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大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ふと見た記事から派生して書いていこうと思います。


そこで今回は『「ソーシャルメディア募金で末期がんの青年が4億円」~火事場の馬鹿力~』ということについて書いていこうと思います。



●生産的なことをしていきたい●
こんな記事がありました。


『ソーシャルメディア募金で末期がんの青年が4億円』


別にソーシャルメディアをいかんなく使っている凄さを伝えたくて引っ張ってきたわけではありません。


よく「火事場の馬鹿力」と言われますが、危機的状況やここぞといった状況では思ってもない力って出るもんですよね。


それがもっと広範囲に広がったものが、この記事にあるようなものではないかなと思います。


「火事場の馬鹿力」に関しては下記の記事も参考にしてほしいと思います。


これですね。
『秘められた力を発揮する、火事場の馬鹿力の出し方 』


まぁ改めて僕の方で整理して書くのが面倒臭かったという本音は無視しておきましょう(笑)


さて話を戻します。


ガンになり、それも末期になり、仕事をするどころではない。


だからこそ時間が生まれ、だからこそ記事のような行為ができるという現実もあると思います。


皮肉なもんですよね。


健康そのもののときは忙しくて何も生産的なことはできないのに、病にかかってしまったときは時間ができ、世の中のためになる超生産的なことができる。


なんとも複雑な気持ちになります。


正直、これは僕も同じなんですよね。ちょっとレベルは低いですけど…。


今年に入って、大手予備校の方で新しく担当したクラス・講座が多すぎて、自分が本当にしたいこと(授業のネット配信や、京大志望者のための添削講座など)がいっこうに進みません。


もちろんこれが完全に生産的ではないとは言いませんが、対面で接する子たちだけに限定されるという意味では、生産性は限定されていると思います。


もちろんネットで授業を配信しても、それを見てくれる人が少なければ、僕のしたことの意味はないかもしれません。


でも、1人でも参考になったり、勉強になったりした人がいれば、それは非常に生産的なんじゃないかなとも思っています。


まだそこまでいっていないのが残念すぎるわけですが…。


それはさておき、上記の記事のように『残された時間が短いけど、ポジティブに考え、世の中の苦しんでいる人たちのために貢献する』という姿はどんな内容であれ尊敬に値しますね。


僕も忙しさに負けず、生産的なことができるよう努力していきたいと思います。
どんなことでも専門分野を限定していくことは重要ですよね。


そこで今回は『自分が勝てるところで勝負する重要性』について書いていこうと思います。



●すべての分野で勝つなんて無理がある●
どんな仕事でもそうですけど、『自分が勝てるところで勝負する』ということが大事ですよね。


確かに会社員の場合、自分が勝てるところがわかっていても、なかなかその場に行けないということもあると思います。


そういった場合は、『今いる場所を得意分野に変えていく』という必要があるため、苦労しますよね。


でも中にはうまくこなしている人もいて、自分の周りに自分以上に得意な人を置き、その人を最大限活用するということをしていますよね。


これも立派な『自分が勝てるところで勝負する』を体現したものだと思います。


かく言う僕も、もともとが数学の講師を目指していました。


いろんな事情で英語を教えるに至りましたが、今となってはこの発想は合っていたのかなと思っています。


昨年くらいからより一層有名になった林修先生も同じようなことを言っていました。


「自分が誰にも負けない分野は現代文で、その場で戦うことによって勝者になれる」と。


こういった発想は常にしていくべきだと思います。


これって受験でも同じだと思います。


自分が確実に勝負できるところでしっかり勝負する。


その代わり確実に勝つことが求められます。


それを達成した人が合格者として成功を得るのだと思います。


ともあれ、まずは『どの分野であれば自分が勝てる場所なのかを探すこと』ですね。


歩むべき道を決めることには苦労を伴いますからね。
ずいぶん解説のアップが遅くなってしまいましたね。すみません。

前回『センター試験』の2004年・本試、その問4~問6の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。

問4.Akiko had her bag (   ) and lost all her money.
 ① steal      ② stole
 ③ stealing     ④ stolen


《解説》
動詞の形を問う問題。

空所の前にhaveがあるので、使役動詞のhaveの用法を問う問題と考えれば良い。

“have 人 do”(人は「する」側), “have もの done”(ものは「される」側)という形で使う。

今回はOの位置にher bagという「もの」が来ているので、④stolenが正解。

問5.By the time the 2002 World Cup was held, soccer (   ) already become a leading sport in Japan.
 ① had       ② has
 ③ was       ④ is


《解説》
時制を問う問題。

"By the time SV …”「…するときまでに」があり、その節内が過去形となっているので、主節はそのさらに前の時制=過去完了形にすることが必要。

よって①hadが正解。

問6.The laundry won’t dry quickly (   ) it’s sunny.
 ① if        ② whether
 ③ unless      ④ since


《解説》
接続詞の意味を問う問題。

英文全体の意味は「晴れて(   )洗濯物はすぐに乾かないだろう」となる。

この文脈に合うものを選べば、③unlessが正解。

なお、"unless SV …”は「…しない限りは」「…する場合を除いては」という意味(unless = except when/ except if)である点に注意。