不安な気持ちを書き出して、ワーキングメモリーに空きを作ろう | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

今日はちょっと短めに書いていきますね。


そこで今回は『不安な気持ちを書き出して、ワーキングメモリーに空きを作ろう』ということについて書いていきます。



●脳の容量を大きく空ける重要性●
脳の仕組みは本当に面白いですね~。


僕は大学のときにほんのわずかに脳科学をかじっただけなので、決して偉そうに「脳科学ではこういうことがわかってるんだ!」なんて高らかに言うことはできません。


しかし、かじった経験から、どういったものが学習に役に立つのかということについては少しはわかるつもりです。


そんな中、脳の機能として存在する『ワーキングメモリー』、この存在は非常に重要になってきます。


コンピューターにも容量があるように、脳にも容量があるわけですね。


あまりにこの容量がパンパン状態だとフリーズしてしまう可能性が高くなってきます。それが脳においても同じようなことが言えるってことですね。


そこで僕たちからすれば、これから脳をフル回転で使う必要がある場合、いかに脳の中の容量を大きく空けておくかが重要になってくるわけです。


そこで出てきたのがこのような記事です。

『Writing about worries eases anxiety and improves test performance』(英語版)
『試験前に不安な気持ちを書き出すことでパフォーマンスが向上、「本番で実力を出せる」ように』(日本語版)


こういった内容は入試問題でも時たま出ることもあるレベルですね。


入試ともなれば不安にもなります。


でもそういったとき、ぶつぶつ独り言を言っていると周りから不審者がられます(笑)


そういうのをもろとも気にせずいける人はいいわけですが、一般的にはちょっと厳しいと思うので、そういったときに、このような『不安に思ったことを書いていく』というのが役に立つわけですね。


ここぞという場面のときには是非活用してみて下さい!