せ

シュミレーションソフトに入力しました。


そうすると

非常に残念な結果に・・・


多分、取得しても

それほどキャッシュを運んでくれる物件ではないのは

大体分かっていましたが

ここまで理詰めで書かれるとは・・・


私の使っているソフトは

1.資金調達についての評価

2.収益性の評価

3.市場性の評価

4.立地環境の評価

5.建物老朽化によるリスクの評価

6.建物の設計仕様に関するリスクの評価

7.出口戦略

こういうふうに分かれているのですが


その中で

1.資金調達についての評価では

「この物件に対する借り入れは●●万円まで可能です。(実際の査定額は金融機関により異なります)

残りの資金は、あなたの自己資金1000万円では足りません。さらに451万円を追加で用意する必要があります。」

だそうです。


つまりいくら頑張っても

「1000万円の自己資金しかない、あなたには買えません。」

ってことです。


値段を入力する時

598万円指値して通ったとして入力しているので

もし満額なら

あと1051万円(451+598)資金が足らないということです。


他にも

2.収益性の評価では

「キャッシュフローは年11.7万円です。CCRは、1.1%です。

プラスのキャッシュフローが得られる物件ですが、あなたの希望の10%にとどまります。

更にCCRの高い物件を探すか、

将来的な2棟目の購入で最終的に希望のキャッシュフローを得ることも検討してみましょう。」


CCRとは

cash on cash return でROI(return on investment)と同じ意味です。

自己資金拠出額に対する正味のキャッシュフローの割合です。


(式)

正味の年間キャッシュフロー/自己資金拠出額×100


あと

6.建物の設計仕様に関するリスクの評価もケチがつきましたね。

容積オーバーで・・・


これらの結果から

まず融資が厳しいだろう。

そして

融資が通ったとしても

キャッシュフローはほとんど出ないだろうということが分かります。


もちろん

取得して出口を狙う作戦もありますが

ファミリー物件で個数が少ないので

いざ空室が続いた場合には

持ち出しになる可能性も高く

これでは買えないと判断しました。


まあ、

もちろん

このシュミレーションは

あくまでも私の資産状況によるものです。


あなたが

私より自己資金が多かったり

融資を長期で引けるなら

結果は変わってきます。


なので

この物件を「これかな?」と推定して

私が、「この物件は投資に値しない。」と言ったわけではないので

悪しからず。


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