将来、薬剤師になりたい、とか何か資格をとか
はたまた子供を薬剤師に!とか思わくがある方もいらっしゃるかと思います。
純粋に、薬学とか化学(科学と分けるため『ばけがく』とあえて発音します)を学びたいならどこでも構いません。
当人のヤル気次第です。
親が薬剤師の場合、業界に詳しいため何の説明も不要でしょう。
まぁ、6年制になってしまったため
『ったく、余計に金がかかる!』
とか
『カリキュラムが甘い! もっと勉強させろ!』
とか
『私達の時代はバイトなんかやる暇なんて無かった!』
とか……
職場で聞きますかね~(笑)
何にも知らない方がとにかく『薬剤師の資格』を取るために大学を選ぶなら注意しましょう。
黒いドロドロした本音の部分は、2チャンネルなど検索すれば、ただ漏れてきてます。
…それも有りですがね。
まず、公表された国家試験の合格率は当てになりません!
これは…言うと
『あっ、それ言っちゃうっ?』
って反応されそうですが、
…公然の秘密なので…
①合格率が限りなく100%に近い大学は、すんごく大学内で足切りをしてるためなので、逆に注意。
②偏差値がすっごく高いのに、合格率が低いのは薬剤師ではなく研究者を育てているため(主に国公立に多い)。➡ある意味正直!
③真面目に勉強していても平均が70%前後であることを念頭に全体を見ること。
➡医師の国家試験に比べてもかなり低い(医学部にも学内で足切りがあるのでしょうが)
他に学部としての特徴は、
薬学部は単科大学も多く特殊なので、その内情や本当のランクは業界の方や目指そうとしている学生にしか分かりません。
また、新設校はまだ、運営(教える教授達も含めて)安定してないので注意。
余りにずさんで、誰も合格できず親から訴えられた事例もあるそうです(お金は法外に取って…)。
新設校➡法が改正されて比較的新しく出来た薬学部を指す。
ちなみに、あくまで傾向ですが、偏差値とかかるお金は反比例の関係があります
➡まぁ、頭が良い方がお金が安く済む…って事です…(…理にかなってますね)
それから……
上手い事、国家試験に受かってもその後、皆さん口には出しませんが、
出身大学によって明らかなカースト制度(身分格差)があります。
これは、法学部・医学部などにも共通するところでしょう…。
官僚と違って出世に関係はありませんが、たまに口や態度に出してしまう方がおり、揉める場合もあります。
横鹿(よこしか)の場合、新卒で入った会社で国公立出身(結構良いランク)の同期の女子が、ついた男性先輩に対し
「⚪⚪大出身のくせに!」
と皆の前で罵って(ののしって)大問題になった事がありました…。
『…それは思っていても言っちゃ駄目~』
流石の同期達でも庇えませんでした。
まぁ、主に受験当時の偏差値で判断されるわけですが…
低い薬学部出身の場合、ずっとコンプレックスに悩むとかあるわけで。
そんな方が上司にいる場合、とても気を使うそうです。
➡更にストレス⤴
毎年合格率を偏差値とともに発表する業界紙 [日経DI] という月刊誌があり、殆どの調剤薬局にあります。
その季節になるとその上司のために目に触れない様に気を使い、新人にはそのネタは話題にしないように言いふくんだり、面倒らしいです(笑)。
現実はいつでも残酷です。
楽に大学に入った所で、国家試験はみな同じ。
また、国家試験だけの勉強で受かっても応用がききません。
そして要領の良さも重要。
皆さんも要領の悪い薬剤師からお薬貰いたくないですよね…。
横鹿(よこしか)自信も基本、努力の人なのでまだまだですし、
ここまで来ても、まだ思い悩む日々…
人生に正解は無い…
もともと、そういう物なのかもしれないのですが…
それでも、知識を生かしての異なる職場もあるので
チャレンジしたい方は是非ともどうぞ!
今回はこの辺で失礼致します。
横鹿(よこしか)
