先日「自分の信念を貫くことが大事だ」ということについて書いていきました。そこから掘り下げていきます。
そこで今回は『言いにくいことを勇気を持って言い、希望を叶えてもらう』ということについて書いていこうと思います。
●心に響くことを伝えていく●
自分の信念を貫くことは非常に難しいことですね。
これがいかに難しいことかは僕自身が痛いほどよくわかっています。
正直、今まで仕事の決断で大きな間違いをしたことはないと思っています。
まだ大手予備校に行く前、僕は決して京大クラスや国公立医学部クラスなどを担当するような講師ではありませんでした。
もう少ししたの中堅層を担当しているのがメインでした。
しかし自分ながら思っていたんですよね。
そういったトップレベルを中小の塾でも担当していない講師が、大手予備校に行って、本当にそういった部分を担当できるようになるのか、と。
そこでちょうど先生が抜け、配置換えがある段階で、「国公立医学部クラスを担当させてもらえないか」という話をしていきました。
そうすると、その時の信頼からか、コマ組の問題からか、同時に京大クラスも担当するようになったわけです。
それからは本当に幅広い学年(中3生~浪人生)、そして基本的には上位層のクラスを担当することが多くなりました。
そういった意味では、ここでの僕の決断は合っていたように思います。
さて、僕はこういったように自分で決断し、今のところうまくいってきたわけですが、先日書いたように特に医学部志望者に対して、厳しく現実を突きつける必要のある時期にもなってきたわけです。
もちろん最終決断は生徒自身がするものです。
しかし、僕としたら現役生の場合は、なんとか現役で最大限希望に近いところに合格してほしいと思っています。
現時点で浪人してしまっている子の場合は、これでもう浪人が終わるように最大限希望に近いところに合格してほしいと思っています。
もちろんそれは医学部志望の子に限った話ではありません。
他学部の志望でも、大学の選択に悩んでいる子、そもそも学部の選択に悩んでいる子もいます。
そんな状況の中、決して入試は待ってくれません。
少しでも希望に添い、可能性を広げるためには、少々言いにくいことも言わなければならないときがあります。
現時点でかなり合格が厳しい子に対しては、ひとまず2次試験を忘れて、ただひたすらにセンター試験の点数を上げることを意識して勉強していくように促します。
もちろんそれが唯一今年合格できる可能性であることをしっかりと理解してもらった上で、です。
京大志望の子は京大志望の子で、どこまで京大入試と心中する覚悟があるかを聞いた上で、これからどう歩んでいくべきかをアドバイスしていきます。
正直、僕も心が痛いですね。
相手が聞きたくもないことを勇気を持って言わないといけないわけですから。
でも、こういったことは必要だと思います。
僕はかなり現実的な人間ですから、こういったアドバイスをして外したことはほとんどありません。
もちろんそれは普段から生徒として見ているからという理由もありますが、それだけ相手の嫌がるところでも積極的に入っていくからだと思います。
正直、心地よい言葉を投げかけて、心地よい気分になってもらうことも時には必要だと思います。
でも、そんな暢気なことを言っていて、結果的に泣きを見ることになってしまっては全くの無意味です。
これでも現役生対象の塾では毎年のように合格率トップを出していっています。
これは別に僕の授業が良いからではなくて、ただひたすらに現実をしっかり見つめたアドバイスを行い、それを着実に生徒が実行してくれたことによると思っています。
恐らく会社でも上司と言われるポジションの人は、少々部下に嫌われるのは覚悟で、成長を促すために厳しいことを時には言わなければならないでしょう。
もちろんそれを言って相手に通じるだけの人間関係と、ちゃんと結果を出していく能力は求められるとは思います。
でもそれ以上に、相手の痛いところに勇気を持って入っていけるその勇気が何よりも必要なように思いますね。
そこで今回は『言いにくいことを勇気を持って言い、希望を叶えてもらう』ということについて書いていこうと思います。
●心に響くことを伝えていく●
自分の信念を貫くことは非常に難しいことですね。
これがいかに難しいことかは僕自身が痛いほどよくわかっています。
正直、今まで仕事の決断で大きな間違いをしたことはないと思っています。
まだ大手予備校に行く前、僕は決して京大クラスや国公立医学部クラスなどを担当するような講師ではありませんでした。
もう少ししたの中堅層を担当しているのがメインでした。
しかし自分ながら思っていたんですよね。
そういったトップレベルを中小の塾でも担当していない講師が、大手予備校に行って、本当にそういった部分を担当できるようになるのか、と。
そこでちょうど先生が抜け、配置換えがある段階で、「国公立医学部クラスを担当させてもらえないか」という話をしていきました。
そうすると、その時の信頼からか、コマ組の問題からか、同時に京大クラスも担当するようになったわけです。
それからは本当に幅広い学年(中3生~浪人生)、そして基本的には上位層のクラスを担当することが多くなりました。
そういった意味では、ここでの僕の決断は合っていたように思います。
さて、僕はこういったように自分で決断し、今のところうまくいってきたわけですが、先日書いたように特に医学部志望者に対して、厳しく現実を突きつける必要のある時期にもなってきたわけです。
もちろん最終決断は生徒自身がするものです。
しかし、僕としたら現役生の場合は、なんとか現役で最大限希望に近いところに合格してほしいと思っています。
現時点で浪人してしまっている子の場合は、これでもう浪人が終わるように最大限希望に近いところに合格してほしいと思っています。
もちろんそれは医学部志望の子に限った話ではありません。
他学部の志望でも、大学の選択に悩んでいる子、そもそも学部の選択に悩んでいる子もいます。
そんな状況の中、決して入試は待ってくれません。
少しでも希望に添い、可能性を広げるためには、少々言いにくいことも言わなければならないときがあります。
現時点でかなり合格が厳しい子に対しては、ひとまず2次試験を忘れて、ただひたすらにセンター試験の点数を上げることを意識して勉強していくように促します。
もちろんそれが唯一今年合格できる可能性であることをしっかりと理解してもらった上で、です。
京大志望の子は京大志望の子で、どこまで京大入試と心中する覚悟があるかを聞いた上で、これからどう歩んでいくべきかをアドバイスしていきます。
正直、僕も心が痛いですね。
相手が聞きたくもないことを勇気を持って言わないといけないわけですから。
でも、こういったことは必要だと思います。
僕はかなり現実的な人間ですから、こういったアドバイスをして外したことはほとんどありません。
もちろんそれは普段から生徒として見ているからという理由もありますが、それだけ相手の嫌がるところでも積極的に入っていくからだと思います。
正直、心地よい言葉を投げかけて、心地よい気分になってもらうことも時には必要だと思います。
でも、そんな暢気なことを言っていて、結果的に泣きを見ることになってしまっては全くの無意味です。
これでも現役生対象の塾では毎年のように合格率トップを出していっています。
これは別に僕の授業が良いからではなくて、ただひたすらに現実をしっかり見つめたアドバイスを行い、それを着実に生徒が実行してくれたことによると思っています。
恐らく会社でも上司と言われるポジションの人は、少々部下に嫌われるのは覚悟で、成長を促すために厳しいことを時には言わなければならないでしょう。
もちろんそれを言って相手に通じるだけの人間関係と、ちゃんと結果を出していく能力は求められるとは思います。
でもそれ以上に、相手の痛いところに勇気を持って入っていけるその勇気が何よりも必要なように思いますね。