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大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

センター系のマーク模試を受けた人も多いでしょう。


そこで今回は『犠牲にするなら徹底的に犠牲にして成果を出す!』ということについて書いていこうと思います。



●中途半端な犠牲ではダメ●
もうすっかり5月ですね。


東進のセンター模試を受けた人はすべてに結果が返ってきているでしょう。


河合塾のマーク模試を受けた人は昨日はかなり疲労感があったでしょう(笑)


東進の模試に関しては相変わらず平均点が酷いですね~。


実際の目標ラインよりも1割~それ以上平均が低いものが多く、作成者か作成グループかわかりませんが、ちょっとレベルが低いのかな?と思ってしまいますね…。


まぁポジティブに捉えれば、賢い子たちがこぞって受けていないととれば正当な数値だと思います。


それはさておき、マーク模試を受けるこの時期は、予備校や塾によって講数は違うでしょうが、だいたい3~4講を終了している段階だと思います。


中間テストや期末テストの時期を抜いて考えると、だいたい1学期が12~13講くらいでしょうから、3~4分の1が終わったことになります。


なぜこんなことを書いているか?


それは『すでに1学期の3~4分の1が終わったという現実が本当に理解できているかを確認してほしいから』です。


きっと「えっ!? こんな時間ってないものなの!?」と思えるほど時間のなさを痛感しているでしょう。


想像を絶するほどの時間の経過の早さに驚いているでしょう。


でもそれが現実なんですよね。


そうです。恐ろしく時間は早く経過するんです。


ポジティブに捉えれば、そう思えている人は、それだけ身の詰まった勉強をできている可能性が高いのです。


ただもちろんネガティブな面もあって、それは『自分が思っているほどには勉強は先に進んでいかないし、なかなか習得もできない』ということです。


結局何が言いたいか?


それは簡単で、『今のペースのままいったら予想以上にできることが少ないと思えたなら、より一層ギアを上げて勉強に打ち込んでいく必要がある』ということです。


別にこれは「睡眠時間を削れ」という意味ではありません。


1分でも2分でも削れる余分な時間は削り、生み出すことができる時間はとことん勉強に費やしていくという意味です。


まだまだこれから多くの難関が待っています。


予想だにしないことだってあります。


特に多いのが、模試の結果が出なかったことによる自分に対する嫌悪感や無念さに時間をとられることです。


ついつい反省に時間を費やしてしまいがちです。


ついつい「俺にはやっぱり無理なんかな…」なんて消極的になってしまいます。


そしてそんな時間はこれまた恐ろしい早さで過ぎていきます。


こういったことも総合して考えれば、少しでもヘコんでいる時間はないんですよね。


無駄にダラダラしている時間なんてないんですよね。


せっかく1年間、いや実際には10ヶ月ほどを犠牲にして本気で勉強するなら、徹底的に犠牲にして取り組んでほしいと思います。
何事も向上心を失ったら終わりですね。


そこで今回は『自分の興味の持てる分野で、徹底的に野心・向上心・競争意識を持っていく』ということについて書いていこうと思います。



●まずは興味を持てる分野を徹底的に探す●
「ゆとり世代」と言われた謎の世代が終わりを告げ、すっかり競争世代?が帰ってきました。


まぁゆとり世代の最後の世代は「さとり世代」なんて呼ばれているくらいでしたからね…。


ただこういったグルーピングというかネーミングというのは本当に無意味なように思います。


1つには「こういったネーミングはかなりの場合、悪い意味で言っていることが多い」こと。


またもう1つに「10%とか20%という全体から見れば少数派を、あたかも多数派のごとく言い、その結果多数派はそれを聞きイライラする」こと。


こういった理由から無意味なように思います。


それはさておき、どんな世代でも必ず『野心を持っている人』『向上心を持っている人』『競争意識を持っている人』はいると思います。


これらは単語としては異なる意味ですが、全体としてはだいたい同じ意味を表しています。


つまり、『周りに単に流されるだけでなく、自分で明確な目標を持って、それに向かって取り組んでいき、その結果目標を達成する』ということです。


別に僕は全員が全員に勉強の世界で頑張ってほしいなんて思っていません。


ただ勉強の世界って、ある一定ラインではみんなに平等なんですよね。


ある一定ラインというのは、やはり勉強にも「センス」と呼ばれるものがあるからです。


言葉は悪いですが、化け物的な才能を持った人もいます。それも結構たくさんいます。


でも、こんな人の割合って、多いとは言っても上位3%、いや1%ほどしかいないと思います。


逆に言えば、他の97%~99%の人たちは微々たる差のセンスの中で戦っていると思っています。


だからこそ、『野心』であれ『向上心』であれ『競争意識』であれ、しっかり心に刻む想いを持って取り組んでいくことが重要だと思います。


でも、中にはどうしても勉強の世界には興味を持てない人もいると思います。


それはそれでいいじゃないですか。


きっとそういう人は全く異なった分野で『猛烈に興味を持てる分野』があるはずです。


どんな人間にも興味を持てる分野、『本気出して取り組んでみたい分野』があるはずです。


もし「そんなもんないよ…」と思っている人がいるとすれば、それはまだそういった分野に出会っていないか、出会う努力をしていないかのいずれかだと思います。


もし興味を持ったときに本気出して取り組めるものなら、それを探すために必死になったっていいじゃないですか。


そのためにいろんなことを経験し、失敗もしながら、その代わり興味を持てるものに出くわしたらその場で『野心』『向上心』『競争意識』を持って、徹底して戦っていく。


ゆとり世代と言われた時代とは全く違う、むしろ正反対の行動をとっていく。


そんな中で、興味を持てる分野でうまくいく喜びも、失敗したものの次に向けて努力していこうという思いも持てると思います。


何よりも『自分の興味の持てる分野で、徹底的に野心・向上心・競争意識を持っていく』ことが重要ですね!
すっかりゴールデンウィークですね。


そこで今回は『自分にとっての天職とは一体何?』ということについて書いていこうと思います。



●天職を探し続ける●
ゴールデンウィークを満喫してますか?


僕は満喫とは無縁の、ひたすら仕事に追われる日々を送っています(笑)


とは言いながら、授業が毎日あるわけではなく、幸い授業は休みの日もあるのですが、次の週に向けて黙々と準備を進めています。


そんな中、ふと思ってしまいました。というかむしろ昔から時折思ってしまうのです。


それは『今している仕事は本当に天職なのだろうか?』と。


以前書いたように、塾講師は3年もすると、超基礎的なことができるようになります。


10年もすればだいたいのことはできますし、自分の型も決まってきます。


もちろん「10年もすれば完成体になる」という意味ではありません。


ただ10年もすればだいたいの形にはなってくるわけですね。


もちろんここで止まってしまう人もいるでしょう。


さらに自分の技術に磨きをかける人もいるでしょう。


また違った道で能力を発揮する人もいるでしょう。


そして、全く違う職業に目を向け、そちらに走っていく人もいるでしょう。


そこで僕自身も考えてしまうんですよね。


『僕は一体どれに当てはまるのか』と。


もうかなりの年数を教育業界に捧げてきました。


自分が受験生だったときも含め、教育を受けていた時代からであれば、もう本当に長い時間を受験業界に費やしています。


だからこそ、「他の仕事ってどんな感じなんだろう?」と思うときも、やっぱり教育業界を中心に考えてしまいます。


これが良い面でもあるでしょうし、凝り固まった発想しかできないという意味では悪い面なのかもしれません。


もちろんいろんな職業を同時に行っていくことはなかなかに難しいことですから、あまりそういうことは考えていません。


ただ、それでも『自分にとっての天職とは一体何なんだろう?』と思ってしまいます。


あっ別に今の仕事に不満があるわけではありませんよ。


まだまだ働き方には不満はありますが、その分稼がせてもらっているので、そこはチャラかなと思ってます…(笑)


特にオチはありませんが、これからも時折『天職とは何か?』を模索し、今就いている教育職が自分にとっての『天職』だと信じられるように頑張っていきたいですね!