勉強した結果、何をできるようになったかを記述して蓄積する | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ちょっと前に書いた記事の別視点版を書いていきます。


そこで今回は『勉強した結果、何をできるようになったかを記述して蓄積する』ということについて書いていこうと思います。



●蓄積から自信を生み出す●
しばらく前に書いた『何時間くらい勉強したらいいですか?』というよくある質問に対する答えの別視点の記事を書いていこうと思います。


僕は『時間よりも密度の方が重要だ』と思っています。


だからこそ、むしろ勉強を始める前に何時間勉強するかを決めてしまい、その中で最大限密度濃くやっていくことが重要だと思っています。


ただここで問題なのは、『自分の勉強が本当に密度が濃いものかどうか』ということです。


これを自己点検できなければ意味がありませんよね。


そこで、そもそもの発想を変えてみてはどうでしょう?


「何時間勉強したかを競う」のではなくて、『今日勉強した結果、何ができるようになったかを記述していく』のです。


もちろんこの中には、今まで曖昧だったものが、その日の勉強でより正確に理解できるようになった内容も含めて良いと思います。


そして、そういった内容をノートでも良いですし、違った形態でも構いませんけど、しっかり記録として残していく。


そうすれば、着実に前に進んだ痕跡が残っていきます。


つまり『知の蓄積』ができていくわけですね。


そしてそれが自分のやってきた勉強に対する自信につながってくると思います。


正直勉強なんて終わりはありません。


僕は英語をずっとやってる人間ですけど、まだまだゴールなんてありません。


そして違った分野にも興味を持って勉強したりしますけど、なかなかまとまった時間もとれないので、少しずつしか進めません。


でも、ちょっとだけでも前に進んでいけば、それは何もしないよりも圧倒的に前に進んでいるわけですよね。


もし時間のない中勉強しないといけない状況の場合は、上に書いたように、『今日勉強した結果、何ができるようになったかを記述していく』ことをオススメしますね!