ちょっと前になりますが、塾の卒業生が久々に訪問してくれました。
そこで今回は『卒業生が臨む次の道。就活に臨む姿に活力をもらう』ということについて書いていこうと思います。
●成功体験ってやっぱり大事●
京大クラスを担当し何年かになりますが、今年のクラスはプラスとマイナスの両方の感情が生まれるクラスとなっています。
プラスはというと、純粋にレベルが高く、しっかり集中して聞いてくれるところ、そしてしっかり吸収して学力に変えてくれるところです。
その一方マイナスはというと、学部の志望レベルが高いがゆえに、京大に合格するのが少々厳しいときに、夢を追い、志望校を京大から他の大学へ変更する子が少々出ていることです。
これは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはないんですね。
確かに英語だけ見れば十分に戦えるものの、他の教科を含めると、ちょっと京大には厳しいという子がいるからです。
もうすっかり模試のラッシュ期間も終えて、徐々に返却されてきている期間となっています。
こういった模試の結果を見る度に、「あっやっぱり志望大を変えようかな…」という思いになってしまうわけですね。
確かに現役生である以上、まずは現役で合格するのを最優先に考える子が多いわけです。
そうなると、こういった生徒の選択は否定できるものではありませんし、むしろ僕の方から勧めたりします。
とはいえ寂しい思いになるのも否定できません。
そんな中、卒業生が訪問してくれました。
2人同時に来たのですが、この子たちは高校まで同じ学校で、1人は薬剤師の道へまっしぐら、もう1人は京大でのんびりしてきたもののついに解禁された就活にまっしぐらの子です。
薬剤師の道へまっしぐらの子はまだまだ先が長いので、今はテストの嵐に苦しんでいる最中です。
その一方で、京大に行ったもう1人は今までずいぶんのんびりしたようです(笑)
京大の文系学部ともなると、いくら少しずつ厳しくなってきているとはいえ、やはり「モラトリアム満喫期間」なわけですね(笑)
とはいえ、ここから本当の目標に向かって頑張っていく時期です。
「就活が学業に勤しむべき大学生活と矛盾している行為じゃないか!」というお叱りもあるかと思いますが、ここではそれは議論せずにいきます。
この子は帰国子女でもあるので、バリバリの外資も含め、自分の目標とする仕事を模索しているようです。
ただ文系の子にとっては、昔から職業に対する大きな憧れや目標がない限りは、非常に難しい選択を迫られます。
正直言って、大学でやっていたことをそのまま使える職業なんてほとんどないからですね。
もちろん中には司法試験を受けて、法曹界に行くという専門職の道もありますが、こういった専門職を抜いてしまえば、本当に多種多様な道が待っているわけです。
そうすると、どうしても多種多様で、すべて自分が経験したことがない職業に応募し、これからの一生を決めなければならないわけです。
これは大学をどこにするかよりもはるかに難しいことのように思います。
もちろん京大まで行っているんです。それに見合った企業に入りたいという思いもあります。
でもその一方で、結局のところ「東大枠・京大枠」なるものがあって、その中で競い合う必要も出てくるわけです。
その結果、自分の思った企業には入れないことも多々あります。
でもやっぱり後悔はしたくない。
今の自分が思うベストを選択したいし、決定したい。
そういった思いが昔持っていたであろう『闘争心』となって復活してくるわけです。
こういった『闘争心』というのは本当に武器になるんじゃないかなと思っています。
受験勉強と就職活動。2つは全く違うものかもしれません。
しかし、『誰かが通れば、その分誰かが落ちている。その落ちた人に失礼のないよう全力を持って戦う闘争心を持っていく』、こんな点は共通しているように思います。
そして、このような少々似たところのあるものに臨む子が、昔、似たような世界で『成功体験』を持っていることは大きく有利に働くのではないかなと思います。
卒業してもう3年が経つ子たちですが、前にも増して輝いている姿を見せてもらいました。
こういった輝いている卒業生の姿は、僕たち講師にとっては非常に力になるものです。
もちろん卒業生の中にはもう社会人になっている子も多数います。
是非また会って話してみたいもんですね。
そこで今回は『卒業生が臨む次の道。就活に臨む姿に活力をもらう』ということについて書いていこうと思います。
●成功体験ってやっぱり大事●
京大クラスを担当し何年かになりますが、今年のクラスはプラスとマイナスの両方の感情が生まれるクラスとなっています。
プラスはというと、純粋にレベルが高く、しっかり集中して聞いてくれるところ、そしてしっかり吸収して学力に変えてくれるところです。
その一方マイナスはというと、学部の志望レベルが高いがゆえに、京大に合格するのが少々厳しいときに、夢を追い、志望校を京大から他の大学へ変更する子が少々出ていることです。
これは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはないんですね。
確かに英語だけ見れば十分に戦えるものの、他の教科を含めると、ちょっと京大には厳しいという子がいるからです。
もうすっかり模試のラッシュ期間も終えて、徐々に返却されてきている期間となっています。
こういった模試の結果を見る度に、「あっやっぱり志望大を変えようかな…」という思いになってしまうわけですね。
確かに現役生である以上、まずは現役で合格するのを最優先に考える子が多いわけです。
そうなると、こういった生徒の選択は否定できるものではありませんし、むしろ僕の方から勧めたりします。
とはいえ寂しい思いになるのも否定できません。
そんな中、卒業生が訪問してくれました。
2人同時に来たのですが、この子たちは高校まで同じ学校で、1人は薬剤師の道へまっしぐら、もう1人は京大でのんびりしてきたもののついに解禁された就活にまっしぐらの子です。
薬剤師の道へまっしぐらの子はまだまだ先が長いので、今はテストの嵐に苦しんでいる最中です。
その一方で、京大に行ったもう1人は今までずいぶんのんびりしたようです(笑)
京大の文系学部ともなると、いくら少しずつ厳しくなってきているとはいえ、やはり「モラトリアム満喫期間」なわけですね(笑)
とはいえ、ここから本当の目標に向かって頑張っていく時期です。
「就活が学業に勤しむべき大学生活と矛盾している行為じゃないか!」というお叱りもあるかと思いますが、ここではそれは議論せずにいきます。
この子は帰国子女でもあるので、バリバリの外資も含め、自分の目標とする仕事を模索しているようです。
ただ文系の子にとっては、昔から職業に対する大きな憧れや目標がない限りは、非常に難しい選択を迫られます。
正直言って、大学でやっていたことをそのまま使える職業なんてほとんどないからですね。
もちろん中には司法試験を受けて、法曹界に行くという専門職の道もありますが、こういった専門職を抜いてしまえば、本当に多種多様な道が待っているわけです。
そうすると、どうしても多種多様で、すべて自分が経験したことがない職業に応募し、これからの一生を決めなければならないわけです。
これは大学をどこにするかよりもはるかに難しいことのように思います。
もちろん京大まで行っているんです。それに見合った企業に入りたいという思いもあります。
でもその一方で、結局のところ「東大枠・京大枠」なるものがあって、その中で競い合う必要も出てくるわけです。
その結果、自分の思った企業には入れないことも多々あります。
でもやっぱり後悔はしたくない。
今の自分が思うベストを選択したいし、決定したい。
そういった思いが昔持っていたであろう『闘争心』となって復活してくるわけです。
こういった『闘争心』というのは本当に武器になるんじゃないかなと思っています。
受験勉強と就職活動。2つは全く違うものかもしれません。
しかし、『誰かが通れば、その分誰かが落ちている。その落ちた人に失礼のないよう全力を持って戦う闘争心を持っていく』、こんな点は共通しているように思います。
そして、このような少々似たところのあるものに臨む子が、昔、似たような世界で『成功体験』を持っていることは大きく有利に働くのではないかなと思います。
卒業してもう3年が経つ子たちですが、前にも増して輝いている姿を見せてもらいました。
こういった輝いている卒業生の姿は、僕たち講師にとっては非常に力になるものです。
もちろん卒業生の中にはもう社会人になっている子も多数います。
是非また会って話してみたいもんですね。