新年早々、陰と陽について考える時間を持ってみました。
というのも、現在、会社の中でいろいろな方にインタビューをしています。
2007年からずっと携わってきた「改善」という文化がひとまず少し定着してきて・・。
何か良くしようという試み(意識)は植えついてはきたのですが、
私の中で何かが物足りない!!!と心が叫んでいました。
というわけで、異動を希望し、今のところ社内ぷー太郎に近い立場で、
今までの残作業をやっています。
ただ、それだけやっていてもつまらないので、新たに何本か企画ものを・・^^
そのうちの一つに、うちの社内での人財像を解き明かそう!というプロジェクトを密かに発動させています。
その一環で、11月末から社内の何人かにインタビューをお願いし、今までの仕事の仕方や大切にしてきた信条などをうかがってきました。
インタビューをすればするほどわかってくるのですが、組織システムの中では同じような意見を述べていても、一人ひとりの思想や経験には様々な色があります。
同じ立場の人でもそうなので、(人事システムがどうこうという話は脇に置いておいて)この会社というシステムで何が起こっているのかを探りたい!!
・・・何やら探偵のような気分になってきたのでした。
そこで浮上したのが「タオ」の思想。
今まで、タオマークは知っていましたが、きちんと学ぶのは初めて。
初めての学びには何といっても
「シントピックリーディング」が欠かせません!
今回選んだ本は以下の6冊。
易経〈上〉 (岩波文庫)/著者不明

¥756
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易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)/著者不明

¥882
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タオ自然学―現代物理学の先端から「東洋の世紀」がはじまる/F・カプラ

¥2,310
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身体症状に「宇宙の声」を聴く―癒しのプロセスワーク/アーノルド ミンデル

¥2,000
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成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論/山川賢一

¥1,365
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アカシック地球リーディング 5次元世界はこうなる (5次元文庫 (Zホ1-1))/ゲリー・ボーネル+高橋 克彦

¥620
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この6冊から得た学びを簡単にまとめますと・・
①陰と陽は相対立して固定で存在するものではなく、無限に変化し、相互作用するものである。
その過程で、陰が陽になったり陽が陰になったりする。
つまり、周りとの相対論であり、それ自体を指して何、という話ではない
②変化が起こってもそれはいずれ相殺される。
変化のタイミングや、変化の方向が大事であり、希望が個人の勝手な欲望レベルであれば、
それが無意識的に自分や他人へ悪影響を及ぼし、絶望へと変わってしまう。
(これも希望を強くもったゆえの相対論)
③この宿命を凌駕するためには、高い意識レベルでの超越が必要。
ある「檻」の中での相対論を「檻の外」から見れば一つのまとまったシステムに見える。
つまり、明暗・勝ち負け・善悪はあるシステム内での価値観による相対的判断にすぎない。
《まとめ》
日常的に起こる判断に対し、少し足を止めて、周りに起こっていることすべてに目を向けてみると
どうなるか、を考えていくと、自分がいるシステムの全体像が浮かび上がる。
それは、自分のシステム外の人の目を借りるのもいいだろうし、もしも可能ならシステム外から
眺める、ということをしてもいいだろう。
(自分自身をシステム外から見ることをメタ認知、と称しているのだと理解した。)
今現在会社に起こっていることに対して、私自身も善悪的な判断基準をもってしまっていたこと
に気付かされた2時間でした。
少し、大きな視点でうちの会社という「檻」を眺めてみるとまた面白いことが見えてくるかな、と
思いました。
さらに、檻の中は無限の変化が起きており、陰が陽になったり陽が陰になったりと、絶えず変化して
います。これらすべてを「そうだよね」と受け入れることができる人が多数派になったとき、
自分たちをシステム外から見る大きな目を手に入れることができるんだ、と感じました。
私が別で進めている「会社に3つのアイを取り戻せ!」プロジェクトの一つのアイ(eye)に
通ずるところがあり、なんとなくしっくりしだしてきました。
これを読んでいるあなたからも、たくさんの視点をもらって、高い意識レベルでの超越を目指して
いきたいな~と思った次第です^^
確かに超越している方って少し性別があいまいになっている方たちが多い。。
そういうことだったのかしらね・・^^