とにかく少しでも早く上げたくて、詰め込みました
11話①です。
第11話『タイミング』。
ボンスンとミンヒョクの様子を覗こうと玄関のドアに張り付いていたジニは、慌てて戻って来たボンスンとぶつかりそうになります。
『ねえ、ボンスン!アン婿殿は何で来たの!?何て言ったの!?』と興味津々のジニ。
『お母さん。私、今一人になりたいの。』と、ボ~っとしたまま答えるボンスン。
それでもジニがしつこく尋ねるので『あ~!ホントに!!知らないわよ!それに「アン婿殿」って言うのやめてよ!代表さんに聞こえたらどうするの!?恥ずかしいでしょう!』と怒るボンスン。
ボンスンの言う事を完全に無視して、占うからアン婿殿の生まれた日時を調べろと言うジニ。
『お母さん!お願いだから、やめてよ!本当に怒るからね!』と怒っても、かなりしつこく尋ねて、ボンスンを告白された余韻に浸らせてくれないジニ。
一方、告白した方は…
ソファーに座ってボンヤリしています。
さっきの告白シーンを思い出すミンヒョク。
『俺が、お前を好きになったみたいだ。』と言われて呆然とするボンスン。
『私は、こんな告白を初めて受けたので…考える時間をちょっと下さい。』
胸に当てていたボンスンの手を引っ張って、引き寄せるミンヒョク。
『どんな考えを、どうやってするつもりなんだ?』
『私の考えを整理して、私の気持ちを確認する時間がちょっと必要です。わ、わたし入ります。遅くなったので…さよなら!』と慌てて家の中に入って行ったボンスン。
その時の、目をまん丸にしてミンヒョクを見つめていたボンスンを思い出して、思わず笑ってしまうミンヒョク。
『ああ、どうしようか?あ~、もう!』とニヤニヤしながら立ち上がり、窓の外を眺めます。
『ボンスン、寝たか?』と呟き、ハァ~っと窓に息を吹きかけて…
指でハートマークを描く乙女なミンヒョク
胸がドキドキして眠れないボンスン。
体を起こして、大きく息を吐きます。
どうしても思い出してしまうミンヒョクからの告白。
『どんな考えを、どうやってするつもりなんだ?』
『私の考えを整理して、私の気持ちを確認する時間がちょっと必要です。』
『分かった。その代わり、時間を多くはやれないぞ。早く整理して俺の所に来い。』
そう言っていたミンヒョクの言葉を思い出して悩むボンスン。
その時、ボンスンの携帯にメールが届きます。恐る恐るメールを見てみると…
『明日、俺たち映画を観よう!』と、全く同じ文章がミンヒョクとグクドゥから届いています!
『ああ…私の人生にどうしてこんな事が…?どうしよう!?』と呟いて頭から布団を被るボンスンでした。
そして、またボンスンジュリエットとミンヒョクロミオが登場!
でも、今回は少し様子が違います。
お互いの名前を呼び合い手を取り合う二人に…
『何がロミオだ!!あんたが何でロミオなんだ!?俺がロミオだ!』と、二人の間に割って入るグクドゥロミオ。
証拠を見せろ!と言うミンヒョクロミオに『証拠1、彼女の家と俺の家は敵同士だ。証拠2、彼女が本当に愛しているのは、俺だ!』と叫ぶグクドゥロミオ。ミンヒョクロミオとグクドゥロミオが『俺がロミオだ!』と言い合ってモメていると…『おい!あんた!私が(警察に)届け出してやる!』とキーキー言いながら割り込んでくるオドルピョ。
ミンヒョクを離せ!とポカポカとグクドゥを殴り、頭に噛み付いて大騒ぎ。
翌朝、『あんた!私が届け出してやる!』と夢と同じセリフをボンスンにぶつけるオドルピョ。
昨日はどうやってあんなに大きなテーブルを動かしたの?本当に一人でやったの?地震でも起きたの?と納得できない様子のオドルピョ。
惚けるボンスンにコーヒーを淹れて来るように命令します。
前回、オドルピョから言われたとおり、テーブルスプーンに山盛りの砂糖をコーヒーに入れるボンスン。
コーヒーの中に何か入れたのでは…と甘いコーヒーは嫌いと言うボンスンに毒見をさせるオドルピョ。
ボンスンが飲むのを見届けてから、自分も飲んで甘さが丁度いいと大満足。
そして、ボンスンにレポートを明日までに提出するようにと言って、A4用紙を10箱持って来るように命令します。
ブツブツ文句を言いながらも、言われたとおりに10箱いっぺんに抱えて来るボンスン。
それを見て、驚愕するオドルピョ。
やっと、企画開発待機チームに出勤できたボンスン。
まだミンヒョクが来ていないので、安心したような…ガッカリしたような…複雑な様子のボンスン。
そこへ、コン秘書がやって来てミンヒョクはセミナーで来るのが遅くなる事と、今日の午後に新ゲームのプレゼンがあるのでト・ボンスンさんも参加するように…と伝えます。
『えっ!私ですか?本当ですか!』と顔を輝かせるボンスンですが、コン秘書が行ってしまうと『ああ、顔を見たら何て言えばいいの!?一体…。ただ、何事もなかったように余裕で笑おうか?いや、違う。これは私のスタイルじゃないわ。』と悩んでいると、またミンヒョクとグクドゥからメールが届きます。
『お前、何で返事しないんだ?』と、また全く同じ文面です。
『何よ?二人はソウルメイトか何かなの?私にどうしろと!?ホントに~!』と頭を抱えるボンスン。
その頃…トンスルのお蔭で驚異的に傷と体力が回復して、トンスルの効力に感動しているペクタク。
『今日は仕事が多いの。映画には行けそうにないわ。ごめんね。』とのメールに『何で突然タメ口?』と不思議に思うミンヒョク。
同じ頃、グクドゥにもボンスンからメールが届きます。
『今日は仕事が多いんです。どうやら無理そうです。』とのメールに『何だ?突然、何で敬語?』と不思議に思うグクドゥ。送る相手を間違えたようですね。
『これって、親しくしようとしてるのか?』と呟くミンヒョクに『何がですか?代表。』と尋ねるコン秘書。
『俺に敬語を使っていた人が、突然タメ口をきいたって事は…』と嬉しそうにするミンヒョクを見て『代表はタメ口がお好きなんですね。それならそうと早く仰って下さらないと…。』と笑うコン秘書。何か勘違いしているようですね
オドルピョから渡されたボツになった企画書を読むボンスン。
その内容に『こんな企画で企画室の社員になれるのに、私が何でインターンなの!?』と呆れるボンスン。
『私のゲーム「スーパーガールボンスン」の方がずっと良いわ!』とパソコンを開くと…
『わ~!今、本当に変だわ!私は今、まともじゃない!あ~、キム・ジャンヒョンを捕まえないといけないのに…。』と慌ててパソコンを閉じるボンスン。
ミンヒョクが私を同じ事務室で近くにいさせるからだ…と文句をいいながら、また刺されないか不安なのかな…と考えます。
『そうよ。そうだわ。私の側にいて怪我をする事が多かった…。』と、ミンヒョクがボンスンに足を踏まれて怪我させられた事や、代わりに刺された事を思い出すボンスン。
『近くにいたら私も危険だわ。ただ、ゲームを作る事だけを頑張ろうか?いや、違う。キム・ジャンヒョンを捕まえないと!』
ミンヒョクから告白された事やグクドゥの事も思い出してソファーに倒れこむボンスン。
企画開発待機チーム室で仕事をしていると、ミンヒョクから『お前、何してる?』とメールが届きます。
その時、初めてメールをミンヒョクとグクドゥに間違えて送った事に気付くボンスン。
その頃…
店員さんに『贈り物を受け取る友達が…すごく可愛いんです。』と自分で言って照れています。
仕事をするボンスンにグクドゥから電話がかかってきます。
『お前、今日はすごく忙しいのか?俺、今日はオフで時間があるんだ。映画を観るのが無理なら、ちょっと顔だけでも見るのに会おう。』とグクドゥ。
会社に遅くまでいることになりそう…と言うボンスンに、自分が会社に会いに行くから…と。
『ボンスン。お前の会社の代表に外までついて行くなよ。お前も、もう企画開発室に入ったなら、もうボディーガードでもないし。それに、あの人が退院したなら、これ以上看病する必要ないだろう?友達として忠告してるんだ。それに、俺がお前に友達として忠告するのは…今日が最後だ。一旦、会社に着いたら俺が電話する。後でな。』と言って電話を切るグクドゥ。
一方的に話して電話を切ったグクドゥに、不思議そうにスマホを見つめるボンスン。
グクドゥは、言いたい事を言ってスッキリしたのか…
笑顔で空を見上げています。
キム・ジャンヒョンを見張るチーム長。
彼がヒジを狙っているのでは…と考えます。
ペクタクからボンスンに送られた花輪を見かけるオドルピョ。
ちょうど、給湯室にいたボンスンを呼んで『彼氏なの?』と花輪の真ん中に飾ってあるペクタクの写真を指差します。
違うと否定するボンスンに、コピー用紙の箱を10箱一度に運んだ事を持ち出し『あんたの正体は何なのよ!正体を現しなさい!』と叫ぶオドルピョ。
『私の正体はですね…トボン区トボン洞に住むト・ボンスンです!』と答えるボンスン。
その答えに『あの日のテーブルもあんたがやったんでしょう?あんたは何なのよ~!』ヒステリーを起こすオドルピョ。
キョロキョロと回りを見渡し『実はですね…』と言ってオドルピョの耳もとに近付いて…
『宇宙人です。』と囁くボンスン
トイレで噂話をする女子社員。
さっきのセミナーでミンヒョクが『自分は女性が好きな男で、好きな女性が自分の会社の社員だ。』とカミングアウトした…と大騒ぎしています。
その会話を隣で手を洗いながら聞いていたボンスンは、水道の蛇口を壊してしまいます。
トイレから出て来たボンスンの目の前にミンヒョクが現れます。
社員たちと言葉を交わし、颯爽と歩くその姿に…
ボンスンに気付いて『ト・ボンスン!』と名前を呼んで、自分に向って歩いて来るその姿に…
思わず見とれてしまうボンスン。
『行こう!』と言ってボンスンの手を取るミンヒョク。
それを見て、社員やコン秘書はビックリ。
ボンスンも驚いて手を離すように言います。
『嫌だ。』と一言だけ言って手を繋いだまま歩いていこうとするミンヒョク。
『会社でこんな事しないで下さい。』と言うボンスンに…
『い~や!』とニッコリ。
『行くぞ!付いて来い!』と言って恥ずかしがるボンスンを引っ張って行くミンヒョク。
『あの女なの!?』『まさか…。』と、ボンスンを睨む女子社員たち。
企画開発待機室でボンスンのゲームのキャラクターデザインを見るミンヒョク。
『これが、お前の開発したいゲームか?そうだな。一旦、やってみよう。俺と一緒に。』とミンヒョク。
『えっ!?冗談を仰ってるんじゃないですよね?』と驚くボンスン。
『違う。何で冗談だと?お前は本当にちゃんと仕事をしないと!それが、企画開発チームに行って、正々堂々とお前がいられるんだよ。だから、昼ご飯を食べて、企画開発チームの会議に備えろ。』と言ってボンスンをお昼ご飯に連れて行こうとします。
『代表さん!一日に一食じゃなかったですか?』とミンヒョクを呼び止めるボンスン。
『うん。もう、そうしない。お前が一日三食食べるから。なのに、俺が一日一食だとダメだろう?』と言って部屋を出て行くミンヒョク。
その言葉に、少し嬉しそうなボンスン。
病院で、ヒジからの電話を受けるボンギ。
その会話はジャンヒョンに筒抜けです。
社員食堂で向かい合って座るミンヒョクとボンスン。
食事をしながらも、思わずミンヒョクに見惚れてしまうボンスン。
そこへ、コン秘書とオドルピョがやって来てボンスンたちと同じテーブルに座ります。
『美味しいか?ミニョク。さっき、車でお腹が空いたと言ってたじゃないか。』とミンヒョクにタメ口をきくコン秘書に驚く三人。
『うん。美味しいよ。お前も美味しいか?』と呆れながら尋ねるミンヒョク。
『まだ食べてないじゃないか~!』と言って笑うコン秘書。固まるボンスン。
見かねて『急に、狂ったの?コン秘書!代表に向って何で突然タメ口なのよ~?』と言うオドルピョ。
『ああ~。代表さんがタメ口が良いって!』と言って笑うコン秘書に、車の中で話した事を思い出すミンヒョク。
『コン秘書がタメ口で話すのは嫌だ。やめろ~!』と言って怒るミンヒョク。
素直に謝るコン秘書
突然、立ち上がって大声で喚き始めるオドルピョ。
『この女は本当に怖い女なんです。』と言ってボンスンがコピー用紙の箱を一度に10箱抱えた話をするオドルピョ。
『さっき、この女が私に何て言ったか分かりますか?自分が宇宙人だって。』と重大発表をしたように話すオドルピョを完全に無視して『お前が好きなおかずじゃないか。食べろ。』とボンスンのスプーンにおかずを乗せてやるミンヒョク。
嬉しそうなボンスンを見て驚くコン秘書とオドルピョ。
『何で皆、私の言う事を無視するのよ~!自分が宇宙人だって!力の強い女ト・ボンスンなんだってば~!本当よ!』とヒステリーを起こすオドルピョを完全に無視して食事を続ける三人。
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やっと半分です。ここで区切りますね
長くなりましたが、最後まで読んで頂いて有難うございました
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