12話①です。
夕食にククスを食べに来たボンスンとミンヒョク。突然、ボンスンが食べているククスと、まだ箸をつけていない自分のククスを交換するミンヒョク。
『何してるんですか?』と怪訝そうに尋ねるボンスン。
『美味しく召し上がれ〜!』とニッコリ。
『ところで、一体ど~れくらい多くの女性とこんなふうに遊んでいたんですか~?』と、ククスの器を元通りにするボンスン。
『でも、ククスを分け合って食べた女はいなかった。お前が初めてだ。』
『嘘つき!』
『一旦、俺はこんなふうにククスを食べるような女に会う事がなかった。いつも、アジアの女性じゃなくて、グローバルだったから。』←?
『じゃあ、なぜ仕事が忙しくて女性と会う時間が無かったと仰ったんですか?』
『もちろん、無かったさ。』
『私がお父様から全部聞いたんですよ。沢山の女性問題で、と~ってもやっかいだったって。留学されていた時に。ずいぶん前から詐欺師だったって事ですね!』←これはヤキモチ⁇
『俺は小さい頃からアメリカに留学してたんだけど、高校生の時にまた戻って来たんだ。なぜ戻ったんだろうか?その日、女たちが俺を巡って凄い喧嘩をしたんだ。ハイドパークで女たちの嫉妬と欲望で俺は殺されるかと思ったんだよ。』
『あら~!?』
『お前は知らないんだよ。』
『ずいぶん若い時から、遊び人だったんですね。』
『いいや。もっとイケてた。』
『あの、代表さん…』と呆れるボンスン。
『ああ…でも、お前は何でいまだに「代表さん」なんだ?』と、その呼び方が気に入らないミンヒョク。
『じゃあ、何て?』
『俺は思うんだけど…。俺たちだけでいる時に、お互い愛称みたいなのが必要じゃないか?』『愛称ですか?何故ですか?別に付き合ってるわけでもないのに。』そのボンスンの言葉にカチーンとくるミンヒョク。
『うわ…。俺と全部しておいて!?する事は殆ど残ってないのに!?』と大声で言うミンヒョクに慌てて回りを見回すボンスン。
『あら?あらあら??これが付き合ってるんじゃなかったら何なんだ!?』と、大袈裟に驚いてみせるミンヒョク。『わ~っ!』と口を押さえる二人
『俺と恋愛感まで随分違うみたいだな。特別に開放的なんだな…。』と胸を隠すミンヒョク
『人に聞かれたら誤解されるでしょう!』とミンヒョクを叩くボンスン。
結局、いつものくだらない言い合いになる二人でも、どんな時でもボンスンを見つめるミンヒョクは、とっても幸せそうなのです
ここまでで2分ちょっとです!ビックリどこまで入るかしら
第12話『ヘルプ ミー』トボン洞に響き渡るサイレンの音に『犯人が捕まったのに何でこんなに安心できないの?』と売上を数えながら呟くジニ。
ボンスンが心配なチルグはジニにボンスンに電話するように言います。
『ボンスンを心配する事はないわ。ご近所が心配なのよ。』
『なんで心配したらダメなんだ?俺にとっては世界の何ものにも代えられないんだぞ。』と言うチルグを無視するジニ。カウンターの上にあったグクドゥオンマ(小説家)の本が見つかってジニに怒られるチルグ
釜山に向っていたギョンシム。←ここは釜山なのか、まだ着いてないのか??スーツケースを引っ張りながら、人気の無い夜道を一人で歩いています。
ギョンシムの前に突然現れたジャンヒョン彼の狙いはヒジではなくギョンシムだったのです。
驚くギョンシムに殴りかかるジャンヒョン。
結局、ヒジの後を付いて来ていた男は途中で違う道に入ってしまい…ヒジは目の前に現れたグクドゥに驚いて転んでしまったのです。今夜はジャンヒョンが現れそうに無いので、家まで送って行く…とグクドゥ。
一方、ボンスンを家まで送って来たミンヒョク。サイレンを鳴らして二人の横を通り過ぎるパトカーを振り返り、不安を感じるボンスン。
ギョンシムを抱えて歩くジャンヒョン。ギョンシムのスーツケースの横に緊急連絡用のスマートウォッチを投げ捨てます。
この近所はサイレンの音がするから気持ちが落ち着かない…と言うミンヒョクにボンスンも不安げな表情で溜息をつきます。ボンスンの肩に手を置き『ボンスン。お前がいくら力が強くて特別でも…俺にとっては、ただ守りたい女性なんだ。』と言うミンヒョク。
『守るのは私の専門なのに。』と言ってミンヒョクの手を取り肩から離すボンスン。
『ああ…。』と納得するミンヒョク。
『早く帰って下さい。』
『イヤだ~!』と言うミンヒョクに、思わず笑ってしまうボンスン。
俺を帰らせてどこかに行くつもりか~?とふざけるミンヒョク。早く行って下さいと言うボンスンに『お前が入るのを見たら行くよ。』とミンヒョク。
ミンヒョクに手を振りながら家に入るボンスンを見届けてから、やっと家路に着きます。
ジャンヒョンが投げ捨てて行ったギョンシムのスーツケースを見つける男。スーツケースと一緒にスマートウォッチとイヤホンを持ち去ってしまいます。
あいつに遊ばれてるんじゃないのか!?と、ジャンヒョンに腹を立てながら警察署に戻って来る刑事たち。
グクドゥに『チョ・ヒジさんはお前の彼女だろう?』と尋ねる先輩刑事。『はい。』というグクドゥの返事を聞いて、トボン洞ではなくハンナム洞まで行かされ、ジャンヒョンに踊らされていた事に気付くチーム長。
ギョンシムを車で連れ去るジャンヒョン。両手を縛られ、後部座席で泣き続けるギョンシム。
ジャンヒョンは車に積んだ無線機でグクドゥたちの会話を聞いています。
何だか全てをジャンヒョンに見透かされているように感じる刑事たち。グクドゥは廃車工場の事務室で、ジャンヒョンが何かの部品を組み立てていた事を思い出します。
再び廃車工場にやって来るチーム長たち。
作業をしている従業員を見て、『俺の中のアナログアンテナが言ってる。あいつは何か知ってる。』と確信するチーム長。
女性たちを監禁している場所に戻って来るジャンヒョン。
抱えていたギョンシムをベッドの上に放り投げます。
目隠しを外されたギョンシムは、必死に床を這って逃げようとします。『ト・ボン・スン!』そう叫んだジャンヒョンに、動きを止めて振り返るギョンシム。
『お前の友達のおかげで助かったと安心していただろう?』そう言ってギョンシムの手を縛っていたロープを外すジャンヒョン。
必死に側にあった柱に掴まるギョンシムに『お前にそうさせるために解いたんじゃないぞ。手を合わせて命乞いしろ!』と怒鳴るジャンヒョン。
恐ろしさのあまり泣きながら跪き、ジャンヒョンに向って両手を擦り合わせるギョンシム。
ギョンシムの身に、そんな災難が降りかかっているとは夢にも思わないボンスン。ギョンシムに『ギョンシム、何してる?ソウルにはいつ戻るの?私、あんたに話す事があるの。』とメールを打っています。
そのメールは、ギョンシムからスマホを奪ったジャンヒョンが読んでいます。『私、実は…うちの代表から告白されたんだ。』というボンスンからのメールを見て、呆れるジャンヒョン。
ギョンシムのフリをしてボンスンに『私は、あんたが力が強い事が羨ましい。』と返信します。『羨ましいって、何が羨ましいのよ?あんた覚えないの?私が高校生の時、4組のヒョンスを誤って叩いてしまって、どれだけ震え上がった事か…。』
そうだったね…と返信するジャンヒョン。
『いつも、ヒヤヒヤしていた。誰かを傷付けそうで…勿論、罪のない人を傷付けたら力が無くなるというジンクスのせいで。いっその事、そうしようかと考えてもみたけれど…。』
そのメールにジャンヒョンの顔色が変わります。
『罪のない人を傷付けたら力が無くなるのね…』というギョンシム(ジャンヒョン)の返信に違和感を感じるボンスン。
警察署の部屋の中で何かを探すグクドゥに何をしているのか尋ねる先輩。
『あいつが目撃者として証言するために、ここに来た理由は何でしょうか?』
盗聴器か盗撮カメラが仕掛けてある気がする…と言うグクドゥに、他の刑事たちも一緒に捜し始めます。
『もし、俺たちがあいつなら…どこに仕掛けるでしょうか?どこが、俺たちが一番よく見えるだろうか…?』と呟きながら部屋中を見渡すグクドゥ。そして…
壁に掛けられたテレビの下に取り付けられたカメラを見つけるグクドゥ。
グクドゥがカメラを取り外す様子は、廃車工場のモニターにしっかり映っています。
それを見て『やっと見つけたか。馬鹿なヤツらめ。』とニヤけるジャンヒョン。
そこにやって来た従業員の男に『母親の病院費だ。』と紙袋と注射器の束を渡します。
従業員に女性たちの食事の指示を出し、ギョンシムは太っているから一週間何も食べさせるなと命じます。←失礼なヤツ
『ああ、それと…俺が犯人だと言う事を、警察がやっと分かったみたいだ。今からがゲームの始まりだ!』と言ってモニターを睨みつけるジャンヒョン。
落ち着きがない様子でジャンヒョンの側を離れ、受け取った注射器を自分の腕に刺す従業員の男
ミンヒョクの地下室。 どうやらボンスニのデザイン画を描いているようです。
何となくギョンシムが気になって『ギョンシム寝たの?』とメールするボンスン。すると、すぐにメールが届きます。
『何してる?』とミンヒョクからのメール。
『もう寝るところです。』
『そうか。寝ろ、あの時みたいに出歩かずに。』
『分かりましたよ。』
すると、『お休みボンボ~ン♡』とミンヒョクのミニ動画が届きます。
少し笑って、自分も動画を撮り始めるボンスン。 ボンスンからの返信を待つミンヒョクのもとに…
届いたのは『うん。お休み、ミンミン♡』と可愛らしく言うボンスンの笑顔。
それを見て一瞬、思考停止するミンヒョク。そして、照れくさいのか?可愛くて仕方ないのか⁇
足をバタバタさせて、悶え苦しみ始めるミンヒョク『ああ~!ミンミンだって⁉︎』と笑うミンヒョク。
『どうやって、笑うだけで人を殺せるんだ⁉︎』と恐る恐る画面を見て、またニヤニヤ。
そして、再生。
自分の頬を叩き『寝ないと!早く寝ないと‼︎』と、ブツブツ。
『早く寝て、俺のボンボンの夢を見ないと…』と言いつつ、また再生。
『ああ、どうしよう⁉︎』と、またジタバタと悶え苦しみます。 『あと一回だけ見てからにしよう!』と、延々と一連の動作を繰り返すミンヒョク
そのまま楽しい夢を見ると思われたミンヒョクですが…彼が見たのはボンスンが誰かに襲われる夢でした。
誰かに首を絞められるボンスンに『ボンスン!力を使え!力を使えってば‼︎』と叫ぶミンヒョク。
『力が消えたんです‼︎』と苦しみながら答えるボンスンの声。
何かを暗示させるかのような、不吉な夢…。
ボンスン企画のキャラクターをデザインし直したミンヒョク。
『これがボンスニですか!?』と、嬉しそうに尋ねるボンスン。
『うん。お前と完全にソックリだろう?』と、得意気なミンヒョク。
『一体どこがですか!?』と二人の後ろから口を挟むコン秘書。でも完全に無視されてます
『気に入ったか?お前が描いてたのはスーパーマリオみたいだったじゃないか。三頭身でオーバーオールまで着て…。』
『オーバーオールじゃないですよ!ジャンプスーツですよ!』と怒って文句を言うボンスンに、気に入らないのなら自分で作ったボンスニにしておけ!と怒るミンヒョク。
慌てて『誰が気に入らないって言いました?そうじゃなくて…ただ目が、この目がちょ~っと大き過ぎるみたいで…。』と言い訳するボンスン。
『おまえも目が大きいじゃないか。大きくって可愛いのに、なぜ!?』と真面目に言うミンヒョクに『おお~』と呆れるコン秘書
『俺は何でも上手く出来るけど、絵はちょっとイマイチだな。』と拗ねるミンヒョクに『違いますよ~!すっごく似てますよ。私みたい』と、慌てるボンスン。
その言葉に満面の笑みを浮かべるミンヒョクと『一体どこがですか!?』と呆れて口出しするコン秘書。
『そうか!?じゃあコン秘書!グラフィックチームに送れ!』と、ご機嫌なミンヒョクと、コン秘書をキッと睨むボンスン。
『あっ!でも、脚が…脚がちょ~っとだけ長すぎるから、ちょ~っとだけ短くしましょう。』と、ボンスン。
『いや、でも、ちょっとじゃなくてもっと短くした方が…』と割り込むコン秘書を再びキッと睨むボンスン。
コン秘書がゴチャゴチャと口出している事に全く気付いていないミンヒョクは、もう少し背を低くした方がゲームのコンセプトに合ってるな…と納得します。
『俺は図書館に行って来るから、ちゃんと準備しておけよ、ト・インターン。ファイティン!』と言って出て行くミンヒョク。
ミンヒョクがいなくなると、ジロリとコン秘書を睨むボンスン。
何とか企画が仕上がったボンスン。
そ~っとミンヒョクのデスクを見ると、そこにミンヒョクの姿はありません。
コン秘書の部屋に行って、ミンヒョクがどこに行ったか尋ねるボンスン。
代表は、たまに一人で建物の中をウロウロするんです。それで、いつも社員たちは緊張しているんです…とコン秘書。
図書館を探してみるボンスンですが、そこにミンヒョクンの姿は無く…
こんな所↓にいました
ドアから顔だけ出して辺りの様子を窺っていましたが…ボンスンがやって来るのを見て、慌てて隠れるミンヒョク。
ドアの前を通り過ぎた瞬間『ボンスン!』と後ろから声を掛けられ、驚いて振り向くボンスン。
企画は全部できたから見て下さい…と言うボンスンを、ドアの中に入らせるミンヒョク。
『ここはセミナー室。カッコいいだろう?今日は、ここには何も(予定が)入ってないんだ。』と、悪そうな顔をするミンヒョク
『何も入ってなかったら何なんですか?何するつもりなんですか?』
『何か期待してるんじゃないか?』と、否定するボンスンを壁に追い詰めるミンヒョク。
そして、ボンスンに壁ドン
『俺がお前を守ってやる。世の中がお前に何もできないように。こんなふうに守ってやる。』そう言ってボンスンを優しく見つめるミンヒョク。
じっと見つめ返すボンスンに『お前、お前の気持ちを確認する時間が必要だって言ったよな?もう、答えてくれても良いだろう?』と尋ねるミンヒョク。
『ああ…。』と言って笑顔になってミンヒョクを見上げるボンスン。
『それはですね…』と答えようとするボンスンの言葉を遮り…
『いや。言わなくて良い。お前…全部見えてる。』と満面の笑みになるミンヒョク。
『おかしくなりそうだ!』と言ってウロウロして、
可愛くて仕方ないのか…『よしよし~』と、ボンスンの頭をナデナデ…
そんなミンヒョクを笑うボンスンを見て
『ああっ!そんなふうに笑うなって!』と言って胸を押さえるミンヒョク
ふざけるミンヒョクを笑いながら『行きましょう。』と言って、出て行こうとするボンスンの手を引っ張って壁に押し付けるミンヒョク。
急に真剣な顔になって近付いてくるミンヒョクを見て、戸惑いながら目を閉じるボンスン。
一生懸命に目を閉じるボンスンを見て、フッと微笑むミンヒョクは…
ボンスンの頬を両手で包んで…そっと、優しくボンスンの額にキスをしました。
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ミンヒョクのおでこキス素敵でしたね~普通に
するよりずっとトキメキました
途中のペクタクと不良たち、オドルピョのシーンはカットしました
時間が無いのもあるのですが、ストーリーに関係があるのか!?と思ってしまって
後で関係が出てきたら、その時ちょっと入れてみます。
ミンヒョクとボンスンのシーン以外は、なるべくまとめて書いていきたいと思っています。
では、最後までお付き合い頂いて有難うございました
画像お借りしました。