6話後編です
翌日、結婚式場での撮影。
さやかにダメだと言われていたのに、会場に押し掛けて来た母。
忙しいさやかに代わって、町田が母の面倒を見る事になります。
ショーウィンドウのウェディングドレスを見て「やっぱり見たくなっちゃうわね、娘の晴れ姿…」と、町田に子供の頃のさやかの話を始める母。
昔、幼稚園で『花嫁さんごっこ』が流行っていた。
小学生だった亮ちゃんが花婿さんの役で、じゃんけんで勝った女の子が花嫁さんの役。
負けた子は牧師さんとか付添い人の役。
さやかは一度も花嫁さんになれなかった。
じゃんけんで勝っても他の子に譲っていたから。
「亮ちゃんのことが、大好きだったくせに。臆病なのよ、あの子。欲しいものを欲しいって、素直に言えるような子だったら、きっと…」と、母は眩しそうにウェディングドレスを見つめます。
そんな母の話を黙って聞いている町田。
このふるぽんの横顔が可愛いの
そんな時、トラブル発生!
男性モデルが急病で来れなくなり、身長が高い町田が代役を務めることになります
「何で俺がこんな事を…」と、忌々しそうに呟く町田。
ふるぽんしゅてき
「良いじゃない、楽しめば!ほら、お似合い!!」と、嬉しそうな杏子。
このまま式を挙げようか?と、冗談を言う杏子を…
「冗談でもそんな事言うな!頑張ってここまで来たんだろう?今までの努力、ぶち壊すような事言ってんなよ!」と、叱る町田。
「ゴメン。翔平の事を考えたら、言っちゃいけない言葉だった。今があるのは、翔平のお蔭。私をフッた翔平を見返したくて頑張ったの。でも、本当は違った。私のために嘘ついたんでしょう?私ね、二回傷ついたの。ウザイって振られたときに一度。それが私のためについた嘘だったって知った時にもう一度。私のために別れた?私の事、本当は好きだったんだよね?」
その杏子の言葉に「ああ。好きだったよ。」と、答える町田。
そんな二人の会話を聞いて、逃げ出してしまうさやか。
でも、二人の会話には続きがあったのです。
「お前と別れて…あいつと出会った。やたら手が掛かるし、面倒臭いし、いっつもイライラさせられるけど…。でも、気付いたら俺の方が励まされてた。俺にもまだやれる事があるんだって。ここでやり直せば良いんだって。そう思わせてくれたあいつに惹かれた。」
「でも、終わったんでしょう?」
「終わったよ。」と、杏子を振り返る町田。
「今は?二度目の今は?」
そう杏子に尋ねられた町田が「今は…」と答えようとした時…
スタッフが撮影開始を告げに来て、二人の会話はそこで終わってしまいます。
撮影が始まり…
町田と杏子が並んでいる姿に複雑な思いを抱えながらも、仕事を頑張るさやか。
その夜、一人で会社に戻ったさやか。
撮影した写真を見つめていると、母から電話がかかってきます。
さやかが慌ててマンションへ帰ると…
亮ちゃんと瑞希もいて、母がお好み焼き(広島だから?)を焼いていました
そして…
町田もこんな姿に
ふるぽんのエプロン姿!しかもピンク
さやかの堂々とした仕事っぷりが見れた事を喜んでいる母。
町田君のタキシード姿もステキだった。さやかのドレス姿も見たかった…と。
その流れで、亮ちゃんと瑞希はいつ結婚するんだ…と、矛先が亮ちゃんたちに向かいます。
「結婚だけが全てじゃない。俺と瑞希はお互いに差さえあって良い関係を築いているんだ。そういう生き方があっても良いんじゃないかな。」と、亮ちゃん。
それは誤魔化しだ。
お互いに向き合ったり責任を背負ったりする事から逃げてるだけなんじゃないのか…と、母。
その母の言葉に、何も言い返す事が出来ない亮ちゃんと瑞希。
そして、やっぱり「あなたはどうなのかしら?」と、町田を攻撃し始める母
「本当はさやかの事をどう思ってるのかしら?お母さんは町田君に確かめたい事があって東京に来たの。さやかの事どう思っているのか聞きたくて会いに来たの。このまま黙って帰ろうと思ったけど、やっぱりできない。どうなんですか?」と。
気まず~い空気が流れ…
「僕は…」と町田が口を開こうとした瞬間!
「もうやめて!」と、立ち上がるさやか。
全部嘘だ。自分たちはとっくに別れてる。
お母さんに心配をかけたくないから恋人のフリをしていただけ。
それだけだから、もう放っておいて!
…と、怒鳴ってしまいます。
その場にいられなくなったさやかは「お酒を買って来る」と、部屋を飛び出します。
さやかを追って来た亮ちゃん。
おばさんはお前の事を心配して…と、さやかを引き止めます。
「思い出したのかと思っていたよ。町田君と付き合っていた時の事を。」
「思い出してるよ。少しずつだけど。そのために一緒にいるから。でも…」
さやかは、記憶を取り戻したら杏子が町田の元に戻る事になっている…という杏子の言葉を思い出します。
「もう思い出したくない!思い出したら…終わっちゃう。」と、悲しそうにうつむくさやか。
さやかを見つめて、その手を伸ばそうとする亮ちゃん。
伸ばしかけた手を下ろした亮ちゃんは、記憶を失くす前のさやかの事を思い出していました。
「もう、終わりかも知れない。こんなんなら、付き合わなきゃ良かった。」
そう言って泣いていたさやか。
「いいよ、思い出さなくて!辛いなら、思い出す必要なんてないよ。」
予想外の亮ちゃんの言葉に驚くさやか。
その時、瑞希が二人を見ていることに気付きます。
「もうお開きにしましょうって。」と、二人の前に出て来る瑞希。
二人はもう帰って…と、部屋に戻って行くさやか。
部屋では町田と母が二人で後片付けをしていました。
ふるぽんの手首細っ
自分のせいで嘘をつかせてしまって悪かった。
でも、あなたに会いたいって気持ちは本当だった。
一度でも、娘の事を好きになってくれた人に…と、町田に話す母。
さやかが部屋に戻ると、母は帰った後でした。
すぐに部屋に入ってしまったさやかに話しかける町田。
「ずっと会いたいと思っていた。さやかのお母さんに。一度だけ、話した事があるんだ。」と。
二人が始めてデートした翌日。
打ち合わせの後で具合が悪くなったさやかを自分の部屋に連れて帰った町田。
その時、さやかにかかってきた母からの電話に出たのです。
母に言われて、さやかのために初めてお粥を作った町田。
ふるぽんのYシャツ袖めくり
さやかにお粥を食べさせた後…
また母と話す町田。
『あの子が恋愛できて良かった!』と、母がすごく嬉しそうな顔をしていた…と。
町田の話を聞いたさやかは、母の元へ駆け出します。
夜行バスに乗ろうとしていた母に、本当の事を話すさやか。
町田の事を好きだった頃の気持ちや、どうして町田を好きになったのか…そんな色んな事を忘れてしまったこと。
思い出したかったのに、思い出すのが怖くなってしまった。
どうしていいのか分からなくなってしまった…と。
そんなさやかに「だったら、こうしなさい。家に帰って、最初に町田君を見た時に感じた気持ち。それを大事にするの!それが今のあんたの思いだから。」と、アドバイスする母。
亮ちゃんと歩きながら、さやかの母が言った言葉に気付かされた…と言う瑞希。
「ちゃんと向き合わないと後悔するんじゃないかと思って。」
そう言って、瑞希はさっきさやかに手を伸ばそうとしていた亮ちゃんの姿を思い出します。
亮ちゃんに「結婚の事を考え直さない?」と、尋ねる瑞希。
母を見送って帰って来たさやか。
ちゃんと母と会えたと聞いて、「そううか…」と、安心したように微笑む町田。
さやかは母が言った言葉を思い出しながら町田を見つめます。
そして…
「好き。私、町田くんのことが好き。だから…恋人のフリなんてしたくなかった。町田君にとっては二度目でも、私には初めてだから。町田君を好きだった気持ちは、思い出せない。好きになった気持ちも、思い出せない。でも、一つだけハッキリしてる。今の私は、町田君のことが好き!」と、告白。
さやかの告白を黙って聞いていた町田ですが…
「じゃあ…同居はもう終わりだな。あなたがそういう気持ちなら、もう一緒に暮せない。言いましたよね?俺たちは別れてるって。すぐにとは言いません。なるべく早く、出てって下さい。」と、
それだけ言って部屋を出て行きます。
声を出す事も、動く事もできないさやか。
町田からの二度目の告白を思い出します。
町田がさやか母と話した二日後。
「好きです。南さんのこと。」と、告白する町田。
黙って下を向いているさやかを見て「やっぱり、俺じゃダメってことですか?」と、尋ねます。
「違うの。ビックリして。二度も好きって言われて。」と、顔を上げるさやか。
町田はさやかの顔を見て、フッと笑います。
「じゃあ、俺と付き合いますか?きっとそれ…嬉し涙ですよ。」
微笑んで、頬を伝う涙を拭うさやか。
さやかがまた一つ、町田とのことを思い出して泣いていた時…
町田はさやかに告白したあの場所に立っていました。
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ついでだから、画像いっぱい貼っちゃいました
町田くんはさやかにOKもらうのに努力していたんですね…
昨夜は早く続きが観たくて、珍しくリアタイしました。
…が!
思いもしなかった別れの理由にビックリ
町田きゅんが可哀想~~
それで杏子がさやかをビンタしたんですね。
さやかめ~~
放送はあと3回。
どうなるのかな~
それでは、長文を最後までお付き合い頂いてありがとうございました
画像お借りしました。