全体的な大コケはいないものの、国語問題作成社の毒牙にかかってしまった生徒多数 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

センター試験が終わり、自己採点結果を持って生徒がやってきました。


そこで今回は『全体的な大コケはいないものの、国語問題作成社の毒牙にかかってしまった生徒多数』ということについて書いていこうと思います。



●センターリサーチの結果待ち●
案の定国語でずいぶんやられている子が多かったですね…。


普段200点中180点は固くとってこれる国語に強い子でさえ、なかなかに悪い点を出していました。


今年の国語の現代文部分を作っている作成者は昨年と同じ方々なんですかね?


2年交代なことは知っていますが、どこで切り替わっているかまで確認していないので、詳細はわかりません。


しかし、もし去年と同じであれば、『センター試験を作成するには不適格な作成者だった』と言わずを得ない作成者だったようです。


どんな言い訳を最終的にしようとも、平均点を120点あたりに設定したいテストであるにも関わらず、100点付近になってしまうのは、『問題作成能力がない』としか言えません。


こんなことを大手予備校の模試でやろうものなら始末書ものですね。


まぁそういう先生たちはいくらでもいるのですが…(笑)


でもこの始末書は100点満点のテストで10点未満の誤差で始末書です。


そう考えると、十分始末書もの、もっと言えば、『金輪際センター試験に一切関わってほしくない人』ということになります。


まぁ怒りはこれくらいにして…実際にはそれ以外の教科は全体的には『まとも』な試験だったようで、全体としても平均は去年のようなことにはならなそうな様相を呈しています。


そんな中、僕の担当する医学部系の子たちが自己採点結果を持ってやってきました。


この子たちは一言で言うと、『第一志望に出せるかどうか、出して合格できるラインにいるかどうかはすべてセンターリサーチの結果次第』というものでした。


決して全体としては悪くない点数を出しています。


ただ去年の平均が酷すぎて、ちょっと読み切れない部分があり、さらには今年も国語が酷すぎたせいで、余計に読み切ることができません。


そこで今年に関しては、少なくとも今日持ってきてくれた子に関しては『センターリサーチと木曜の夕方~金曜の間に格闘する』ことになりそうです。


何とも今年も、いや例年以上に僕の判断力が問われそうな年になりそうです…。


少しでも合格の可能性を上げるためのアドバイスや指示を出していく必要がありますから、各人ともしっかり話し合いながら進めていくことになりそうです。


中には高2から持ち続けている子もいますから、最後の最後で僕が判断を誤って、アドバイスを誤って、少しでも合格の可能性を下げることのないよう、脳をフル活用していく必要があります。


でも、長い間担当しているだけあって、ヒントにできる部分も多いので、そこはヒントにして的確なアドバイスをしていきたいと思います。


ひとまず今日来てくれた子に関しては、「世紀の大失敗」的な大敗はいなかったので、ちょっとほっとしたところですね…。