前回『センター試験』の2008年・本試、その問4~問6の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。
問4.For their safety and the safety of others, drivers must ( ) the traffic rules.
① observe ② overlook
③ test ④ violate
《解説》
動詞と名詞の組み合わせを問う問題。
『規則・ルール』などを表すrule「規則」、law「法」、regulation「規制」、code「規定」などを「守る」としたいとき使える動詞はfollow, observe, obeyなど。よって①observeが正解。
また他の選択肢は、②overlook「~を見落とす、大目に見る、見晴らす」、③test「~を試す」、④violate「~を破る」という意味。
問5.I think he is a very intelligent person, ( ) many people don’t agree with me.
① but ② for
③ which ④ who
《解説》
等位接続詞や関係代名詞に関する構造を問う問題。
今回空所の後ろを見ると、すべての要素が揃っている「完全文」となっている。
ただ③whichや④whoのような関係代名詞の節内は、「不完全文」(=名詞が1つ不足している文)になっている必要あり。よって③・④は×と判断できる。
あとは①but「しかし」と②for「というのは~だからだ」の意味判断。
空所を含めて英文全体の意味をとると、「彼は大変知的な人だと思います( )多くの人は私に同意しない」となるので、①butが正解。
問6.( ) his advice, we would never have finished the work on time.
① Accepted ② Excluding
③ Not for ④ Without
《解説》
仮定法関連表現を問う問題。
今回主節を見ると、would ... have finishedと"助動詞の過去形+have done"という形になっているので、『仮定法過去完了』だと判断できる。
であれば、空所を含めた"( ) his advice"が副詞となり、「~ならば」という意味を作ると判断すれば良い。
よって「彼の忠告( )、私たちは決してその仕事を時間通りに終わらせなかっただろう」の意味に合い、『仮定法』になるものを選択すると、④Withoutが正解。
②Excludingや③Not forでは文意が通じず×。
①Acceptedを選択すると、受動態の分詞構文となるが、受動態の場合、Oが1つ消えている形となっているはず。しかし、ここではhis adviceというOがあるので×とわかる。
問4.For their safety and the safety of others, drivers must ( ) the traffic rules.
① observe ② overlook
③ test ④ violate
《解説》
動詞と名詞の組み合わせを問う問題。
『規則・ルール』などを表すrule「規則」、law「法」、regulation「規制」、code「規定」などを「守る」としたいとき使える動詞はfollow, observe, obeyなど。よって①observeが正解。
また他の選択肢は、②overlook「~を見落とす、大目に見る、見晴らす」、③test「~を試す」、④violate「~を破る」という意味。
問5.I think he is a very intelligent person, ( ) many people don’t agree with me.
① but ② for
③ which ④ who
《解説》
等位接続詞や関係代名詞に関する構造を問う問題。
今回空所の後ろを見ると、すべての要素が揃っている「完全文」となっている。
ただ③whichや④whoのような関係代名詞の節内は、「不完全文」(=名詞が1つ不足している文)になっている必要あり。よって③・④は×と判断できる。
あとは①but「しかし」と②for「というのは~だからだ」の意味判断。
空所を含めて英文全体の意味をとると、「彼は大変知的な人だと思います( )多くの人は私に同意しない」となるので、①butが正解。
問6.( ) his advice, we would never have finished the work on time.
① Accepted ② Excluding
③ Not for ④ Without
《解説》
仮定法関連表現を問う問題。
今回主節を見ると、would ... have finishedと"助動詞の過去形+have done"という形になっているので、『仮定法過去完了』だと判断できる。
であれば、空所を含めた"( ) his advice"が副詞となり、「~ならば」という意味を作ると判断すれば良い。
よって「彼の忠告( )、私たちは決してその仕事を時間通りに終わらせなかっただろう」の意味に合い、『仮定法』になるものを選択すると、④Withoutが正解。
②Excludingや③Not forでは文意が通じず×。
①Acceptedを選択すると、受動態の分詞構文となるが、受動態の場合、Oが1つ消えている形となっているはず。しかし、ここではhis adviceというOがあるので×とわかる。