筋肉反射テストを主に使った
母とのやりとりです。
あくまでわたしの感じていることですので、
懐疑的な方・不快に感じる方はスルーしてくださいね。
忘備録的に残しています。
病院や処置の見解も個人のものです。
母は自分の病状については、
ほとんど誰にも話していませんでした。
なので、古い知人や親せきから
「ブログやFBで知った」と言われると
なんだか申し訳ないような気持になりますが、
自分の気持ちの整理のために、
もう少し綴ります。
母は抗ガン治療を途中でやめて、
あとは出てくる症状に対して対処するだけでした。
いずれ、腸閉塞を起こす可能性も知っていました。
そして腸閉塞の症状が出ると
何をするかというと
絶飲食
これを繰り返していくと目に見えて母の体力は落ちていきました。
そして8月に入ってからは、特に吐き気がずっと続くのですが、
腸液がずっと上がってきていて、
治療の副作用で圧迫骨折をしてしまった母は
姿勢を変えることもできず、
横向きにもなれなかったので、
溢れあがってくる腸液で窒息してしまうことの方が
先になるかもしれないといわれていました。
鼻から管を入れると口から上がってくる腸液が
管を通って出る分、窒息の可能性も減るし
本人も楽なので、
と処置をして下さるのですが、
母の左の鼻腔に、
どんな細い管も入らないのです。
食道が左寄りなので、
どうしても左に入れないと、
と先生もトライされるのですが、
母が痛くてたまらず
もうその処置ができませんでした。
姉と、どうにかして、その処置ができないだろうか、と話していたところ
あまり話せなくなった母が
身振りでグーを作って
それを自分の顔に向けて何回か振りました。
「お父さんがひどく殴って蹴ったから」と少し話しました。
わたしたちが小さいときは、
父の暴力はひどく、
わたしたちの目の前でよく母は殴られ蹴られていました。
お父さんやめて、とお願いした時がありました。
そうすると、怒りに火を注ぎ
さらに母をひどく殴り、蹴るのでした。
その時の記憶が体中に蘇ってきました。
そして
こんな死の間際まで母を苦しめていることに
やり場のない怒りを感じるのでした。
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