これまで、ちょこっと感想を書いていた『理判事判』が先週、最終回を迎えました。
SBSの水木ドラマ。
韓国ドラマ初の判事を描いたストーリー。
*題名の『イパンサパン』は「一か八か」や「破れかぶれ」などの意味です。
主人公のイ判事とサ判事とかけてるのかも?
では、ストーリーの大まかなあらすじとドンハのシーンを中心に超ザックリまとめてみます。
ドラマを観ていない方には???な内容になっていると思いますが、良かったら読んでやって下さい
ネタバレありなのでご注意下さいね!
イ・ジョンジュ判事(パク・ウンビン扮)の兄チェ・ギョンホは10年前に女子学生キム・ガヨン強姦殺人犯として捕まり服役中。
当時、ギョンホに懲役20年の判決を言い渡した判事は、ト・ハンジュン検事(ドンハ扮)の母ユ・ミョンヒ(キム・へスク扮)でした。
ひょんな事から知り合った当時高校生だったジョンジュとミョンヒ。
泣いているジョンジュにミョンヒは「判事になれ」と言います。
それから10年間、ジョンジュの支えになってジョンジュが判事になる手助けをしてきたミョンヒ。
ジョンジュとミョンヒが親しくしていた事から、息子のハンジュンはジョンジュを好きになり母と同じくジョンジュを側で見守っていました。
苗字を変え、判事になったジョンジュ。
エリート判事のサ・ウィヒョン(ヨン・ウジン扮)はジョンジュの同僚です。
10年前、夫殺害の罪で服役中だった女の裁判に関わるうちに、兄ギョンホの事件に疑問を抱き始めるジョンジュ。
ギョンホも自分は無実で真犯人は別にいる!と、再審を求めます。
実はガヨンを殺したのは自分の父親で次期大統領候補のト・ジンミョン(イ・ドクファ扮)ではないかと疑っていたハンジュン。
ジョンジュがウィヒョンやハンジュンと共に兄ギョンホの事件を調べ始めた矢先、ギョンホはジョンジュと関わりのあった服役囚に事故を装い殺されてしまいます。
そして、三人が辿り着いた衝撃の真実。
女子高生を襲ったのはハンジュンの父ジンミョンで、夫の罪を隠すためにガヨンの首を絞めて殺したのは母のミョンヒだったのです。
さらに、事件が明るみに出ることを怖れたミョンヒは、ジョンジュと関わりのあった服役囚を言葉巧みにそそのかしてギョンホを事故に見せかけ殺害させていたのです。
自分の両親が…特に母親が殺人犯だった事に衝撃を受けるハンジュン。
ハンジュンはギョンホに罪を被せて懲役20年の判決を言い渡した張本人であるミョンヒが、なぜジョンジュを可愛がり判事になる手助けをしてやっていたのか理解でません。
その息子の疑問に答えるミョンヒ。
私は戻れない橋を渡ってしまったけど、ジョンジュが私の代わりをしてくれればと思った。
ジョンジュが法のままに私を止めてくれる事を願ったのだ…と。
ミョンヒはジョンジュが初めて法服を着た日、自分は法服を脱がなければならない…と、思ったのです。
ミョンヒはジョンジュが事件の真相に辿り着ける様に手助けをしながらも…事件が明るみに出る事を怖れていたのでした。
尊敬して慕っていたミョンヒにずっと裏切られていた事を知ってショックを受けるジョンジュ。
母の犯した罪によって、ジョンジュともう二度と会う事はできないと思ったハンジュン。
ハンジュンはジョンジュに会いに行きます。
『ジョンジュ、すごく辛いだろう?お前が今どれだけ辛いか、俺はちゃんと分かってる。だから母さんを許してくれだなんて言えない。俺が許せないのに、お前に許せだなんてあり得ないだろう?でもな、あんまり辛くなるな。俺はもうお前の側からいなくなるんだからな。』
『ああ…俺はマジでお前のお蔭ですごく幸せだったのに…。だから俺もお前を幸せにしてやりたかったんだ。なぜなら、それが俺がお前を好きでいられる最後のチャンスだったから。遅すぎたよな…。』と、微笑むハンジュン。
黙ってハンジュンの話を聞いていたジョンジュは『先輩…』と、呟きます。
『なあ、ジョンジュ…俺、最後に…』と、涙を拭って立ち上がり、
『最後に一度だけ抱き締めたらダメか?』と、ジョンジュを見つめるハンジュン。
何も言わずに立ち上がり、ハンジュンを見上げるジョンジュ。
ハンジュンはジョンジュを抱き締めます。
涙を堪え『ごめんな…。』と、呟くハンジュンでした。
この泣きながら微笑むドンハの演技が秀逸です
法廷でジンミョンとハンジュンが見守る中、自分の罪を認めるミョンヒ。
そして最終陳述に立ったミョンヒは、自分のような者が法服を着ていたら、この国に法や正義なんてものは無くなってしまう…と、夫と息子の顔を見つめた後、買収した看守に毒物を入れさせたペットボトルの水を飲んで…
『被告人、ユ・ミョンヒを死刑に処す!』と、自分自身に判決を下します。
でも、看守が毒を入れる現場を見ていたウィヒョンが、前もってミョンヒのペットボトルをすり替えていたために、ミョンヒは死ぬ事ができませんでした。
『申し訳ありませんが、被告人はそうすることは出来ません。そこに座っているユ・ミョンヒさんは殺人で起訴されている被告人であって、判事ではありません。被告人は本法廷が下した刑を受けなければならない。自殺は自己満足であり逃避です。』と、落ち着いた声でミョンヒに言うウィヒョン。
最終的に、懲役15年の刑を言い渡されたミョンヒ。
この判決を以て、ジョンジュの兄ギョンホの再審裁判でギョンホに無罪の判決が下ります。
そして…検事を辞めるハンジュン。
荷物を片付けながら寂しそうに部屋を見回します。
判決後、ミョンヒに会いに行ったジョンジュはどうして自分を判事にしたのかを尋ねます。
死ぬまで判事として勤め上げたかったミョンヒ。
夫のせいでそれも叶わなくなった時、泣いているジョンジュに出会った。
その時、ジョンジュを自分の分身として判事にさせて、自分を裁かせようと思った。
だからジンミョンの策略で、夫殺しの罪を着せられていた女性の無実を証明させるようにジョンジュを導いた。
ところが、ジョンジュが真実に近付けば近付くほど怖くなってしまった。
それでギョンホを殺させてしまった。お前に大きな罪を犯してしまった…と、告白するミョンヒ。
『教授(ミョンヒ)にとって私は持ち続ける事も捨てる事もできない時限爆弾だったんですね。
罪を償うために自ら命を絶とうと思っていたなら、絶対に許すことはできない。
日々罪を償い、教授が犯した事に向き合って下さい!』
そう言い捨てて、泣き崩れるミョンヒの前から立ち去るジョンジュ。
その夜、ウィヒョンに家に泊まりに来るよう誘うハンジュン。
ベッドに入ってウィヒョンに話し始めます。
『俺は今夜を最後にソウルを去る。この家にいたら母さんや父さんの事を考えてしまうから。ジョンジュの側にいるのも辛いしな。おい、もしお前がいなかったら、ジョンジュが心配で俺は行けなかったんだからな。お前がいるから俺は心置きなく去る事ができるんだ。ジョンジュをよろしく頼むぞ。お前がジョンジュを笑わせてくれよ!な!?あいつが笑うとどれだけ可愛いか知らないのか?』
『何で俺に?』と、尋ねるウィヒョンに大声で笑い出すハンジュン。
『頼むぞ、マジで!おい、お前知らないのか?お前がジョンジュを見るときの眼差しがどんなか分かるか!?俺を見る時とソックリなんだぞ!それがどんなのかと言うとな…深い悲哀の眼差しだ。』
そのハンジュンの言葉に、考え込むような表情になるウィヒョン。
ウィヒョンが眠ってしまうと…部屋を見渡した後、荷物を持って出て行くハンジュン。
車に荷物を載せると、自分の家を見つめてから去って行きます。
気配に気付いて追いかけたウィヒョンでしたが、もうそこにハンジュンの姿はありませんでした。
ソウルを去った後、青果市場で働いているハンジュン。
ジョンジュの写真を見つめています。
ハンジュンはここで、ジンミョンによって無実の罪を着せられ10年もの間服役していた女性とその息子の仕事を手伝っていました。
父親に代わって罪滅ぼしをしているつもりなのでしょうか…?
2年後…光州地裁に赴任していたウィヒョンの後を追って、同じ裁判所に異動願いを出したジョンジュ。
ウィヒョンは自分の部屋の隣に引っ越して来るジョンジュの部屋を整えてやったり、ジョンジュがやって来るのを楽しみにしていました。
久しぶりに一緒に働くことになった二人ですが、真面目な彼らに甘~い展開は殆ど無く
しいて言えば…
帰り道で夜空を見上げ、星がよく見える…と、感心するジョンジュに、こんなによく見えるとは今まで知らなかった…と、言うウィヒョン。
今まで星も見なかったのか?と、驚くジョンジュに『星よりも会いたい人がいたから。その人はもう僕の側にいるから、やっと星が見れます。』と、微笑むウィヒョン。
フフッと、恥ずかしそうに笑うジョンジュ。
二人でしばらく照れ笑いwww←私も恥ずかしくて直視できずww
『寒いだろう?寒いから焼き芋でも食べようか?』と、ウィヒョン。
『はい。』と、答えるジョンジュ。
歩き始めると、そっとウィヒョンの手を握るジョンジュ。
驚いて立ち止まり、ジョンジュを見つめるウィヒョンに微笑むジョンジュ。
繋いだ手をウィヒョンは自分のコートのポケットに入れて、二人はまた歩き始めます。
普通なら、星空の下でキスシーンと、なるのでしょうが、このドラマはそうはならない
その後、ジョンジュの部屋に入ったウィヒョンですが…結局、ジョンジュの手を握ったまま仲良く居眠り
色っぽい出来事は何も無く、寝過ごした二人は慌てて手を繋いで走る~www
まあ、二人の想いは一つのようですが…
ラストシーンも非常にあっさりしていました。
法服に着替えるウィヒョンとジョンジュ。
以前は上手くできなかったウィヒョン流の法服の着方を…
今ではすっかりマスターしているジョンジュ。
不正と戦い正義を学ぶ間、僕たちが纏う法服は重く、更に重く…
誰かにとっては恐ろしい刃でも、誰かにとっては希望にもなる
今日も僕たちは、隠された真実のために法廷へ向かう
法服を纏う判事は…
生きる正義であれと…
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ドンハ(ハンジュン)が悲しすぎる~~
『怪しいパートナー』の時から、ドンハの悲しそうな微笑みに釘付けです
こういう表情がとっても上手なドンハ君。
でも、今度は幸せになれる役で会いたいわ~
最初はこんなに重いドラマになるとは思いもせず…
主役二人も最近には珍しく健全な感じでした。
判事だったから???
評価は5個満点中
です。
今までの弁護士や検事のドラマと違って「罪を裁く」過程や法廷でのやりとりが新鮮な感じで面白かったし、事件の真相が少しずつ明らかになっていく過程も面白かったけど…。
何か少し物足りない感じがするような?
最後の方はドンハを見るために見てましたwww
これで現在視聴しているドラマは「ロボットじゃない」「ただ愛する仲」「ジャグラス」の3本だけになりました。
また面白いドラマが始まるといいな~
あ!久しぶりに日本のドラマも観てます。
ブロ友Rちゃんのオススメで「アンナチュラル」を。
窪田正孝くんも石原さとみちゃんも大好きだし、ストーリーも面白いです。
何より日本語なので、必死にならなくて良いからラクですww
公式ブログの縛りが無くなったので、このドラマの事も書こうかな?
それでは、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。