皆さんは薬学部は理系だと思いますか?
…純粋な意味では、横鹿は理系じゃないと思ってます。
…実は…多分…薬学を選んだ人って…
物理が苦手だと思うんです…。
いや、言い訳で無く、実際に良く聞きますよ!
大きいくくりでの文系・理系では明らかに理系ですよ、勿論…。
ただ、多くの理系の学部は、生物・化学(ばけがく)・物理の中の2つを選んで受験します。
んで、物理を避ける傾向が(苦手組も入る)あるかな~って。
いや、この学部の性質上、生物と化学(ばけがく)で正解なのですがね。
高度な数学ってもう、妄想みたいなもんです。
そう思うんです。
だってね、
『虚数』➡無いはずの数字
『無限にゼロに近づく場合の値』➡無限って何?ゼロじゃいけないの?
とか、突っこみ所満載なんだもん!
まあ、試験は努力でどうにかなりますよ。
でも『滑車』の問題が出た時点で(かなり基本ですよね(笑))、
横鹿(よこしか)はその時
『どーでもいいし…』
と思ってしまったんです。興味持てない…。
あとですね
『こりゃ駄目だ!』
と思った事が高校時代にありました。
数学の先生が千葉大の数学科出身の(お世辞でなく)かなり美人で色気もある女性教師でした。
国公立の数学科です。
その世界は分からないので何とも言えませんが、かなり優秀だとは思います。
ある証明の解き方を説明してる時(数字が殆ど無く文字・記号ばかりの例のです)、
彼女は模範正解として白いチョークをカツカツならしながら無心に黒板に書き綴ってます。
そして、「カツカツっ!」と終ると笑顔で振り向き、
顔を上気させ、満足げに言い放ったのです!
「皆さん!この解き方、美しいと思いませんか?!」
みんな…いや、少なくとも横鹿(よこしか)は
『っはっ?』
『何?何が?』
と突っこんでました、いや、正直引きました。
多分、スマートな解き方って事を言いたかったのだと思います。
今でもあの恍惚とした表情は忘れられないです。
海外ドラマの『ナンバーズ』の世界なんですかね。
後日聞いた話だと彼女は数学科の大学院まで行っていたそうです。
机上で紙の上だけで延々と研究してる…
私達の肉体労働に近い研究とは大違いです。
…尊敬します。本当の理系ってこんな方なんだと思いました。
そして、そういう方がノーベル賞をとるんだな…と。
……長年そう思い込んでいたのですが
最近職場で友人になったTさん(♀)に
「私は物理学科に行きたかった」
と告白されビックリしました。
……家の事情で薬剤師になる事を強要されたとの事…。
あぁ、そうでしたか…。
誰もが好きに将来を決められるわけではない…。
少なくとも、横鹿(よこしか)は自分で希望したのですから幸せなのでしょう。
今回はこの辺で、失礼します。
横鹿(よこしか)
