自分の興味の持てる分野で、徹底的に野心・向上心・競争意識を持っていく | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

何事も向上心を失ったら終わりですね。


そこで今回は『自分の興味の持てる分野で、徹底的に野心・向上心・競争意識を持っていく』ということについて書いていこうと思います。



●まずは興味を持てる分野を徹底的に探す●
「ゆとり世代」と言われた謎の世代が終わりを告げ、すっかり競争世代?が帰ってきました。


まぁゆとり世代の最後の世代は「さとり世代」なんて呼ばれているくらいでしたからね…。


ただこういったグルーピングというかネーミングというのは本当に無意味なように思います。


1つには「こういったネーミングはかなりの場合、悪い意味で言っていることが多い」こと。


またもう1つに「10%とか20%という全体から見れば少数派を、あたかも多数派のごとく言い、その結果多数派はそれを聞きイライラする」こと。


こういった理由から無意味なように思います。


それはさておき、どんな世代でも必ず『野心を持っている人』『向上心を持っている人』『競争意識を持っている人』はいると思います。


これらは単語としては異なる意味ですが、全体としてはだいたい同じ意味を表しています。


つまり、『周りに単に流されるだけでなく、自分で明確な目標を持って、それに向かって取り組んでいき、その結果目標を達成する』ということです。


別に僕は全員が全員に勉強の世界で頑張ってほしいなんて思っていません。


ただ勉強の世界って、ある一定ラインではみんなに平等なんですよね。


ある一定ラインというのは、やはり勉強にも「センス」と呼ばれるものがあるからです。


言葉は悪いですが、化け物的な才能を持った人もいます。それも結構たくさんいます。


でも、こんな人の割合って、多いとは言っても上位3%、いや1%ほどしかいないと思います。


逆に言えば、他の97%~99%の人たちは微々たる差のセンスの中で戦っていると思っています。


だからこそ、『野心』であれ『向上心』であれ『競争意識』であれ、しっかり心に刻む想いを持って取り組んでいくことが重要だと思います。


でも、中にはどうしても勉強の世界には興味を持てない人もいると思います。


それはそれでいいじゃないですか。


きっとそういう人は全く異なった分野で『猛烈に興味を持てる分野』があるはずです。


どんな人間にも興味を持てる分野、『本気出して取り組んでみたい分野』があるはずです。


もし「そんなもんないよ…」と思っている人がいるとすれば、それはまだそういった分野に出会っていないか、出会う努力をしていないかのいずれかだと思います。


もし興味を持ったときに本気出して取り組めるものなら、それを探すために必死になったっていいじゃないですか。


そのためにいろんなことを経験し、失敗もしながら、その代わり興味を持てるものに出くわしたらその場で『野心』『向上心』『競争意識』を持って、徹底して戦っていく。


ゆとり世代と言われた時代とは全く違う、むしろ正反対の行動をとっていく。


そんな中で、興味を持てる分野でうまくいく喜びも、失敗したものの次に向けて努力していこうという思いも持てると思います。


何よりも『自分の興味の持てる分野で、徹底的に野心・向上心・競争意識を持っていく』ことが重要ですね!