今週はストーリーが辛い展開で、胸が痛くなってしまいました
逆に『怪しいパートナー』が笑えて救われました
記事を読んでいて分かったのですが、前回『飾り紐』と書いていたのが『玉佩』と言う事がわかりました。←読み方わからないけど
では、5話です。
ネタバレになっているのでご注意くださいね。
ゴン(テモクの右腕)率いる辺首会の兵士たちに襲われた世子たち。
世子も剣を取り、ソンとチョンウンを守ります。
世子たちを攻撃しながら、世子の玉佩を握り締めているソンを目にするゴン。
手下がソンを捕まえようとした瞬間、官軍がやって来て逃げ出す世子たち。
テモクに世子を殺さないで欲しいと頼むファグン。
『私がいつ、世子を殺すと言った?生かすとも言っていない。』と言うテモク。
『世子様は偉大な王になります。お爺様が仰ったでしょう?』と、お茶の中に茶葉が一枚浮んだ茶碗を手に取り、テモクに見せるファグン。
『この茶碗が朝鮮なら茶は民で、その中にある茶葉は王だと。私たちはこの茶碗の主人になるんだと。だけど、腐った茶葉で淹れたお茶が美味しくなるでしょうか?』と言うファグンの言葉を聞いて『そうだとも。』と、笑うテモク。
自分が世子の心を掴んでみせる…と言うファグン。
揚水庁の水路工事について、水路工事に携わった職人を尋ねるハン・ギュホ(ガウン父)とペク・ムハ(揚水庁を世子に密告した兵士)。
水路を変えた事で、人々が水を飲めずに死んでいくのを見て胸が痛んだが…家族の事を思うと何も出来ないと言う職人。
今すぐでなく、後で家族の安全を確保できたら協力して欲しいと言うギュホ。
自分たちは世子様から命令を受けたんだ…と、ムハ。←つい「ハム」と書きそうになってしまう
彼らの会話を盗み聞きしている辺首会の手下。
一方、追っ手から何とか逃れたものの、まだ建物の陰に隠れている世子たち。
怪我をしたチョンウンに謝る世子に『私は護衛武士です。二度と私を助けようとしないで下さい!』と怒るチョンウン。
世子もチョンウンを庇って怪我をしていました。
安全を確認して来るのでここで待っているように言って『お前がしっかりとお守りしろ!分かったな!?』とソンに怒鳴って行ってしまうチョンウン。
怒鳴られて小さくなっているソンに『お前に怒っているんじゃなくて、私に腹を立てているんだから気にするな。』と、声をかける世子。
『なぜ私のような者に良くして下さるんですか?』と、世子に恐る恐る尋ねるソン。
『イ・ソン、お前は…私が初めて付き合った友だから。名前も同じ友だから。復讐を諦め、私を信じてついて来てくれる友だから。』と、ソンに仮面の奥から微笑む世子。
世子に『友』と言われて嬉しそうなソン。
このシーン好きですこの時のミョンスの表情がとても良かった
水路について分かった事を地図に書き込むギュホ。
全ての水が揚水庁に集まるように、水路は工事されていました。
だからウ・ボが『降水量が去年の二倍なのに井戸が枯れているのはなぜか?』と、世子に言っていたんでしょうね。
まだ確実ではないものの、その事実を掴んだギュホとムハ。
『揚水庁の後ろには辺首会がいる!』と、呟くギュホ。
ソン父が殺された事を怒り、揚水庁に乗り込むと言う村人?たちを『何もするな!自分たちの命を大切にしろ!』と言って止めるウ・ボ。
ゴンに世子の顔を見たのか?と尋ねるテモク。
賤民に変装していたが世子の玉佩を持っていた…と言うゴン。
デホ(揚水庁兵士のリーダー)もギュホが世子の命令で揚水庁の水路について調べていた事をテモクに報告します。
世子は心が弱い…と、手下から聞いて、それを利用しようと考えるテモク。
世子を捕まえるのではなく、自分からやって来るように仕向ける…と。
辺首会のメンバーである官僚から、世子の命令でギュホが揚水庁の水路を調べている事を知らされる王。
その官僚は王に、ギュホたちを世子の名前を騙ったとして王命により罰するように…と指示します。
揚水庁に手を出すと世子の命が危うくなる。世子を辺首会に入団するようにしろ。世子を辺首会を攻撃する王にしようと思うな。そんな事をすると王まで怪我をする…と脅迫します。
ギュホに水路の話をした職人や世子の替え玉たち(替え玉は何人かいたようです)を殺してしまうテモク。
世子の命令で揚水庁の水路の調査をしている事を聞いて、ギュホたちを止めるウ・ボ。
それが世子が生きる事で、お前たちも生きられるのだ…と。
お前の父親の事を王に直接話せ…と、ソンを一緒に王の前に連れて行く世子。
世子たちが王の部屋に入るや否や、ギュホたちに揚水庁を調査させた世子を怒る王。世子は王がその事を知っていたので驚きます。
『お前は世子だ!お前の無闇な行動が、どんな結果を招くか考えなかったのか⁉︎』と、叱責する王に『私が行動しなければ、誰が民を守るのですか!?』と、揚水庁が民を苦しめている事を話す世子。
王は『お前の恐れを知らない勇気が民を殺すのだ…』と言っても、言う事を聞かない世子に『揚水庁がお前の命の価値なんだ‼︎』と、思わず叫んでしまいます。
人払いをして世子と二人きりになる王。
王は世子の仮面を外し『お前が生まれてすぐ病気で死にかけた事を知っているか?』と、話し始めます。
それは病気でなく毒だった…と。
解毒剤を手に入れるため、揚水庁に水の利権を与え、後に世子を辺首会に入れる約束をしたこと。
世子を辺首会に連れて行かれないようにするため、世子の顔がバレないように仮面をつけさせた…と。
『申し訳ない、東宮…。』と、世子の手を取る王ですが、その言葉を信じようとしない世子。
でも、真剣な王の顔を見て、その手を引っ込め『王は天の息子…天に代わる民のための者だと仰いました。私もいつか王になるのだから、常に民のための者になれと仰いました。それなのに、民を苦しめる揚水庁が私のせいで作られたと仰るのですか!?』と、涙を流す世子。
父に世子嬪 になりたいと言うファグン。納得しない父に『私が世子嬪 になったらお父様は辺首会も王室も全て手にする事ができる。そうすれば、お父様はお爺様より力を持つ事が出来る…。』と、父をけしかけます。
ファグンに『明日、大妃様(王の正室)に会ってみよう。大妃様がお許しになったら、お爺様を説得しやすくなるだろう。』と言う父。
王の話を聞いて世子が呆然としている所に、世子の替え玉が部屋に入って来ます。
世子の命は揚水庁と同じだ。揚水庁を攻撃する事は世子の命を捨てる事だ。ギュホとムハを排除しろ…と話し終えると、泡を吹いて死んでしまう替え玉。
毒殺だと聞かされた王は、今すぐにギュホとムハを捕らえるように命令します。
世子の名前を騙ったとして、王命により連れて行かれるギュホとムハ。
王命を取り消すように頼む世子ですが『今は戦う時ではない!辺首会と戦える強い王になれ!東宮を部屋から出すな!』と言って、出て行く王。
父と一緒に大妃のもとを訪れるファグン。
ファグンの事は気に入ったが、お爺様が反対されるのでは?と言う大妃。
大妃様が許可してくだされば父も説得しやすくなる…と言うウジェ(ファグン父)に『そなたにその力は無いように見える。この国でテモクに逆らって生きていた者がいますか?我々にはどうする事も出来ない。申し訳ない。』と、ファグンに謝る大妃。ウジェは顔を引きつらせています。
でも、ファグンは『10年間…今のように10回以上お謝りになられることでしょう。』と言って微笑みます。

辺首会は世子の名を騙ったとしてギュホとムハを処罰するよう要求している…と言う王の言葉を聞いて、隣の牢屋にいたムハが『私はどうなるのですか!?』と泣き叫びます。
自分が全ての責任を負うのでムハを助けて欲しい…と。そして、ガウンの事を王に頼むギュホ。
ムハを解放する方法を見つけ、ガウンを守ると約束する王。そして、一つ頼みがある…と。
部屋に閉じ込められたまま、ずっとギュホを助けて欲しい…と泣きながら言い続けている世子。
ギュホが死んだら、ガウンの顔を見られなくなる…と。
ここから6話です。
部屋の外で、水も飲まずに泣き続けている世子を心配するチョンウンとチョン・ス。←世子は彼の名前をガウンに言っていたんですね。
そこに王がやって来て『東宮の望むようにさせろ。』と、チョンウンに言います。
チョン・スに変装して『世子様に言われて来ました!』と、ギュホの牢屋の鍵を開ける世子。
世子がギュホに出るように促しても、牢屋から出ようとしないギュホ。
ギュホは世子にガウンに宛てた手紙を預けます。
手紙を見て『逃げようとされないのはガウンのためですか?ガウンが怪我をしないかと心配されているのですか?』と尋ねる世子に、ガウンをよろしく頼むと言うギュホ。
『ガウンを安全な所に連れて行って、もう一度戻って来ます。少し待っていて下さい!』と言って走って行ってしまう世子。
『私はもう…』と、呼び止めようとしたギュホですが、世子がチョンウンの名前を呼ぶのを聞いて『世子様なのですか!?』と、チョン・スが世子だと気付きます。
ガウンのもとへ駆けつけ、ギュホと一緒に逃げるようにと言う世子。
お父様は何も悪い事をしていないのに、なぜ逃げないといけないのか…と言うガウン。
今は疑いをはらす術がないから、まずは逃げてくれ…と世子。
『お願いだから…』と、真剣な世子の様子にガウンも納得して…
『世子嬪にしてくださると約束されたのに!』と、ふてくされてテモクの前に座り込むファグン。
『だからダメなのだ。お前が本当に望む事なら、自分の手で掴み取れ。してくれと頼むな!』と言うテモク。
その祖父の言葉に『お爺様。先日の私の誕生日に、望む事があれば全てしてやると仰っていましたよね?ゴンを下さい。』と、頼むファグン。
孫娘のその頼みを面白そうに快諾するテモク。
解放されたムハはギュホの前に跪き、自分が調べたりしなければ…世子様に話さなければ、こんな事にならなかったのに!と、涙を流します。
『お前が何もしていなかったら、私は何も知らない愚か者になっていた。民が水のせいで死んでいる事が辺首会のせいだと知ることもなかっただろう。有り難う。』と、ムハに言うギュホ。
その言葉に泣きじゃくるムハに『お前に大変な思いをさせてしまう事になるのは分かっているが、頼みがある。世子様をお助けしてくれ。世子様が最後まで戦えるように、側に仕えて力になって差し上げてくれ。』と、頼むギュホですが…もうこれ以上無理です!と叫ぶムハ。
それでは、自分が斬首になる姿を娘に見せないようにしてくれ…と頼みます。
ムハと入れ違いにやって来て、ギュホの牢屋の鍵を開ける世子。
『ガウンを安全な所に送りました。もう安心してガウンのいる所にお行き下さい!』と言う世子を見て、姿勢を正し『世子様』と呼びかけるギュホ。
その言葉にハッとする世子とチョンウン。
私が死ぬのは揚水庁の調査のせいではなく、その後ろにいる辺首会のせいだと言うギュホ。
ギュホは王から『心の弱い世子が自分のせいでお前が死んだと勘違いして自分を責めるのではと心配だ。お前が、世子の動機と勇気になってくれ。』と頼まれていました。
『世子様が命を落としてしまわれたら、誰が辺首会と戦って民に水を取り戻すのですか?命を捨てて正義を選ぶ私を愚かだと思われますか?死に立ち向かう私の勇気が無駄だと思われますか?』と、ギュホ。
『そうではなく、あなたが死んだら…辺首会の事がなくとも、私が生きる自信がないのです。だから、生きて下さい。』と、涙を流す世子。
そんな世子に、強くおなり下さい!何も出来ないと勘違いされないで下さい!と言うギュホ。
世子が進む道のために死ぬ事は自分にとって光栄な事です…と。
ゴンから世子の護衛武士がギュホの娘を逃がしていたと報告を受けるテモク。
テモクは、これからはファグンの命令を受け、ファグンを守るように…そして、私に報告しろとゴンに言います。
ギュホの刑を取り消すように王に頼む世子。
そこに話があるとチョン・スが入って来ます。 辺首会が、明日世子が直接世子の手でギュホを殺さないと世子の周りの人たちを一人ずつ殺すと言って来た…と告げて、口から泡を吹いて倒れてしまうチョン・ス。
横たわるチョン・スを見つめながら、誰がこんな事を!と怒りを顕わにする世子。
息も絶え絶えに『こんなふうに死ぬと分かっていたなら…世子様のお顔を見ておくべきでした。』と、世子を見つめるチョン・ス。
その言葉に、チョンウンが止めるのも聞かずに世子は仮面を外します。
ついに世子の顔を見たチョン・スは『我が東宮様は…実に男前でございます。』と、嬉しそうに世子に微笑みます。
『そうだろう?そう言うと分かってた。』と泣きながら微笑む世子。
笑顔で世子を見つめたまま…息を引きとるチョン・ス。 そっと、チョン・スの瞼を閉じてやり…その名前を泣き叫びながら、チョン・スの亡骸を抱き締める世子。
このシーンを書きながら号泣

ゴンは世子と思っていた男と本物の世子は別人だった事に気付きます。 チョン・スを抱き締め泣きじゃくる世子を見て、ファグンも瞳を潤ませます。
外に出たファグンは『ゴン。もうお前は私の人だな?』と、ゴンに尋ねます。 『はい。』と答えるゴンに『私を守るなら、今から世子様に関する全ての事を秘密にしろ。お前がお爺様に秘密を話して世子様が傷付けば、私の心は裂けてしまうだろう。もし、お前の剣が世子様を刺せば、それは私の心臓を刺すことになるだろう。世子様が死ねば…私も死ぬのだ。だから、私を守るように世子様を守れ。それでこそ、私が生きるのだ。分かったな?』と、真剣な眼差しで話すファグン。
テモクとゴンの会話を聞いていたファグンは、ゴンが世子に手を出さないように釘を刺したのです。
我儘娘の気紛れかと思っていたけど、ファグンは本当に世子の事が好きなようですね。
ずっと泣き続けている世子に『お前の手でギュホを殺せ!』と言う王。
チョン・スが死んだのも、ギュホが死ぬのも全てはお前のせいだ…と。
『これがお前だ。朝鮮の世子、朝鮮の次の王!お前の一言で臣民の命が危険になるのだ。お前の間違った判断が、民を生かしもすれば殺しもするのだ!お前の決定が、朝鮮全ての民に影響を及ぼすのだ!それが…お前だ!』
王のその言葉に呆然とする世子。
父からの手紙を読むガウン。
世子様を恨むな。父さんが死ぬのは世子様のせいではない…生命でなく正義を選んだ父さんを理解してくれ。申し訳ない…そして、愛している。
父の死を悟ったガウンは、一人で父のもとへと馬を走らせます。
ギュホを殺す事はできないと言う世子に、そうしなければまた誰かが死ぬ事になると言う王。
『嫌です。いっそのこと、私を殺して下さい。私が直接行きます。私が辺首会を訪ねて、私を殺して、これ以上…』と言う世子の言葉を遮ります。
『強くなれ!王が死ねば誰が民を導くのだ!?お前がこんな事で朝鮮の世子と言えるのか!?』
『私が世子になりたいと言いましたか!?仮面をつけてでも私が生きたいと言いましたか!?ハン・ギュホを死なせてまで、私が生きる理由が一体何なのですか!?一体、なぜこんな事をなさったのですか!?なぜ辺首会と取引されたのですか!?なぜ、私を生かそうと揚水庁を彼らに与えたのですか!?なぜですか!?一体なぜなのですか!?』そう叫んで気を失ってしまう世子。
倒れた世子を抱き起こし『世子様が直接…世子様の手でハン・ギュホを斬首されるのです。』と、途方に暮れる王に言うチョンウン。
ウ・ボに『世界は間違っていると仰っていましたね。では、間違った世界を正せば、揚水庁を無くすことが出来るのですか?』と、尋ねるソン。
『揚水庁が無くなれば、世界は正されるのか?』と、ウ・ボ。
『王様ならできますか?』
『それは、王様に会ってみることだが…それは、お前が世界を正すよりも大変だろうな。(王様には)出来ないだろう。』と言うウ・ボに『王様にもできないのですか!?』と、驚くソン。
『王様は…朝鮮の主人ではないからだ。』そのウ・ボの言葉にソンは呆然とします。
ウ・ボとソンがガウンの家を訪ねると、村人がやって来てギュホが斬首されると叫びます。
そこに戻って来たガウンは『斬首ですって!?誰が斬首されると言うのですか!?』と、驚きます。
意識を取り戻した世子は、牢屋のような部屋に閉じ込められている事に気付きます。
『まさか!?』と、慌てて鍵のかかった扉を叩いて『そこに誰もいないのか!?』と叫びます。
鍵を開け、その扉を開いたファグンを見て『お前は、あの時温室で見た…』と、驚く世子。
『私を覚えておいでですか?』と、嬉しそうなファグン。
お前がここにどうして…と言うも、慌てて出て行こうとする世子。
世子に、馬をお貸しましょうか?と声を掛けるファグン。
処刑場へと急ぐガウンたち。
世子も馬に乗り、ギュホのもとへ急ぎます。
太鼓の音が鳴り響く中、処刑場の真ん中に座らされるギュホ。
そして、現れたのは…世子の仮面をつけたチョンウン!
父の姿を見て涙を流すガウン。
野次馬たちをかき分けながら『やめろ!』と、叫ぶ世子。
『うわ~っ!!』と叫んで刀を振り上げるチョンウン。
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展開が早いです。そして、スンホ君の泣きの演技がすごい!思わずもらい泣きしてしまいます
史劇は残酷な所もちょっと苦手です
8話まで観たけど、ミョンスの登場はこれから増えてくるでしょうね。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。