あらすじ
執筆に格別な才能はあったが
突出するほどでもなく…
国文科を卒業して7年目
作家志望のフリーター
ユク・ドンジュ(チョンウ)は今
崖っぷちに立たされていた。
小説は落選続きで借金まみれ
友人にカードを持ち逃げされるし
問題ばかり起こす母親…
その夜も母親が事故を起こし、
金の工面に途方にくれていたドンジュ。
大雨の中、車を走らせていると
突然目の前に落雷が!
と、同時に
少年を轢いてしまった!!!
いや、轢くというより
ボンネットの上に落ちて来た!
という方が正しいのか?
落雷のせいかスマホが通じず、
倒れていた少年を車に乗せ
病院へと運んだドンジュ。
一度心停止になったものの
少年は一命をとりとめたが、
そのまま昏睡状態に陥ってしまった。
少年の側に落ちていた
リュックを持ち帰ったドンジュは
少年の身元を調べるため
リュックの中を探してみると…
ある殺人事件を書いた『神は死んだ』
という小説の原稿を見つけた。
その小説の素晴らしさに
圧倒されるドンジュ。
少年の容態も心配だが
まずは金の問題を解決するため
同じ文学サークルだった
財閥の御曹司で出版社代表の
イ・ミョンソク(イ・ギウ)に
金を借りに行ったドンジュだが…
才能はあるかも知れないが
入選するようなレベルじゃない。
作家になるのは諦めて
宝くじでも買え!と言われてしまう。
思わずカッなったドンジュは
持っていた『神は死んだ』の原稿を
ミョンソクに渡してしまう!
自分が書いたものだ…と。
この小説を気に入ったミョンソクは
ベストセラーにしてやる…と、
ドンジュに契約を申し出る。
少年は昏睡状態が続いていて
家族からも捜索届が出ておらず、
金の問題を解決したかったドンジュは
ミョンソクと契約を結んでしまう。
それから2ヶ月後、
小説は出版されるやいなや
話題作となった。
ドンジュは契約金で借金を返済し、
会社が準備した高級車に乗って
豪華なマンションに引っ越した。
もともと真っ直ぐな性格で
他人の小説を盗んだことに
常に罪悪感があったドンジュだが
金の苦労のない生活を満喫していた。
ところが、その矢先!
少年の意識が戻ったとの連絡が!!
ついに嘘がバレる時が来た!
と、ビクビクしながら
病院へ向かったドンジュだったが…
少年は記憶を失くして
自分の名前すら憶えていなかった。
一方、小説は売れ続け
多くの人が手にすることになり
ある人たちに疑問を抱かせた。
27年前の事件と似ているのか?
これは当事者でないと
描けない内容ではないのか?
…と。
静かな湖面に投げ入れた小石が
いつしか大きな波紋を描くように
『神は死んだ』によって
終わったはずの事件に注目が集まり
隠されていた真実が
27年の時を経て動き始める!!!
視聴感想
始まってすぐ分かるコトなので
書いちゃいますが…
実は、ヒョンソンくん演じる
記憶喪失の少年は
27年前からタイムスリップして来た
超能力少年バビル2世だったのです!!!
触れただけでその人の
『負の記憶』を感じるテレパスで、
瞬間移動や念動力などなど
いろんな能力があるんだけど…
それを自由に使うことはできない
役に立つような立たないような?
意外とポンコツな超能力
最初はこの超能力を使って
ちょっとした事件を解決したり
人助けをしていたので
そっち系のドラマなのかと思ったら
そうでもなくて…
あくまで物語の中心は
27年前に起こった殺人事件
色んな方向に物語が広がって…
こんなに大きく広げた風呂敷を
どう片付けるのか疑問だったけど
最後は上手いコトまとまりました
ツッコミ所はあれど
最後の最後までメチャ面白かった
キャストについて
ドンジュを演じたのが
チョンウさんだったからなのか?
主人公を最初から最後まで
好きになれなかったのに面白かった♪
という珍しいドラマでした(;'∀')
どうもチョンウさんの怒鳴る演技がダメみたい
とにかく!
ヒョンソンくんが良かった
怒ったり泣いたり笑ったり
神秘的な表情まで…
すっごく上手だったわ
チョンウさんとのケミも
ヒロイン?ではないけど
最初に小説と過去の事件を疑った刑事
パク・ヒョンス役はパク・ユリムさん。
映画『ドライブマイカー』出演の
女優さんだけど、映画を観てないし
彼女の出演ドラマは未観のものばかり。
雰囲気のある素敵な女優さんだけど
この役はちょっと違ったような
あの人との♥は必要だったのか?謎だわ…
いつもドンジュに軽くあしらわれ
ポンコツ担かと思ったイ・ギウ氏w
姑息で安定のヤなヤツだったわ
解放日誌は良かったけど…サイコパスとか
憎ったらしい御曹司役が多いよね~(;'∀')
最後まで悪なのか善なのか疑わせるトコ上手いわ!
最後は
これってSFファンタジーだったの?
って、思わなくもなかったけどw