テーブルコーディネートの中で、最後に「彩(いろどり)」を加えるとしたら、
ナフキンを添えるといいでしょう。
テーブルコーディネートの基本として、食器類は、飾り立てることよりも、
シンプルに・・・「引き算」の感覚が、とても大切です。
ですが、季節感や、色を少し加えたいと思うときに、小物を使うとしたら、
ナフキン類はとっても便利です。
ナフキンは、そもそも、(披露宴などの会場、フレンチレストランなどで経験があるかと思いますが)
口をさっとぬぐったり、汚れた手先を拭きます。
この場合、問題なのは、
例えば、ご家庭でのおもてなしで、「ナフキン」が添えられていても、
それで、口をぬぐっていいものか・・・ゲストの方が迷ってしまうと言う点です。
このように「ゲスト」が要らぬ心配、気がかりをつくってしまうようなら、
かえって、おもてなしの心の妨げになります。
ですから、私は、生徒さんにもよく言うのですが、
ゲストの方が、ナフキンを汚せない、(汚してしまうのをためらわれる)
と、おっしゃった場合を考え、必ず「紙ナプキン」を添えるように、お話します。
ペーパーナプキンだったら、皆さんためらわずにお使いになるはずです。
今は、可愛い柄ものが出回っていますので、季節の柄などを、買い置きされるととても便利ですよ。
さて、画像にあるのは、日本に昔からあるいわゆる「手ぬぐい」。
最近は、「和」のブームからか、
おしゃれな雑貨屋さん、花屋さんに必ずといっていいほど、素敵な「手ぬぐい」が置いてありますね。
テーブルコーディネートの中では、
先に出てきたように、ナフキンとして使うのも良いですし、
いっそ、「おしぼり」として出されるのも素敵かもしれません。
これから、春夏にかけては、「手ぬぐい」のような生地は、使い勝手がいいですね。
(薄いので早く、よく乾きますよ)
モダンな「和」のテイストを取り入れるのにも一役買ってくれます。
ぜひお試し下さいね。
(上記、手ぬぐいは、いずれも東京・「吉祥寺・東急」の6階・「リヴァンス」で購入いたしました。すてきなお店です。)