毎年何人かの再受験生に出くわします。
そこで今回は『強き心を持った医学部再受験生を支える』ということについて書いていこうと思います。
●再受験生の意気込み●
毎年国公立・私立を問わず医学部志望者のクラスを担当しています。
最近ではすっかり『医学部再受験』というのが当たり前になってきました。
『医学部再受験』というのは、「いったん他学部で大学に行ったものの、やはり医学部に行きたい!と思って、もう1回受験を頑張ること」です。
このような再受験生には2派あります。
一度大学に入ったものの、その学部に対する興味より医学部に対する興味の方が勝ち、卒業する前にやはり医学部を目指そうとする再受験生。
もう一方が、いったん大学を卒業した後、もう1度大学に通う先として医学部を選んだ再受験生。
このような2派です。
別にどっちが良いとも悪いとも思いませんが、それぞれに熱い想いを持っている子は多いですね。
前者の子は現役生のときであれ、浪人生のときであれ、「ひとまず大学生になることを最優先に考えたものの、大学に入ってからやっぱり想いは違うところにあった」と思っています。
正直、年齢関係なく受験生の頃と比較すると、大学1回生というのは非常に楽しいものだと思います。
精神的にもゆとりが生まれるし、純粋に遊ぶこともできる。
そういった意味では、今までまとわりついていたように感じられるものから解放されるわけですね。
そんな「自由」な状況からまた試練の場へ帰ろうというのですから、そうそう弱い意志ではありません。
まぁ中には「やっぱり医学部のがいいかなーーー」と曖昧に思っている子もいますが(笑)
また、後者の子の場合はもっと真剣な想いを持っている子も多いですね。
かつて担当していた子で、現在医学部にいる子なんて、1人は法律事務所に事務員として働いていたのに、小さい頃からの夢を叶えるため理系にまで転向しようと思った子です。
また別の子は、銀行に勤めていたにも関わらず、将来的に親や祖父母の世話がより一層できるようにと医学部に行くことを決心したわけです。
さらに僕よりも年上で、ずっと薬剤師としてやってきたものの、医者への想いが裁ち切れず、医学部志望になった人もいます。
こういった人たちはどうしても年齢もある一定ラインに達しているわけです。
そうすると、男女共に結婚や子供などといったことも考える可能性も高まってきます。
でも、そういった年齢を大学に入って過ごし、医師国家試験に合格することに注力するわけですから、必然的に結婚が遅れたりする可能性も高いわけです。
もちろん結婚や子供がすべてではないですし、別に医学部に入っている最中でも可能と言えば可能ですが、やはりいろんな事情で厳しいわけですね。
そんなこともすべて理解した上で人生の選択として、医者という道を選ぶべく、医学部志望として再受験をするわけです。
当然ながら気合いの入り方が違いますね。
現役生の間、それほど頑張ってこず、なんとなく浪人してしまったような子とは全然違うわけです。
自分が下した人生の決断の重みを誰よりも深く理解しています。
正直、今の僕にはこのような決断を下す自信はありません。
僕も昔は医者志望でした。
ただ講師という道を捨てきれず、むしろ講師への想いが勝ち、今に至るわけです。
昔は「もし講師をやってみて向いてなければ、もう1回受験して医者になろう」と思っていました。
でも実際にこの仕事に就いてしまうと、もう引き返せませんね。
やりがいを感じるのもありますが、今の収入をすべてなくしてでも医学部に行くという選択肢を取る勇気がないというのもあります。
だからこそ、上記のような『再受験生として医学部を目指す』という人には尊敬の念すら抱きます。
なぜか僕はこういった再受験生にやたら相談にこられるタイプなのですが、これからもこういった人たちに貢献できるようにしていきたいですね!
そこで今回は『強き心を持った医学部再受験生を支える』ということについて書いていこうと思います。
●再受験生の意気込み●
毎年国公立・私立を問わず医学部志望者のクラスを担当しています。
最近ではすっかり『医学部再受験』というのが当たり前になってきました。
『医学部再受験』というのは、「いったん他学部で大学に行ったものの、やはり医学部に行きたい!と思って、もう1回受験を頑張ること」です。
このような再受験生には2派あります。
一度大学に入ったものの、その学部に対する興味より医学部に対する興味の方が勝ち、卒業する前にやはり医学部を目指そうとする再受験生。
もう一方が、いったん大学を卒業した後、もう1度大学に通う先として医学部を選んだ再受験生。
このような2派です。
別にどっちが良いとも悪いとも思いませんが、それぞれに熱い想いを持っている子は多いですね。
前者の子は現役生のときであれ、浪人生のときであれ、「ひとまず大学生になることを最優先に考えたものの、大学に入ってからやっぱり想いは違うところにあった」と思っています。
正直、年齢関係なく受験生の頃と比較すると、大学1回生というのは非常に楽しいものだと思います。
精神的にもゆとりが生まれるし、純粋に遊ぶこともできる。
そういった意味では、今までまとわりついていたように感じられるものから解放されるわけですね。
そんな「自由」な状況からまた試練の場へ帰ろうというのですから、そうそう弱い意志ではありません。
まぁ中には「やっぱり医学部のがいいかなーーー」と曖昧に思っている子もいますが(笑)
また、後者の子の場合はもっと真剣な想いを持っている子も多いですね。
かつて担当していた子で、現在医学部にいる子なんて、1人は法律事務所に事務員として働いていたのに、小さい頃からの夢を叶えるため理系にまで転向しようと思った子です。
また別の子は、銀行に勤めていたにも関わらず、将来的に親や祖父母の世話がより一層できるようにと医学部に行くことを決心したわけです。
さらに僕よりも年上で、ずっと薬剤師としてやってきたものの、医者への想いが裁ち切れず、医学部志望になった人もいます。
こういった人たちはどうしても年齢もある一定ラインに達しているわけです。
そうすると、男女共に結婚や子供などといったことも考える可能性も高まってきます。
でも、そういった年齢を大学に入って過ごし、医師国家試験に合格することに注力するわけですから、必然的に結婚が遅れたりする可能性も高いわけです。
もちろん結婚や子供がすべてではないですし、別に医学部に入っている最中でも可能と言えば可能ですが、やはりいろんな事情で厳しいわけですね。
そんなこともすべて理解した上で人生の選択として、医者という道を選ぶべく、医学部志望として再受験をするわけです。
当然ながら気合いの入り方が違いますね。
現役生の間、それほど頑張ってこず、なんとなく浪人してしまったような子とは全然違うわけです。
自分が下した人生の決断の重みを誰よりも深く理解しています。
正直、今の僕にはこのような決断を下す自信はありません。
僕も昔は医者志望でした。
ただ講師という道を捨てきれず、むしろ講師への想いが勝ち、今に至るわけです。
昔は「もし講師をやってみて向いてなければ、もう1回受験して医者になろう」と思っていました。
でも実際にこの仕事に就いてしまうと、もう引き返せませんね。
やりがいを感じるのもありますが、今の収入をすべてなくしてでも医学部に行くという選択肢を取る勇気がないというのもあります。
だからこそ、上記のような『再受験生として医学部を目指す』という人には尊敬の念すら抱きます。
なぜか僕はこういった再受験生にやたら相談にこられるタイプなのですが、これからもこういった人たちに貢献できるようにしていきたいですね!