今日は、自分の仕事に役立つかな、と思い、組織変革にまつわる本をチョイスしてみました。
「組織変革のビジョン」
著者: 金井壽宏
光文社
/ 新書 / 254ページ / 2004-08-18
ISBN/EAN: 9784334032616
価格: ¥756
フォトリーで時間を測るということに初めてチャレンジ!!
結果、計67分かかりました。
(内訳)
①予習⇒準備⇒フォトリー⇒復習まで:28分
②活性化:29分
③マインドマップ:10分
ちなみに、高速リーディングに没頭してしまい、高速リーディングだけで約1時間。
これはありなのか???
ただ、一冊の本を読むのに1時間しかかからない、というのはやっぱりフォトリー効果かな。
■この本からの学び■
①変革の動機について
いろいろと描かれていますが、なかでも面白いな、とおもったことを紹介します。
1)自律性と一言で言っても、2つの自律性がある。
A.戦略的自律性(テーマを自分(たち)で決める)
B.戦術的自律性(やり方を自分(たち)で決める)
※「自律」と一言で言っても、その場に応じてどの部分の自律をしたいのか、がある。
テーマを自分で決めたい人たちにテーマありきの戦術的自律性を求めたり、
やり方は決めたいけどテーマは何でもいい、という人たちにやり方固定の戦略的自律性を求めると
志気の低下につながるので注意が必要。
⇒このギャップを生じさせないために必要なこと。
①「仕事を任せる」ときには
・自分は戦略的に任せたいのか、戦術的に任せたいのか、を明確にする。
・相手は戦略的に任されたいのか、戦術的に任されたいのか、を明確にする。
②①のプロセスにおいてギャップが生じた場合は、目的を達成するための「仕事の任せ領域」を
お互いに明確にして合意するプロセスを必要とする。
②忙しいからビジョンが描けない、というのは間違い。
⇒ビジョンを描かない(描く能力がない)から忙しいのである。
(ビジョンを描きつつ行う仕事は、たとえ大変だとしても忙しい(心を亡くす)ことにはならない)
③変革を起こす際にある「カベ」
これも色々ありますが、心に残ったものを紹介します。
・SAとLAの大きさを認識せよ!
SA:先行きに対する不安
LA:学習することへの不安、面倒くささ
⇒SA>LAのときに人(組織)は変革を起こそうと思う。
⇒経営トップやリーダーが危機感をあおることはよくなされていることだとは思いますが、
同時にLAを下げることもしないと人は変革を起こさないし、成長もしない。
今日も良い本に出会えたことに感謝!
恒例のマインドマップです。今日は見開き2ページ全部マインドマップ化してみました
