思ったよりもセンターリサーチの結果が良い子が多くて何より? | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ついにセンターリサーチが紙媒体で返ってきました。


そこで今回は『思ったよりもセンターリサーチの結果が良い子が多くて何より?』ということについて書いていこうと思います。



●檄を飛ばす●
昨日の夕方以降からセンターリサーチの結果を順次見ています。


まさに今日金曜日から紙媒体でのセンターリサーチの返却があり、それを順次見ていきました。


そんな中思ったことは…「思っていたよりもできているかな?」といったところです。


もちろん全員が全員成功しているわけではありませんが、全体としては良い方向の子が多くてほっとしました。


今年は「国語」がひどく、センターリサーチの結果でも全体平均が100点ほどだったので、おそらくこれはほぼ確定でしょう。


去年もたいがい酷く近年では最低点だったのですが、それをさらに更新しそうな勢いです。


実際模試を含めて過去問などでも170~180点をコンスタントに出している子でも、今回のセンター試験では130点台を出してしまったりと、非常に厳しい結果になっています。


また中間発表時点で、だいたい受験者の半数の集計が終わっている段階なのですが、この時点で最高点は194点。


つまり、誰も満点を出すことができない試験だったということになります。


もちろん満点を出せるように作るのが試験ではありませんが、センター試験としてそのレベルを出していくことはちょっと考えものかなと思います。


また、この「国語」で200点満点で100点未満の点でも、他の教科が良ければ、日本屈指の医学部に十分出すことができるという状況になっているのは本当に良いことなのでしょうか?


極端に言ってしまえば、『国語を勉強せず、他の教科をしっかり固めていく方が勝機がある』ということが言えてしまうような状況になっています。


これが普通の入試なら問題ないですが、センター試験という形をとっている以上、ちょっと考えものだという結論を変えることはできません。


さておき、とりあえず自分の生徒で、特に医学部志望の子たちはどこかしらプラスの点を出して2次試験に向かうことができそうなので、それはなんとかほっと一息ですね。


今日はそんな生徒とひたすら話をしていました。


さすが毎年のこととはいえ、ちょっと疲れました。


しっかり喝を入れながら、弱気になる心に檄を飛ばし次の道へと導いていこうと思います。